昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ 「若き魂の反逆児を求めて」

2006-07-31 20:39:14 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Dexys Midnight Runners
「Searching For The Young Soul Rebels」

バーミンガム出身デキシーズの80年発表の1stです。
邦題「若き魂の反逆児を求めて」。

ラジオのチューニング音からフェイド・インしながら始まる本作は
とてもソウルフルで歌詞はちょっぴりトンがったカッコイイ曲ばかり♪
モッズ魂に溢れた1枚です。

82年(米・日では83年)にシングル「カモン・アイリーン」で
ビッグヒットを放って世界的に有名となりましたが、
この1stではモッズの好むソウルなナンバーを繰り広げています。

ホーンセクションをふんだんに取り入れてダイナミックに華やかに、
そしてケヴィン・ローランドのソウルフルなボーカルがとても味わい深いです。

ワタシ的に特に好きな曲は「ジーノ」ですね。
親しみやすくてどこかノスタルジックなメロディがとても好きです。

あと1曲目の「焼きはらえ」も好きですね。
ラジオのチューニング音からこの曲へと繋がるんですけど
そのラジオにはパープルやピストルズ、スペシャルズの曲が
チラリと聞こえてきます。。。

そしてこの「焼きはらえ」の始まり!
とてもインパクトある始まり方ですよね。
歌詞のほうもお察しの通り(?)トンがった歌詞なのであります。
この曲の作詞作曲はボーカルのケヴィン・ローランド。
彼の熱き想いと才能が炸裂していますね。

ワタシは彼らのアルバムでは「カモン・アイリーン」が収録された
2ndの「Too-Rye-Ay」のほうが個人的には好きなんですけど
この1stもかなり好きです。
ソウルフルで衝撃的。とてもカッコイイです。

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映像どうぞ♪(海外の例のアレですw)

ジーノ


それとこの盤の収録曲じゃないけどコレもどうぞ♪(^^ゞ

ケルティック・ソウル・ブラザーズ

この曲のライヴ映像が見れて歓喜モノです!
フィドルの音色がホント良いですね!ケルティックな名曲♪



デヴィッド・ボウイ 「ピンナップス」

2006-07-28 19:30:13 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
David Bowie 「Pin Ups」

73年に発売された「60年代ロックのカヴァー集」です。

キンクスやプリティ・シングスなど他のバンドの曲を
ボウイ流にアレンジしてますが、見事に自分のモノに昇華しています。

60年代ロックが好きな人だったら、
オリジナルとボウイ盤との違いがより一層楽しめることと思いますが、
60年代ロックを知らない人でもボウイの歌の良さを楽しめると思います。

このジャケに一緒に写ってる女性は
60年代にミニスカートで一世風靡したモデルのツィッギー。

この73年当時、既に「一昔前」という
イメージがついてしまった彼女を起用することで
ボウイのグラムロック・ヒーロー=ジギースターダストも
終焉を迎えるのだということを
イメージさせているといわれてますね。

卓越したセンスとパフォーマンスの持ち主だからこそ、
次から次へと違ったキャラへ鮮やかに変化できるのだろうと思います☆彡



デュークス・オブ・ストラトスフィアー

2006-07-26 19:39:36 | 80sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Dukes Of Stratosphear 「Chips from the Chocolate Fireball」

UKバンド「XTC」の変名バンドで覆面的なバンドでした。

この盤はその変名バンドとして発表されたミニアルバム、
85年発表「25 O'Clock」と、87年発表「Psonic Psunspot」の
2作品を1枚にまとめたお得な1枚です。

この2作品はちょうどXTC名義アルバム「スカイラーキング」の
前後に出されたカタチとなりました。

XTCではちょっぴり匂わせていた60年代のサイケ感を存分に出してます♪

なんといっても「25 O'Clock」収録曲でありタイトル曲の、
「25 O'Clock」のダークでサイケなサウンドには歓喜モノです!

