昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ラヴ・ジェネレーション「モンタージュ」

2011-07-31 09:22:11 | 60sジャケ絵日記
今回の「よく似た二人ジャケ」はこちら!

The Love Generation - Montage


彼らはカリフォルニアの男女混声ハーモニーポップグループ。
この作品は彼らの3rdにしてラスト作となる68年発表作品です。

このグループはトム&ジョン・パーラー兄弟を中心に結成。
メインボーカルは男性ボーカルがとり、
他の男性と女性のコーラスが入るというスタイルです。
ストリングスとフォーンが華やかを添えてます。

しかしハーモニーポップとは云え、
どこか翳りある雰囲気が漂ってます。
物憂げな曲ではハープシコードも使われ
メランコリックな雰囲気で素敵です。


ちなみに彼らの1stと2ndはこういうタイトルです。

1st「The Love Generation」1967
2nd「A Generation of Love」1968

よく似たタイトルですね!(笑)
この2枚はいまだCD化されてないようですが
サンデーズドとレヴオラからのベスト盤で
1stと2ndの曲の一部が聴けれるようです。

しかもこの2社のベスト盤のジャケットは
1stと2ndのオリジナルジャケを使用しているようです。

サンデーズドのベスト盤


レヴオラのベスト盤


ちなみにサンデーズドのベスト盤のほうは
アマゾンに収録曲が書いてありましたが
3rdからの曲は全12曲中・11曲が収録されてました!
(ベスト盤、8~9曲目と15~23曲目が3rd)

1stと2ndの収録されてない曲も気になるところです。
はやく1st&2ndもCD化してほしいです。

A Touch of Love


ベスト盤に唯一入ってなかった曲もペタリ(笑)
Sunrise Highway




ハーパスビザールの2nd&3rd

2011-07-28 10:08:15 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケも前回と同じく、
「よく似た二人ジャケ」です!
…え、そうなの?って話ですが、
実は「よく似た二人ジャケ特集」を
こっそり展開中なのでした!(笑)

そして今日のジャケはこちら。


Harpers Bizarre
- Secret Life of Harpers Bizarre


彼らの3rdとなる68年作品です。

「彼ら」と書きましたが
米ワーナーレコードのスタジオプロジェクト、
バーバンクサウンドの代表的グループによる作品。

中心人物はテッド・テンプルマン。
彼は70年代、ドゥービーブラザーズやモントローズ、
ヴァンヘイレンなどのプロデューサーで知られてますが
それ以前はこのプロジェクトグループで
ポップな音楽をやってたようです。

この3rd作品ではグっとソフトロック寄りになりました。
南北戦争時代など昔の様々な時代を描いたコンセプト作品。
SEで拳銃の音なども入れてたりして
映画のワンシーンを描いているような感じにさせられます。

曲のほうはカバーが多く、
少々ノスタルジックなドリーミーポップ。
私の大好きなロジャニコの「ドリフター」もカバー。

ドリスデイの「センチメンタルジャーニー」もカバー。
このオールディーズポップも私の大好きな曲。
選曲が渋くて素敵!


そしてこの2ndも相当にノスタルジックで素敵です!


Harpers Bizarre - Anything Goes

彼らの2ndとなる67年作品です。
1930~40年代のオールドタイムミュージックをイメージした
コンセプト作品になってます。

こちらの作品もカバーが多く、
30s~40sのオールドタイムをカバーしてます。
全体的にノスタルジックな雰囲気に包まれた、
ドリーミーポップな作品となってます。

実は私、60s~70sのサイケモノが好きな一方、
こういった30s~40sのオールドタイミーな曲も大好きで
よく海外のネットラジオで聴いてたりします♪
ホント、癒されるんですよ~
そんなわけでこの作品も本当に好みです。

3rdから、Battle of New Orleans


2ndから、The Biggest Night Of Her Life




ツイン・コネクション

2011-07-26 10:04:35 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはこちら。


Twinn Connexion - s/t

双子のJay & Jerry Hopkins兄弟による
ソフトロック盤、68年作品。

彼らはモンタナ出身。
なんと小学生の頃から活動していたそうです。
その当時はラジオで覚えたカントリーミュージックを
歌っていたようです。

彼らは1941年生まれなのだそうで、
こちらのデビュー盤は68年作品ですから
彼らが27歳のときにようやくデビューということに…
下積み、相当に長いですね!
このアイドル的スマイルの裏に
そういう隠された努力があったとは…!

