昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

プリティ・シングス 「エモーションズ」

2008-01-25 10:14:34 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは、
The Pretty Things 「Emotions」

67年発表の3rdです。

前作・前々作では、ガレージとR&Bサウンドが特徴的でしたが
今作はグっとポップになりました。

「Children」のような親しみやすいポップスや
「The Sun」や「Growing In My Mind」のように
メロウな曲もやるようになりました。

また「There Will Never Be Another Day」や
「Out In The Night」、「Photographer」などでは
ブラスセクションも取り入れたりして
バラエティに富んだ内容となりました。

「One Long Glance」では
ポップなガレージナンバーといった感じの曲をやってます。
ヒズミの利きまくったギターがなんとも良い味を出しています。

この作品の後、サイケバンド「トゥモロウ」からトゥインクが加入。
そして一層サイケになり、「SFソロウ」を作成します。
本作はその過渡期とされる作品ですが、良い曲が満載の1枚です。



ティラノザウルス・レックス 「ベアード・オブ・スターズ」

2008-01-18 10:40:16 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケは
Tyrannosaurus Rex 「A Beard Of Stars」

70年発表の4thです。
ティラノザウルス・レックス名義としては最後の作品。
本作からパーカッションにミッキー・フィンが加入し、
エレクトリックギターも初導入。
アコースティックサウンドにエレキギターの音色が
効果的に入るといったスタイルになりました。

今までのようにアシッドフォーク一辺倒と
いった感じではなくなり、エレキギターも入ったことにより
親しみやすさが少々プラスされたように思いますが
それでもまだまだアシッド的な雰囲気は色濃くあります。

一種独特の世界を繰り広げているのは今まで通りですが
ミッキー・フィンのパーカッションと共鳴するようなギターの音色と
ビブラートがかったボーカルによって
更にまとまり感のあるサウンドになったと思います。

なにげにビブラートがかったボランのボーカルが
ひとつの楽器のように聴こえてくるのはワタシだけでしょうか^^



ホリーズ 「バタフライ」

2008-01-11 10:28:22 | 鳥さえずり

今日のジャケは
The Hollies 「Butterfly」

グラハム・ナッシュが在籍した作品としては最後となる作品。

今回の「バタフライ」は、前作「エヴォリューション」での
サイケサウンドの実験効果がバッチリ発揮できた
サイケな作品となりました。

ホリーズならではのポップ感と美しいハーモニーもバッチリ♪

それなのに・・・!
この当時、セールス的には売れず、その責任をとって
グラハムがバンドを去ったとも云われています…。。。

まぁ、真実は定かではありませんが
一ファンである私が思うのは「こんな良い曲揃いなのに
どうして当時は売れなかったんだろう?!」ということ…

最初の曲から最後の曲まで統一感も感じられ、
なにげにコンセプトアルバムのようです。


なんせ1曲目の「Dear Eloise」からしてガツンとやられまくり!
アンニュイなボーカルから始まり、メインの歌メロ部分に入ってからは
甘酸っぱいボーカルが胸にガツンと突き刺さります♪
それでもって間奏部分では「パ~ パパパパァ~」なんていう
ポップで60sなコーラスが!
60sポップス好き&サイケ好きな人にとっては
美味しいところが満載の「たまらない曲」だと思います♪


「Maker」では冒頭部分からシタールが妖しく鳴り響くアシッドな曲。
ホリーズっぽくないですが、サビ部分では明るめのメロになるところが
ホリーズらしさを感じられると思います。


また、6曲目「Wishyouawish」と7曲目「Postcard」では
曲の始まりの部分に鳥のさえずりが鳴り響いてます。
サウンド的には「Wishyouawish」はトランペットなども使って
なにげにソウルな感じを出してますが
「Postcard」のほうではフォークロックっぽい感じで
バーズのような曲調になってます。
この2曲も今までのホリーズっぽくない曲だと思うんですが
哀愁メロとハーモニーとギターサウンドが素敵です。


8曲目「Charlie and Fred」や9曲目「Try It」では
またまたホリーズならではの甘酸っぱいボーカルが聴けれます。
この甘酸っぱいボーカルが実に良いですね。
ちなみに「Try It」では電子音が鳴り響いて
なにげにスペイシーな雰囲気もかもし出してます。


そして最後の曲「Butterfly」ではフルートやストリングスなどを使って
幻想的な美しい曲となってます。
この曲で密やかに作品の終わりとなります・・・

ホント、ため息ついてしまうほどです。
コンセプトアルバムのような統一感が素晴らしいですね。


「リヴ・フォーエバー」のサントラ盤

2008-01-05 09:08:38 | 90sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
映画「リヴ・フォーエバー」のサントラ盤を♪

この映画は90年代のブリットポップなどの
ブリットカルチャーに焦点を当てたドキュメンタリー映画だそうで。
でもその映画はまだ見たことないんですけれどね(^^ゞ

このサントラは2枚組の計39曲入り。
オアシスとかブラーとかスウェードとか、
当時、圧倒的に大人気だったバンドくらいしか知らない私でも
ブリットポップの数々の曲を充分に楽しめることができました。

90年代当時は「最新の音楽」に興味がなかったんだけど
「なんであんなに興味がなかったんだろう」、と
当時の自分のことを不思議に思ってしまうほど
けっこう自分好みの曲が多かったです。
とても聴き応えのあるアルバムです。


アズテック・カメラの1st

2008-01-04 23:51:54 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Aztec Camera 「High Land, Hard Rain」

83年発表の1stです。

彼らはスコットランドのグラスゴー出身の
ロディ・フレイムを中心としたバンド。
その後の時代のネオアコ系に影響を与えたとか
ネオアコの走りだとか云われてますよね。

アズテックカメラが出てきたのは83年。
その時代はエレクトリック真っ盛りの時期だったので
こういったアコースティックサウンドがとても心地良くて
同時期のバンド「スミス」と共によく好んで聴いてました。

彼らは親しみやすいポップなメロディに
アコースティクギターの軽やかな音色が爽やかなバンドでした。
でもただポップなだけではなく、
英国独特のどこかひねくれた雰囲気も持ち合わせていて
そういうところもまた魅力のサウンドです。