昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ティンテッド・ウィンドウズ

2009-05-27 18:51:32 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケは、Tinted Windows(同名作品)


このCDはつい最近、09年春に発売されたばかり。

米パワーポップバンド「ファウンティンズ・オブ・ウェイン」の
ベースであり作曲も手がけているアダムの
サイドプロジェクトバンドということで知りました。

そしてメンバーがすごい人ばかり…!もうビックリです。

なんと、ドラムがチープトリックのバーニーとは!

ボーカルはハンソン3兄弟の次男、テイラー・ハンソンだし。

ギターは90年代から活動していたスマッシング・パンプキンズの
ジェームス・イハという人。
でも私は残念ながら知らないんですが…(^^ゞ


そんな最強ラインナップのこのバンド、
コンセプトは「70年代後半~80年代初頭」の
パワーポップバンドなんだそうで。

チープトリックのハードなところと
ラズベリーズのキュートポップなところ、
そして「今」の感覚がうまい具合にミックスされてる感じです。

作曲のほうは1~4曲目、6、8、10曲目がアダム作。
5、7曲目がイハ作。
9曲目がテイラー作で、
11曲目はテイラーとアダムの競作だそうです。

曲のほうはというと、元気でポップな曲はモチロンのこと、
優しげな感じのバラードなどもやっていて
バラエティに富んだ内容です。

ストレートにポップなところが聴きやすいですね。
コンセプト通りの「70年代後半~80年代初頭パワーポップ」の
雰囲気をバッチリ出せていると思います。
コレ聴いてると懐かしくなるし嬉しくなります♪

春~夏にピッタリの爽やかポップな1枚です♪

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★海外某所から
Kind Of A Girl

PVの映し方もあの時代の雰囲気が感じられて懐かしい♪



パニック・アット・ザ・ディスコ 「プリティ。オッド。」

2009-05-26 19:09:46 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケは
Panic At The Disco 「Pretty.Odd.」


米ラスベガス出身バンドの2nd、08年作品です。

彼らはまだ20歳そこそこの若いバンド。

元々エモバンドだったんですけれど
この2ndでは「脱エモ」という感じになりました。

というか、発売後1年経ったつい最近、
ようやく私はそのことを知りました(爆)

で、借りてきて聴いてみたらば、なんと!

まるでサージェントペパーズの落とし子のようです!

ストリングスやホーンセクションを取り入れて
華やか&ファンタジックにポップサイケ。
全体的にトータルアルバムのような雰囲気がします。

しかもこの作品、
アビーロードスタジオで制作した作品なんだそうです。
メンバーの熱意が込められた作品ですね♪


また、サイケポップな曲だけじゃなくカントリーっぽい曲や
20年代~30年代のスタンダードナンバーっぽい曲もやってます。
それに加えて、いわゆる「今風」の新しさがプラス。
なんとも個性的で新鮮です。

それと、ボーカルの人もエモだった頃よりも
歌が上手くなったように思います。
というかこの声は、エモ系を歌い上げるよりも
こういったポップな曲のほうが合ってるかも、と思います。


インタビューページのサイトも見つけましたけど
普段からレトロな古着を着るようになったみたいですね!

ということは、今後の作品も
こういったサイケポップな感じとか
サイケじゃないとしてもルーツロック的な音を
やってくれるかもしれない、という期待が高まります。

今後も是非、こういったオールドロック/ルーツロックをベースに
今風の新しさを加えた彼ららしい音をやってほしいなぁ、と思います。
今後も期待したいバンドです♪

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●海外某所から
Nine in the Afternoon



ジョン・パントリー

2009-05-22 10:02:45 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
「The Upside Down World Of John Pantry」
Featuring Peter & The Wolves,
Sounds Around, Wolfe, The Bunch,
Norman Conquest and The Factory


英国の自主レコーディングスタジオIBCの
エンジニア、ジョン・パントリーに関連する
自身が提供した曲、自身がやっていたバンド、
ソロ曲などなど、あらゆる音源が収録されまくった
2枚組アンソロジーです。

数年前に出たアナログにプラスして
2枚組CDとしてリイシューされました。

収録曲数はなんと、53曲!
もうビックリなボリュームです!

