昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ザ・コーラル 「ルーツ&エコーズ」

2007-08-31 22:21:45 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Coral 「Roots & Echoes」

この8月、前作から約2年ぶりとなる新作が発売されました!
アルバム名やジャケ画から察するに、
もしやこれはサイケ感が薄れたか??と
サイケ好きのワタシとしてはなにげに心配・・・(^^ゞ

で、早速聴いてみたところ、やっぱりというか、
サイケ感が薄れまくりのサウンドとなっていました・・・!
サラリとしたアコースティック寄りの曲が多く、
渋めの雰囲気です。

サイケな彼らが大大大好きだったワタシにとっては
なんだか肩透かしをくったような気がしてしまったのですが
最後まで聴いたあと、リピートでそのまま3回、
最初から最後まで聴きとおしてみたところ(←暇人ですな。笑)、
あらま、この新譜にハマってしまったのでした(^^ゞ

サイケ感が薄れたって「良いモノ」はやっぱり「良い」のです。
今までとはアレンジが少々違うだけで、
メロディ的には今までの作品と変わらない
コーラルならではのメロディなので
サイケにこだわらない今までのファンだったら
きっとハマることと思います。

そんな今作は、シッカリした演奏力とメロディセンスで
さらりと聴かせるといった、余裕を感じる1枚になったと思います。

また、タイトルにあるように、
ロック50年史といった感じの、
あらゆるルーツミュージックを盛り込ませながら
彼らならではのサウンドに昇華させてます。

今までの彼らは(良い意味で)枯れた雰囲気で良かったんですが、
今作でもそれは感じられます。

サラリとした落ち着いたサウンドになった今作は
聴けば聴くほど深みを感じさせる、
クオリティの高い曲が集まった1枚になったと思います。

ちなみにCD帯の裏には「神童」という言葉が出てますが
確かなソングライティングは天才的なモノを感じます。
今後の彼らの進化が益々楽しみです。

----------------------------------------------------------
海外某所から
Who's Gonna Find Me



ブロッサム・トゥズ 「ウィー・アー・エヴァー・ソー・クリーン」

2007-08-25 11:04:20 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Blossom Toes 「We Are Ever So Clean」

UKバンドのブロッサム・トゥズ、67年発表の1stです。

このCDの帯には「ピンク・フロイドの
『夜明けの口笛吹き』と双璧をなす」と書いてありました。

口笛吹きと双璧をなすアルバムですって!?と思って
早速聴いてみたところ
いかにもな英国的なサイケでワタシ好みでした♪

でもフロイドの口笛吹きほどの
デンジャラスなアヴァンギャルド感はありません。
「口笛吹きうんぬん」というよりかは、
「サージェント」の弟分って感じがします(^^ゞ

やっぱりというか、ビートルズからの影響の濃い曲が満載です♪
ストリングスやフルートやコーラスワークに
影響を受けてると思わしきモノを感じます。

遊び心もあったりしてポップなサイケ感に陶酔といった感じですね♪

また、この作品はコンセプトアルバムではないみたいですが
なにげにそういった感じの雰囲気が漂ってます。

正統派ブリティッシュサイケのよく練られた1枚♪

----------------------------------------------------------------

ということで、今日はブロッサム・トゥズをお送りしました♪
今年(07年)は、「夜明けの口笛吹き」が発売されてから
40周年を迎える年ということで、記念盤みたいなのが売られてますよね♪
(というかサマー・オブ・ラヴからもう40年も経ったのか…!(^^ゞ)

口笛吹きは以前投稿しちゃったので
双璧をなすと書いてあった(あくまでもCD帯のうたい文句です(^^ゞ汗)、
ブロッサム・トゥズをお送りしました(^^ゞ



アイビーズ 「メイビー・トゥモロウ」

2007-08-18 10:18:00 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Iveys 「Maybe Tomorrow」

バッドフィンガーの前身バンド、アイビーズ。
彼らはアップルレコードと契約。
そして69年に1stとなる本作品を発表しました。

ジャケのメンバーの若いことといったら・・・!(^^ゞ
曲のほうもこのジャケのとおり(?)、
ポップでフレッシュな曲が多く、
少々ソフトサイケな雰囲気もあったりします♪

プロデューサーはトニー・ヴィスコンティ。
彼ならではという感じのストリングスを使って
シットリとした雰囲気の曲もあります。
でもあくまでもポップなんですけれどね。

タイトル曲の「メイビー・トゥモロウ」や
「美しく青く」の親しみやすさも良いし、

「シー・ソー・グランパ」や
「シンク・アバウト・ザ・グッド・タイムス」、
「愛のとりこに」、
「アイヴ・ビーン・ウェイティング」などの
ロック的な曲も良い!

