昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ファントム・ペイン

2011-04-30 20:50:54 | 90sジャケ絵日記
今日ご紹介するのは
The Phantom Paynです。

彼は80年代ドイツの
ガレージパンク/NWバンド、39 Clocksのメンバー。
その後バンドが解散。
そして90年代にいくつかソロ作品を発表しているようです。

こちらはソロになってからの第1弾と思われる、
91年作「Vol. I Dig The Squares - They're Ugly」



39のときもかなりダウナーでしたが
こちらのソロではそれが更に加速!
泣く子も黙るほどのカオスっぷり!
痺れるほどのダウナー系ガレージです。

このモノクロ砂嵐ジャケの通り
全体的にマットなグレーカラーで覆われてるような
鬱々とした雰囲気が漂いまくってます。

はき捨てるかの如くな「つぶやき系ボーカル」は
まるであのルー・リードみたい!
39のときもかなり似てたんだけど
このソロでは更にソックリです。

ちなみにこの作品の曲のナンバリングは
13曲目が飛ばされてたりします。
欧米では不吉とされる13の数字を
あえて避けたのでしょうかね。
13曲目にあたる曲は14曲目になってます。


そしてお次に紹介が
そんな彼の次作となるEP盤「Vol.2」



こちらのほうは4曲入りのEP盤。
でもEP盤とはいえ、全く一般ウケしない内容です(爆)

1曲だけアコースティックR&Rみたいな
ほんのりノリの良い曲がありますが
他の3曲は1作目よりも更にカオス(笑)

1曲だけ声が変なのがありました(^^ゞ
エフェクトかぶせてるのか
ゾンビみたいな声といったら通じるでしょうか(爆)、
なにやらこの世の者とは思えないような声で
ダウナー系ガレージを繰り広げてます(^^ゞ


そしてお次がソロ3作目となるフルアルバムの
「TROULE WITH GHOSTS」です。



こちらは93年に発表されたようです。
このジャケで見られるように
何気にシド・バレット的なルックスですよね。

曲のほうも相変わらずルー・リード的な歌い方で
ダウナー系ガレージなんですが
この作品ではシタールなどを所々に取り入れた
ほんのりアジアンテイストな曲や
エレピを入れた神秘的な曲など、
それまでのシンプルなダウナー系ガレージから
ほんの少しだけ音に変化があるように思います。

素のまんまサイケデリックというような
シドバレット的・狂気と神秘性を含んだような
そんな作品に思えます。

http://www.youtube.com/watch?v=EzqUHdJmJD8




ラスト・ドライヴ

2011-04-29 21:43:03 | 80sジャケ絵日記
今日のジャケは
The Last Drive



80年代のギリシャのガレージパンクバンドです。
彼らは83年に結成、95年まで活動し解散、
そして2007年に再結成しているようです。
本国ギリシャでは人気のベテランバンドのようです。

そして本作「Their Story So Far」は
2枚のスタジオアルバムを収録した2イン1のCD。
86年の1st「Underworld Shakedown」と
88年の2nd「Heatwave」を収録しています。

彼らは動画のリンクをたどっていたら知りました!
なんてモロに60sな80sバンドなんだろうって衝撃でした!

動画のリンクで最初に知った彼らの曲はというと
60sガレージ、HUMAN EXPRESSIONの
Everynightという曲のカバーで知りました。
80sバンドなのに、モロに60sな音に衝撃…!

で、他にもリンクをたどって聞いてみたら
どの曲も疾走感あふれるガレージナンバー!
しかも危険な香りもプンプンします!
なんというモロに60sな80sバンド!
本国ギリシャで人気があるのもうなづけますね~!


ちなみに最近、これとは別のバンドで
モロに60sな80sバンドを知ったばかりなので
私の今後の探求テーマのひとつに加わりそうです。
モロに60sな80sバンドをもっとたくさん探求したいわ~!

ちなみに80sのネオサイケやガレージパンクなどの多くは
私にしてみれば「新しい音、爽やかな音」に聴こえて
物足りなさを覚えてしょうがないんですよね…(汗)
いつもコテコテ&ストレンジな60sサイケを
聴きすぎちゃってるからかな?(爆)

このラストドライヴのようなモロに60sな80sバンドを
他にもご存知の御方がいらっしゃいましたらば
こんな私にどうぞお教えくださいませ(^^ゞ
(録音状態が、こもった音なら尚良し!笑)

↓彼らの動画の再生リストです♪
どうぞ聴いてみてくださいね♪
http://www.youtube.com/playlist?p=PL49AB8A1349488058
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Wendy & Bonnie - Genesis

2011-04-26 23:43:28 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Wendy & Bonnie - Genesis



サンフランシスコ出身、
姉妹デュオの69年作品です。

グルーヴィーなオルガンの
アップテンポナンバーから始まるこの作品。
しかしグルーヴィーな曲はこれと後半に少しあるだけで
後の曲は幻想的なアシッドフォークだったり
メロウなソフトサイケだったりします。

彼女たちのちょっぴり気だるく
ミスティックなハーモニーが美しすぎますね!

彼女たちの年齢を知ったときはビックリでした!
ウェンディが17歳、
ボニーはまだ13歳だったというのですから…!

なんという若さ!
声だけ聴いてると大人の女性みたいです!
しっとりと落ち着いた雰囲気が
とてもじゃないけど10代の女の子には思えないです!

また、バックの演奏陣も相当にクールな演奏なので
それが相まって更にオシャレに聴こえます。
バックの演奏陣の中にはラリー・カールトンなども
参加しているのだそうで。
(他の参加ミュージシャンは私は知らないので割愛ですが!爆)

尚、曲のほうは殆んどの曲を彼女達が書いているそうです…!
ご両親もミュージシャンなんだそうで
そういう音楽環境が整ってたんだろうなぁ…!

シッカリとしたクールな演奏に
彼女たちのミスティックなハーモニーが溶け合って
甘くミステリアスな雰囲気をかもし出している作品です。

http://www.youtube.com/watch?v=V7kpgFwXCMg




Markley - A Group

2011-04-25 23:24:59 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Markley - A Group



69年発表作品。
ウエスト・コースト・ポップ・アート…の
ボーカル、ボブ・マークリーの名義ですが
バンドとして実質上最後となる作品。

マークリーを中心に
ハリス兄弟とマイケル・ロイドが
一緒にやってます。

音のほうはフォークロック、
サイケポップ、ソフトサイケな感じ。
これまでよりもポップになった印象です。
ジャケのとおりオシャレな雰囲気ですね。

また、ストリングスを使った曲や
私の好きなハモンドオルガンなんかも
使ったりする曲もあったりして
なかなか意欲的にやってます。

この制作以前にマークリーと他メンバーとの確執などで
紆余曲折したバンドの最後の作品とは思えないほど…
良い仕事してます!

http://www.youtube.com/watch?v=SFuuOQ0QFQE




WCPAEB - Where's My Daddy

2011-04-24 21:34:25 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
The West Coast Pop Art Experimental Band
- Where's My Daddy



メジャーデビュー後からは4枚目、
バンドとしては通算5枚目となる69年作品です。

マイケル・ロイドは相変わらずバンドの演奏には
直接的には携わってないものの
曲を数曲提供しているようです。

本作の曲はというと、
それまでの彼らから比べると
多少ロックの比率が高くなかったな、という印象。

美しいハーモニーは健在!
フォークサイケ、ポップサイケ、ソフトサイケの
良い処採りという感じの作品です。

http://www.youtube.com/watch?v=eRLqPcqEXQU