
今日のジャケ画は
The Five Day Week Straw People 「同名」。
1967年作品です。
このバンドの中心人物「ジョン・デュ・カン(Jhon Du Cann)」は
70年代にハードなバンド「アトミック・ルースター」で活動。
彼にとってはアトミック・ルースター時代が
特に広く知られる活動となったかもしれませんが
そんな彼は60年代に「The Attack」というサイケなガレージバンドで活動、
その後すぐに「Andromeda」という3ピース・バンドを結成し活動していました。
そして本作は変名的なバンドとして出されたアルバムです。
このライナーノーツの説明によると
彼らが所属していたレーベル側から
「サイケデリックなアルバムを作ってほしい」と依頼されて
制作された1枚だったそうです。
そして「The Five Day Week Straw People」という
バンド名義でこの盤を制作。
なんと、たったの4時間で録音が終わったそうです!
このアルバムはバンド名から察するとおり、
いろんな人達の日常的な物語を描いたコンセプトアルバムです。
妖しさいっぱいのサウンドと
良い意味で枯れた雰囲気がとてもイイ感じです♪
特に「Sunday Morning?」なんてカッコよすぎますね!
哀愁満ちたギターとエコーかかりまくりのボーカルがとてもサイケ♪
「Does It Rain!」は静かめな曲で3拍子の曲ですが
この3拍子とエコーかかりまくりのサウンドがとってもサイケです♪
もう思わず陶酔しちゃいそうですね(^^)
そしてCD後半にはジョン・カンが作ったThe Attack名義の曲が9曲入ってます。
ポップな曲やヘヴィーな曲など、いろいろ入ってますが
ファズギターの音と、これまたファズが効いたと思わしきベース音が好印象の
当時としてはヘヴィーな曲にとても惹かれます♪
なんたってアングラな雰囲気が最高ですね!
アングラな分、よりヘヴィーに聴こえるってもんなんでしょうか、
もしかしたら当時のクリームよりもヘヴィーかもしれない、と個人的には思います。
特にワタシのお気に入り曲は「Strange House」という曲♪
「これでもか!」と云わんばかりの
サイケな雰囲気漂うヘヴィーなサウンドの曲です♪
なにげに雰囲気的には後の時代のヘヴィーメタルを
予感させてるようにも思います。
この盤はアングラな香り漂うステキな1枚。
コレを聴くといつも陶酔です(^^ゞ
しかも何回も連続して聴いてしまう1枚です(^^ゞ
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ということで「ワタシ的サイケロック A to Z」の中の
「F」を今日はお送りしました!
次回は「K」をお送りいたします♪