これをあの85年に出していたなんて。。。。
ワタシは85年当時は彼らの存在は知っていたけれど曲は聴いてなかったんです。
でも90年代後半頃から60年代サイケにハマることとなって、
それ以降にこの変名バンドの曲を聴いたのでした。

こんなにも60年代サイケを彷彿としまくった
サイケ曲オンリーの曲ばかりを85年に出していたなんて全く知りませんでした!
当時は知らなくとも後の時代にこうして知ることができてとても嬉しいです!


この盤は60年代サイケのオイシイところをちりばめまくった曲ばかりで、
ダークなサイケ、ポップなサイケ、ラーガロックなどなど
ワタシの好みの曲ばかりで嬉しくなってしまいます♪

どの曲も「あ、この部分はもしかしてあのバンドのあの曲の部分?」
といったような箇所が満載の、60年代好きにとってはたまらない曲ばかりです♪



XTC 「スカイラーキング」

2006-07-24 22:39:21 | 鳥さえずり

今日のジャケ画は、XTC 「Skylarking」

ポップの達人「トッド・ラングレン」をプロデューサーに迎えて
制作された、XTC通算8枚目となる86年の作品です。

虫の鳴き声と鳥のさえずりから幻想的に始まる1曲目、
「Summer's Cauldron」からして
彼らの卓越したポップなセンスにひきこまれます。

ホント「ビートルズっぽい」という言葉しか浮かばない
ボキャブラリーの少ない自分に何気に苛立ちを感じてしまいますが(汗)、
アンディ・パートリッジを始めとするXTCとトッドの
「ビートルズ好き」の彼らならではの見事なセンスが融合した
名曲揃いの名盤だと思います。

ビートルズ的なサイケっぽさを感じる「Summer's Cauldron」、
それに続く少々アジアン・テイストな「Grass」の曲の流れは
いつ聴いても素晴らしいと思います。

間髪入れずに3曲目にはまたもやビートルズっぽい「Meeting Place」が。
ポップなんだけどなごやかな曲です。

「That's Really Super, Supergirl」では彼らならではの
ヒネたセンスが出まくってます。

「Ballet for a Rainy Day」~「1000 Umbrellas」の連曲では
オーケストラを入れて情景的となってます。
この辺りはトッドならではの感覚だと思います。


この盤では「これでもか!」というくらいに
ビートルズっぽいナンバーが繰り広げられてます。。。
しかしどの曲もただビートルズっぽくやったという感じでは決してありません。
XTC独特のヒネたセンスと
トッドのポップなセンスが見事に融合しています。

ライナーノーツによると、この制作の最中、
XTCのアンディとトッドは互いに対立してしまうことが多々あったようですが
こうしてこれほどまでにビートルズを彷彿としまくりながらも
お互いのセンスが見事に融合された大名盤を出したということは
とても素晴らしいことだと思います。

最初から最後までひきこまれて聴いてしまう1枚です。


ジョン・レノン 「ヌートピア宣言」

2006-07-22 21:20:13 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
John Lennon 「Mind Games」

邦題は「ヌートピア宣言」、73年に発表されました。

前作「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」での
政治色の濃さと、若者への影響力により
アメリカ政府から国外退去命令を出された時期に発表されました。
前々作「イマジン」に回帰したとされる作品といわれてますよね。

愛と平和をうたった「マインド・ゲームス」は個人的にも大好きな曲です。

そして「タイト・A$」と「オンリー・ピープル」は
軽快なブギーナンバー。とても楽しくなる曲です。

「ワン・デイ」は女性コーラスを取り入れたスローナンバーですが、
メロディの美しさとジョンの高い歌声がとても儚げで
愛する気持ちを歌った歌詞が一層心にグッと迫ってきます。

「ユー・アー・ヒア」はヨーコとの出会いを歌った曲。
とてもキレイなメロディで優しい気持ちにさせてくれる曲ですね☆彡