昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

プリティ・シングス 「ゲット・ザ・ピクチャー?」

2007-09-28 07:43:21 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Pretty Things 「Get The Picture?」

65年12月に発表された2ndです。
なにやらデンジャラスな雰囲気漂うジャケでカッコイイですよね!
CD帯によるとあのジミー・ペイジも参加してるとのこと。。。

そんなことも効果を増してなのでしょうか、
1stから9ヶ月しか経ってないアルバムなのに
サウンド的にはけっこうハードっぽくなってきてます。
そしてちょっぴりサイケ感の感じるナンバーも♪

どこか妖しげで危うい感じがとても魅力的!

しかし、ライナーによると、この時期、
メンバーの素行の悪さやスキャンダルが重なって、
このアルバムは宣伝されることも少なく
チャートにも上らずにやがて市場から消えていったというのです…

・・・う~ん、なんとも残念です・・・!

そんな彼らも90年代に再結成し、
若い世代のファンも獲得しつつあるそうですね。
時代を超えて「良いモノは良い!」と分かる1枚です。



プリティ・シングスの1st

2007-09-21 15:33:10 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Pretty Thingsの1st(同名)を♪

65年3月発表の1stに当時のシングル曲をプラスしたCDです。

プリティ・シングスといえば、
初のロックオペラ「SFソロウ」で知られることと思いますが
初期のガレージなR&Bサウンドもすごくカッコイイです♪

この時代の同じようなバンドから比べると
少々ハードっぽい演奏もワタシ好みです。
デンジャラスな空気が漂いまくったサウンドは
いつ聴いてもカッコイイですね。

そんなプリティ・シングスですが、
ギターのディック・テイラーの炸裂ギターが特に印象的。

このディック・テイラーは、
このバンドを結成する以前のスクール時代、
かのキース・リチャーズと共にバンドを結成。

その後ミック・ジャガーも加入し、ブライアン・ジョーンズも加わり、
ストーンズ結成・・・というところまでいったところで
ディックは芸術学校へと進むため、脱退したということですが
そのまま続けていたとしたらストーンズとしても
音楽的に今とは少々変わっていたことと思うし
はたまたプリティシングスも出現していなかったかもしれない、、、
そんなことを思うと、感慨深いモノを感じます☆彡



ティラノザウルス・レックス 「ユニコーン」

2007-09-15 10:19:44 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Tyrannosaurus Rex 「Unicorn」

69年発表の3rdです。

この作品の後、パーカッションのスティーヴ・トゥックとは
諸々の事情で別れることになりますが
以前の2作品と同様に、呪術的&民族音楽的な雰囲気が漂い
アングラ的トラッドフォーク調といったところは健在です。

マークのビブラートがかったボーカルに
トゥックのパーカッションとコーラスが乗っかり
妖しげで幻想的なサウンドに・・・
前の2作品よりかはメロディが幾分聴きやすくなったような感もします。

この呪術的な幻想的世界は
一度聴いたらワタシ的にはハマリまくりです。
なんだかワタシ的には癒されるんですよね(^^ゞ
まるで魔女が棲んでそうな深い森の中に連れてってくれそうな感じ、、、
と書いたら伝わりますでしょうか(^^ゞ汗

マークは今頃、天国の森の中で
穏やかな時間を過ごしているのでしょうか。
(天国に森はあるのか?…ってツッコミはひとまず置いといてください(^^ゞ)



ファイア 「天空と地下を彩るサイケの炎」

2007-09-08 10:28:03 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、
Fire 「Underground and Overhead : The Alternate Fire」

60年代の英国バンド「ファイア」の編集盤。
邦題は「天空と地下を彩るサイケの炎」・・・!
なんてステキな邦題でしょう!?(^^)

ファイアは1968年、あのアップルレコードからデビューしました。

デビューシングルは彼らの中でも最高のポップサイケ曲、
「ファザーズ・ネーム・イズ・ダッド」でした。

しかし。。。
ライナーによるとデビューシングルの発売直後、
ポールマッカートニーの「録り直し」指示により回収されるハメに。。。

どうやら地味な印象を持ったようで、録り直すことになり
そして回収されることになったそうです。
そして録り直しバージョンが再発売されたものの、
残念なことに話題にのぼることがなく
そのまま消えていったそうです…(T∀T)

この曲、タイトルから察するとおり(?)、
とても楽しくてポップな曲なんですよ♪

あの最強のサイケコンピ盤「ナゲッツ」の
「Ⅱ」のほうにも収録されてますが
それに収録されてるのは録り直しする以前のバージョンですね。

この編集盤には録り直しバージョンも収録されてますが
長年、ナゲッツⅡで「回収されたバージョン」を聴いてきたこともあり、
ワタシ的には回収されたバージョンのほうがパンチがあって好きです。


この編集盤はファイアの中心人物デイヴ・ランバートが
大切に保管していた当時の音源を集めた1枚だそうです。

このデイヴ・ランバートは
70年代のStrawbsっていうバンドでもギターで活躍していたそうですが
ワタシ、このバンドはこのライナーを読んで初めて知りました(^^ゞ


そんな彼が保管していた音源を集めたこの編集盤ですが
ポップサイケの楽しい曲や、憂いを帯びたコーラスワークが光る曲、
スリーピースバンドならではの各パートが力強く主張するような
ハードロックテイストな曲などなど、いろいろな曲が楽しめます♪

良い曲ばかりなので、レーベルやその他諸々の事情により
上手くセールスされなかったことが悔やまれますが
現在こうして聴くことができてヨカッタです。