
今日のジャケ画は、Nazzの1stを。
ポップの奇才と呼ばれているトッド・ラングレン率いる
60年代のサイケバンド「ナッズ」。
この作品はナッズの1stとなる68年発表作品。
タイトルはバンド名と同じの「Nazz」。
今聴いても唸ってしまうくらいのキラーチューン、
「オープン・マイ・アイズ」がしょっぱなに収録。
あのフーの某曲のイントロにあえてソックリに作られた曲です♪
これでもか!というくらいのポップサイケに陶酔・・・!
ワタシ、このアルバムを聴くまでは、
このアルバムはそんな「オープン・マイ・アイズ」みたいな
ポップサイケな曲ばかりなのかと思ってました。
でも聴いてみたらぜんぜん違う・・・!
このアイドルっぽいジャケからは想像できないくらいの
ひねくれポップとサイケな曲が満載なのでした・・・!
また、想像してたよりもハードめな演奏の曲もあったりして
一筋縄ではいかないという感じの印象。
聴けば聴くほど面白さを発見できるような1枚です!
レーベル側はビートルズに対抗できる、
アイドル的要素とアーティスト志向を併せ持つバンドとして
彼らをデヴューさせたようですが
そんなレーベル側の思惑通りにはならず、
アーティスト性の高い(要は脱アイドルっぽい)曲ばかりが
収録されるデビューアルバムになったようです。
ホント、これがデヴューアルバムだなんて
信じられないくらいのクオリティの高さです・・・!
ちなみにトッドがソロになってから発表した曲で
ヒット曲の「ハロー・イッツ・ミー」も、
このナッズ時代からやってた曲のようで
この1stにバッチリ収録されてます。
新人離れしたアーティスティックなサウンドが堪能できる1枚です。
--------------------------------------------------------------
海外某所から「オープン・マイ・アイズ」