昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ビリー・ジョエル 「ナイロン・カーテン」

2006-09-28 19:23:07 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
Billy Joel 「The Nylon Curtain」

82年発表となった本作からは
「プレッシャー」や「アレンタウン」のヒットシングルが出ましたが
このアルバムではこれまでとは違ったビリーを感じさせました。

70年代の都会派、前作でのロックンロール色から一転し、
当時のアメリカ社会の抱える問題を取り上げた
メッセージ色の強い作品となったのでした。

当時はなにかと話題になったというか、
賛否両論になったというか、そんなことを記憶してますが
20年以上経った現在でも聴くたびに深く考えさせられます。

ベトナム兵士のことを歌った「グッド・ナイト・サイゴン」は
個人的にも特に好きな曲です。
ヘリコプターの効果音が哀しみをより一層深くさせてるように思います。



メン・ウィズアウト・ハットのベスト盤

2006-09-26 22:13:13 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Men Without Hatsのベスト盤を♪

彼らはカナダ出身の80sエレクトロ・ポップバンドです。
英語表記では「Hats(ハッツ)」ですが、
何故かこの80年代当時は「ハット」と表記されてました(^^ゞ
(今でも謎です(^^ゞ爆w)

そんな彼らは83年のシングル「セーフティ・ダンス」が大ヒット。
ビルボードでも最高位3位となる大ヒットでした。
(83年9/10付、9/17付、9/24付で3週連続の3位でした)

この曲は6/25付で100位圏外から90位にランクインし、
ジワリジワリとチャートを上っていき、
ようやく9月に3位まで浮上したのでした。

この時期は7月・8月にポリスの「見つめていたい」が
何週にもわたって1位となっていた時期。

その後、9月になると、
ユーリズミックスの「スウィート・ドリームス」や、
映画「フラッシュダンス」からの曲で
マイケル・センベロの「マニアックス」が
入れ替わり立ち替わりの1位となっていた時期でした。
そんな中で彼らは3位を3週にわたってキープしまくったのでした。

彼らの他の曲はどんな感じなのかというと、
この「セーフティ・ダンス」と同様に、
エレクトリックでポップでキャッチーな曲が多かったんですけど
それがまた楽しい気分にさせてくれました。

このベスト盤ではそんな彼らのポップな曲が楽しめます。

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海外のあの投稿サイトから「セーフティ・ダンス」を(^^ゞ



キンクス 「ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第1回戦」

2006-09-22 22:16:12 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、The Kinks
「Kinks Part 1 Lola Versus Powerman And The Moneygoround」

邦題「ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組 第1回戦」(^^ゞ

70年発表の9thです。
前々作「ヴィレッジ・グリーン…」、前作「アーサー…」に続く
コンセプトアルバムとなりました。
今作のコンセプトは音楽業界の問題点や
キンクスの成功と挫折などを盛り込んだコンセプトです。

なんせイギリスの音楽番組名をつけた曲
「トップ・オブ・ザ・ポップス」があるんですよ(^^ゞ

「25位で初登場とってもハッピー」とか、
「(売れてるときは)一度も会ったことのないのに
友達だという奴が現われる」だとか
体験談とも思われることを面白おかしくシニカルに描いててとても痛快です。
サウンドのほうは骨太のロックサウンド。
ハードなギターがとてもカッコイイですね。


ところでこの盤から真っ先にヒットしたのは「ローラ」ですが、
この曲のイントロはとてもハっとさせられるモノを感じます。
とても印象的なイントロですよね。
歌詞のほうもとてもインパクトある歌詞になりましたね。
オカマに一目惚れしてしまった男の葛藤するお話が面白いですね。


またこの盤ではピアノやバンジョーを印象的に使った曲も増えました。
曲調としてはアメリカの伝統を感じる曲調が増えました。

「The Contenders(競争者)」ではバンジョーとピアノを取り入れて
カントリーロック・テイストが感じられるサウンドとなってます。

「Stragers(見知らぬ人)」でもピアノが使われてます。
デイヴ・デイヴィスの作品ということでデイヴが歌ってます。
サウンド的にはこれまたアメリカっぽいというか、
カントリーロック風味のバラードとなってます。
とても味わい深い曲です。

「デンマーク・ストリート」では軽快なピアノで
ボードビル調のサウンドとなってます。
歌詞はというと音楽出版業界のことをシニカルに描いてます。


この中でワタシのお気に入りの曲はやっぱり「ローラ」ですが
それ以外というと、「ゲット・バック・イン・ライン」が特に好きですね。
オルガンの音が味わい深さを増してて切なくなるような曲です。

あと「ディス・タイム・トゥモロウ」もすごく好きです。
ピアノの美しい旋律に乗せた哀愁のメロディがとても好きですね。



ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 「アクシス:ボールド・アズ・ラヴ」

2006-09-20 23:18:04 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
The Jimi Hendrix Experience 「Axis: Bold As Love」

67年発表の2ndです。
これが出された67年という年は「サマー・オブ・ラヴ」と呼ばれた
ヒッピームーヴメント最盛の時期でした。
そういうこともあってなのかこの盤では
前作とはまた違ったサイケな雰囲気が感じられます。

前作もヘヴィーにサイケでしたが今作ではファルセットのコーラスや
鉄琴の音色なども取り入れてサイケ感を増幅。
ギターフレーズもサイケ感あるフレーズだったりします。

「Ain't No Telling」なんて特にサイケなノリですごく好きです。

「Little Wing」では鉄琴の音色がとても印象的に使われてます。
ブルースロックに鉄琴の音色が重なり、とても味わい深い曲です。
個人的には特に好きな曲です。

「Wait Until Tomorrow」は軽快なギターフレーズが印象的な曲ですが
所々入るファルセットのコーラスが好印象という感じです。

「She's So Fine」でもファルセットのコーラスが入ってますが
どこかビートルズっぽさを感じるようなサイケでポップな雰囲気です。
メインボーカルはジミではありません。
誰が歌ってるのかはワタシは分からないのですが(汗)、
これはやっぱりベースかドラムが歌ってるんでしょうか(^^ゞ大汗
ジミの曲とは思えないほどのポップな曲ですがとても良い曲です。

その次の曲「One Rainy Wish」では
ユッタリとしたブルースロックになりますが
ジミの歌声がとても味わい深いです。

ジャケもサウンドも67年当時の空気を
ギュっと閉じ込めたような感じですね。
サイケでソウルな1枚です。


ハイ・タイド 「シー・シャンティーズ」

2006-09-19 21:21:59 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、High Tide 「Sea Shanties」

69年発表の1stです。

彼らはUKのバンドで、トニー・ヒルのギターと
サイモン・ハウスのバイオリンが中心となったバンドです。

彼らのサウンドはとことんまでヘヴィーでサイケ!
ブルースロックの色もうかがえるサウンドですが
ヒズミまくったヘヴィーなギターがサイケ感を増幅させてます。

そのギターにバイオリンが絡みまくって
なにげにトラッドな雰囲気をかもし出しています。
でもあくまでもヘヴィーです。

リズムも変拍子を入れたりしてどこかプログレ的。
ヘヴィーで混沌とした衝撃的な世界に浸れます。