そんな彼らの曲はというと
バブルガムなサンシャインポップ。
ハッピーな雰囲気に溢れてます。
ソフトサイケな感じのモダンな曲も。

Cyrkleの「Turn Down Day」もカバーしてます。
彼らのバージョンはほんのりジャジーな演奏で
オシャレな雰囲気。

この曲の作者は本作のプロデューサーの
Jerry Kellerなのだそうです。
そして本作の曲はこのJerry Kellerと David Blumeが
曲を全部書いているようです。

そんなポップ職人が手がける本作は
ボーカルにエフェクトをかけたり
シタールやマリンバの音色など
随所にサイケな仕掛けがあったりして
甘酸っぱくカラフルな印象の1枚です。


そしてこちらも!

Twinn Connexion
- Songs From The Heart


こちらは幻の2ndがCD化されたもの。
こちらはサイケポップ作品という印象です。

プロデューサーは1stと同じくJerry Keller。
作曲も同様にJerry Kellerと David Blumeによるもの。

擬似ライヴのような作りの曲もあったり
トーキング形式のラップの走りみたいな
ちょっぴりファンキーな曲もあったりして
意欲的に作られた作品だと思いました。
歌い方も1stのときよりも表情豊かに歌ってます。

これがお蔵入りだったなんて勿体無い!
個人的な好みではこちらの2ndのほうが好みかも。


1stから、Sixth Avenue Stroll



2ndから、Think I Will




トリステ・ジャネイロ

2011-07-23 20:43:17 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Triste Janero - Meet Triste Janero


彼らの唯一作となる69年作品です。

このグループは米テキサス出身の男女混声グループ。
…私、何故かブラジル出身と勘違いしてました(爆)
たぶんこのグループ名がブラジルっぽいからかな…?(汗)

彼らのサウンドはほんのりボッサを取り入れた
オシャレで清涼感あふれるハーモニーポップ。

透明感あふれるハーモニー、
女性ボーカルが小粋で素敵!
ギターとエレピが軽やか。
ジャジーな雰囲気も感じられ、
洗練されたポップセンスに驚かされます。
とてもじゃないけど69年の作品とは思えないほどの
洗練さが感じられる作品です。


Rene De Marie


Without Him




Collage (Eesti 60s, エストニア)

2011-07-20 00:04:53 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Collage - Forty Seven Minutes Four Seconds


前回・前々回と
「コラージュ」と名のつくグループを紹介してきましたが
こちらはエストニアのコラージュです。

彼らは1966年に結成されたハーモニーポップグループ。
このCDは3枚のアルバムからのコンピ盤だそうです。
たぶん音源は66年以降70年くらいまでの音源かもしれません。
メンバーの写真がインナーにありましたが
男性4名・女性3名からなるグループのようです。


曲のほうはジャジーだったりボッサ的だったりして
モダンな感じでとてもオシャレ。
また、曲によってはノスタルジックで
クラシカルな感じもあったりします。

女性がメインボーカルを務める曲が多く、
リズミカルでグルーヴィーなコーラスが
一種の楽器のように思えてきます。
女性のミスティックな歌声も素敵!

これはなんの予備知識も無いまま、
某店で新品が激安になってたので入手したもの。
オシャレなハーモニーポップに大満足の1枚でした。

ところでエストニアってヨーロッパのどこにある国なんだろと
ネットで調べてみたところ、なんと旧ソ連の国だったんですね!
ということはこの曲が作られた当時はソ連だったってこと…!
私の勉強不足なんですが
ソ連にこういうグループが存在したなんてビックリしました…!
他にもまだまだ良いグループが居そうですね。


Petis peiu


Tahemorsja