今日のジャケ画は
The Coral 「Roots & Echoes」
この8月、前作から約2年ぶりとなる新作が発売されました!
アルバム名やジャケ画から察するに、
もしやこれはサイケ感が薄れたか??と
サイケ好きのワタシとしてはなにげに心配・・・(^^ゞ
で、早速聴いてみたところ、やっぱりというか、
サイケ感が薄れまくりのサウンドとなっていました・・・!
サラリとしたアコースティック寄りの曲が多く、
渋めの雰囲気です。
サイケな彼らが大大大好きだったワタシにとっては
なんだか肩透かしをくったような気がしてしまったのですが
最後まで聴いたあと、リピートでそのまま3回、
最初から最後まで聴きとおしてみたところ(←暇人ですな。笑)、
あらま、この新譜にハマってしまったのでした(^^ゞ
サイケ感が薄れたって「良いモノ」はやっぱり「良い」のです。
今までとはアレンジが少々違うだけで、
メロディ的には今までの作品と変わらない
コーラルならではのメロディなので
サイケにこだわらない今までのファンだったら
きっとハマることと思います。
そんな今作は、シッカリした演奏力とメロディセンスで
さらりと聴かせるといった、余裕を感じる1枚になったと思います。
また、タイトルにあるように、
ロック50年史といった感じの、
あらゆるルーツミュージックを盛り込ませながら
彼らならではのサウンドに昇華させてます。
今までの彼らは(良い意味で)枯れた雰囲気で良かったんですが、
今作でもそれは感じられます。
サラリとした落ち着いたサウンドになった今作は
聴けば聴くほど深みを感じさせる、
クオリティの高い曲が集まった1枚になったと思います。
ちなみにCD帯の裏には「神童」という言葉が出てますが
確かなソングライティングは天才的なモノを感じます。
今後の彼らの進化が益々楽しみです。
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海外某所から
「Who's Gonna Find Me」