「サリ・ブルー」ではキレのあるギターと
うねりのあるベースによってファンキーな曲となってます。

また、「アンジェリーク」ではソフトなサイケ感を漂わせてます♪

1stアルバムなのにどの曲も聴きやすくて
バラエティに富んで良い曲ばかり。
つくづく彼らは良い曲をかくなぁ、、、と思うと同時に
その後の不幸が残念でならないと思います。



バッドフィンガー 「ストレイト・アップ」

2007-08-15 17:02:36 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
Badfinger 「Straight Up」。

71年発表作品、3rdです。

アップルレコードからアイビーズとしてデヴューするものの、
諸事情から本国では発売延期に見舞われ、
改名して改めてバッドフィンガーとしてデヴュー。

そして70年作品「ノー・ダイス」に収録の
「No Matter What」が大ヒット。

その後に出されたのが本作です。
プロデューサーにはポップの奇才、トッド・ラングレン。
ジョージ・ハリスンも4曲携わってます。

そんなこともあってなのか幾分ビートルズっぽい香りが
漂ってるような曲もあったりします。

ヒット曲「Day After Day」もいいけれど
個人的には「Sweet Tuesday Morning」が好きですね。
出だしの1フレーズは某曲になにげにソックリな気もしますが
アコースティックの素朴で優しい曲にとても癒されます。

「Sometimes」ではビートルズっぽい曲の
ハードバージョンといった感じで聴いてて楽しくなりますね(^^)

他の曲も力強いロックナンバー有り、
心にグっとくるバラード有りといった感じで
個人的には元気と癒しを貰える1枚です。



アイ・アム・サムのサントラ

2007-08-12 11:32:29 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケ画は、映画「I Am Sam」のサントラを♪

ショーン・ペン主演、ダコタ・ファニング共演の
ヒューマン&ファミリードラマ「アイ・アム・サム」。
ワタシはこれを見て「大人の為のおとぎばなし」だと思いました。
(↑良い意味でとってくださいね^^)

ショーン演じるサムは7歳程度の知能しかない人物。
そしてひょんなところから産まれたばかりの女の赤ちゃんを
押し付けられてしまいます。
赤ちゃんが成長してやがて7歳の女の子に成長。
それがダコタ・ファニング演じるルーシーなのでした。

彼女の名前はサムが大ファンである、
ビートルズのあの曲から命名したのでした。

そんなサムとルーシーの生活と困難を描きつつ、
BGMにはサムの大好きなビートルズのナンバーが
カヴァーバージョンで流れまくるという映画となってます。

この映画、最初はあまり期待しないで観たのですが
映画が終わる頃には深い感動が押し寄せて感涙モノの映画となりました。

切ないくらいにひたむきなところに癒される想いがしました。
そんな映画を盛り上げてくれたのは
やっぱりBGMが効果的に使われたからというのもあると思います。

このサントラ、その後レンタルで借りてざっと聴いてみたんですが
ビートルズのカヴァーアルバムとしてもなかなか楽しめる内容でした。

ワタシの知ってるアーティストもチラホラ居ますが
殆んどは知らないアーティストでした(^^ゞ
でもどのアーティストもビートルズへの愛を感じる
カヴァーとなってるように思います。
(って、映画の感動そのままひきずりまくってる?(^^ゞ)

収録曲はこんな感じ↓

1. トゥ・オヴ・アス/ エイミー・マン&マイケル・ペン
2. ブラックバード/ サラ・マクラクラン
3. アクロス・ザ・ユニバース/ ルーファス・ウェインライト
4. 君はいずこへ/ ウォールフラワーズ
5. 悲しみはぶっとばせ/ エディ・ヴェダー
6. ストロベリー・フィールズ・フォーエバー/ ベン・ハーパー
7. マザー・ネイチャーズ・サン/ シェリル・クロウ
8. ゴールデン・スランバー/ ベン・フォールズ
9. アイム・オンリー・スリーピング/ ヴァインズ
10. ドント・レット・ミー・ダウン/ ステレオフォニックス
11. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ/ ブラック・クロウズ
12. ジュリア/ チョコレート・ジーニアス
13. 恋を抱きしめよう/ ヘザー・ノヴァ
14. ヘルプ/ ハウイ・デイ
15. ひとりぼっちのあいつ/ ポール・ウェスターバーグ
16. レボリューション/ グランダディ
17. レット・イット・ビー/ ニック・ケイヴ
18. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ/ エイミー・マン
19. トゥ・オヴ・アス/ ニール・フィン
20. 恋をするなら/ Tica

--------------------------------------------------------------------

それにしてもショーン・ペンは若い頃よりも
現在のほうが良い表情になってるように思いますね。
良い役者です☆彡
ダコタちゃんも可愛いし、周囲の人たちの温かさにもグっときました。
ステキな映画でした☆彡