曲の年代は66年~71年頃のモノまでですが
主に67年~68年の曲が多くを占めてます。


ジョン・パントリーは先日当ブログでも紹介した
ファクトリーというフリークビートバンドに
曲を提供したことで私は知ったのですが
自身のバンドも組んでたりソロでもやってたりと、
精力的に活動されていた方だったようです。

いろんなバンドへ提供した曲は
サイケポップが多いですね。
(ファクトリーへの曲はフリークビートと
フォーキーな曲でしたが…)

彼のソロ曲は爽やかポップス系や
美メロなピアノバラード系だったりしますが
他のバンドに書いた曲や自分のバンドでの曲を
ピアノでポップに弾き語りもしています。

そして彼が活動していたバンドのひとつ、
「Peter & The Wolves」ではドリーミーでポップに。
これが個人的にはツボでした。
60年代英国ポップのドリーミーなところが良い感じ。

全体的に音質はあまり良くないんですけど
なんせ53曲ものボリュームで2500円程なので
そのお得感に大満足です。



ファクトリー+ファイヴ・デイ・レイン

2009-05-15 10:11:23 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはコレ!
67年、突如として現れた
英国スリーピースバンドのThe Factoryです。


…画質悪くてスミマセン!
実はコレ、ライナーの中にあった
小さい写真を引き伸ばした画像なのでした(^^ゞ
(しかも間延びしてるし。汗)



本当のジャケはコチラ。


なんの変哲もない部屋の写真です…(^^ゞ

でも内容的にはメッチャ色濃い~内容なのでした!

本作はコンピ盤で、
英国の自主レコーディングスタジオ・IBCで働いてた
2人のエンジニア=ブライアンとキャロルに関連する
バンドのコンピ盤なんだそうです。

彼らが探してきた2つのバンド=ファクトリーと
ファイヴ・デイ・レインの音源が収録されてます。

18曲中ファクトリーが7曲、
ファイヴ・デイ・レインが10曲、
そしてファクトリーのシングル製作に携わった、
エンジニア:ジョン・パントリーの曲が1曲という内容です。


ファイヴ・デイ・レインのほうは、
リイシューCDに収録されてない曲が数曲ほど収録されてましたが
その逆に、リイシューCD収録曲の中でこのコンピ盤に
入ってないものが少しありました。

そしてファクトリーはというと
シングルになったA面曲が最高でした!
最強フリークビートという感じのサイケ曲なんです♪

ライナーの説明ではまだこの当時、
彼らはたったの17歳だったそうで。
そんな若さあふれる彼らの勢いが
伝わってくるような曲です。

また、A面曲「Path Through The Forest」の
バージョン違いも収録されてます。
このバージョン違いが個人的には超ツボ!
サイケなアレンジなんです!

イントロ部分から謎めいた音のSEが使われ
フリーク感と浮遊感がサイケで魅力的!
最初これを聴いたときはつい何度もリピートして
聴いてしまうほどでした(^^ゞ

ちなみにこの曲はエンジニア、
ブライアンとキャロルのイチオシだったのですが、
レコード会社からは却下されたのだそうで。
サイケすぎたからだったのでしょうかね…(謎)

とまぁ、こんな感じの1枚ですが
ファイヴ・デイ・レインを元々持っていたので
このコンピ買ったらダブるしどうしようかと思ってたんですが
やっぱ入手してヨカッタです!

音質は曲によってあまり良くないモノもありますが
個人的にはとても気に入った1枚でした。


ファイヴ・デイ・レイン

2009-05-08 10:14:25 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは、
Five Day Rain(同名作品)。


69年作品です。

これは中古屋で偶然みつけて
ジャケ買いしたものでしたが
オリジナルはたったの15枚の
テストプレスしかないというような
激レア盤を起こした復刻CDなんだそうです。

しかもこのCD、中古屋で1000円だったし(^^ゞ
なんてお得な買物をしたんだろう、と
喜んでいる私です(^^ゞ


さて、そんな本作ですが
英国の自主レコーディングスタジオIBCで働く
2人のエンジニア、ブライアンとデーモンが見つけてきた、
スコットランドのバンドの作品だそうです。


サウンドとしてはけっこう爽やかでポップなサイケサウンドで
優しげなハーモニーが好印象。
でも演奏はけっこうハード寄りな演奏。

3~4分で終わる曲が殆んどですが
10分以上の長尺な曲も1曲あります。

なにげにサイケ後期~プログレ前夜という感じ!?

60年代と70年代サウンドの美味しい処が
両方楽しめるようなサウンドです。