昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

カート・ベッチャー周辺のアーティスト達

2012-07-31 11:38:16 | 60sジャケ絵日記
今日はミレニウム、ボールルームなどで
ベッチャーサウンドを支えてきた
3人のアーティストをご紹介します♪

まずはこの御方。

Dotti Holmberg - Sometimes Happy Times



この御方の名前の読み方って「ドッチ・ホームバーグ」なんですね!
私、ず~っと「ドッティ・ホルムバーグ」って読んでました(爆)
まぁ、テキトーな奴でございます(笑)


このドッチは、ボールルームではメンバーとして、
その後はベッチャーの携わる曲達にバックコーラスで参加してました。

キュートで透明感あるエンジェルボイス!
この作品でも魅力爆発でございます。
ドッチの可愛い歌声が映える、
アコースティックな穏やか&華やかソフロサウンド。

そんなこの作品は、66年から70年頃までに録音された音源集で
プロデュースは曲によってベッチャー、キース・オルセン、
ドッチがそれぞれプロデュース。

ベッチャー関連作ではお約束といった感じで(?)、
サンディやリー・マロリーらも参加しています。

…ちなみに私、サンディのことも名前間違えて読んでました。
つい先日まで長年ず~っと「サルスベリー」と読んでました(爆)
本当は「サリスベリー」なんですねーー。
頭の中のメモに強烈にインプットでございます(笑)

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さて、お次に登場はこちら。

Lee Mallory - That's The Way It's Gonna Be



ミレニウムのメンバー、マロリーの音源集です。
66年~68年に録音された音源だそうです。

彼は一応(?)、シングルも2枚出していたそうで
レアなシングルらしいのですが
ミレニウム的なものが見え隠れしてる素敵なサウンドなんですよ。

そのシングル盤はベッチャーがプロデュースしました。
アソシエーションのチェリッシュを手がけた頃のことだそうです。

シングル第1弾の「That's The Way It's Goona Be/
Many Are The Times」のバックのギターは
フライア・タックのマイク・ディージーが中心の
セッショングループ、ユア・ギャングが参加してるそうです。

ベッチャーが携わったのはこの2枚のシングル盤=計4曲のみで
あとの収録曲はミレニウム結成前のデモ音源が中心。

SSW的でソフトなフォークロックが多いです。
ポップセンスがキラリと光ってるフォーキーサウンド。

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さて最後に登場はこちら。

Joey Stec - Joey Stec Album



ミレニウムのメンバー、76年ソロ作品。
この作品はストーンズやトラフィックのプロデュースで知られる、
ジミー・ミラーがプロデュースしました。

70年代後半のこのソロ作品、
ミレニウムのメンバーだったことを教えてくれなければ
全く「それ」とは気付けないくらいの(笑)、
アーシーなアメリカンロックサウンドです。

70年代のSSW的・穏やかロックな作品。

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Dotti Holmberg - Love Is
(「さくらさくら」をモチーフとした曲!素晴らしー♪)



Dotti Holmberg - Let You Know



Lee Mallory - Take My Hand
(セカンドシングルA面)



Lee Mallory - The Love Song
(セカンドシングルB面)



Joey Stec - Do You Know






Sandy Salisbury (Sunshine Pop) + The Groop (Hermony Pop)

2012-07-27 11:38:30 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはソフトロックのこちらの2枚。
まずはこちらから。

Sandy Salisbury - Sandy



米ソフトロックを代表するミレニウム、ボールルームのメンバー、
サンディ・サリスベリーの69年ソロ作品です。

こちらは69年に録音されたものの
レーベルなどの諸事情からお蔵入り。
2000年にCD化されるまで日の目を見ることがなかった音源達です。

サンディといえばミレニウム関連では
ポップなメロディメーカーとして知られてますが
こちらの作品でもその魅力が存分に発揮されてます。

サンシャインポップ、バブルガムポップ、
ソフトサイケフォークな曲が色々と詰まった
ドリーミーポップな1枚。

どの曲もミレニウム、ボールルームの作品に
ポンと収録されててもおかしくないほどの
クオリティ高いポップな曲ばかり!

今回この記事用に動画をUPしましたが
2曲だけにしようと思ったんですが
なにせ全曲大好きなので選曲に迷いました(笑)
苦しみながら3曲選びましたよ~!(笑)

動画は一番下のほうにあるので
後でお楽しみくださったら嬉しいです。

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そしてサンディつながりでこちらのグループを。

その名もThe Groop - s/t



LAのハーモニーポップグループの
69年発表となる唯一作です。

こちらではサンディがミレニウム時代に書いた
ジョーイステックとの競作、
「I Just Don't Know How To Say」がカヴァーされてます。

プロデュースは、トキシー・フレンチ。
彼はベッチャーがコーラスアレンジを担当した、
「Friar Tuck and His Psychedelic Guitar」にも
セッションミュージシャンとして参加している御方だそうです。

ちなみにこのフライア・タックにはサンディも参加してます。
詳しくは私の過去記事を(^^ゞ

そのトキシーがプロデュースしたこちらのザ・グループ、
サウンドのほうはドリーミーで流麗なハーモニーポップ。
男女混声でどちらかというと女性が主旋律を歌ってます。

優雅なオーケストレーションに
時折ハープやビブラフォンが入り、とてもドリーミー。

曲によってはサイケでロック寄りな演奏の曲も。
同じグループかと思うくらいにガラリと違ったサウンドしてます(笑)

でも収録曲数としてはやっぱりハーモニーポップのほうのが多め。
美しいハーモニーと演奏にウットリの1枚です。


「参考」The Groop (Discogs)


Sandy Salisbury - Spell On Me



Sandy Salisbury - Once I Knew A Little Dog



Sandy Salisbury - Goody Goodbye



The Groop - A Famous Myth



The Groop - Blustery Day



他のお方がUPしてくださった、
ザ・グループのフルアルバム動画も発見したので
ここにリンクしておきます…w

The Groop (full album)





カート・ベッチャー、ミレニウム前後の作品集

2012-07-23 11:43:51 | 60sジャケ絵日記
今日は米ソフロの代表格・ミレニウムの中心人物で
コーラスの魔術師カート・ベッチャー関連です♪

ミレニウムの前後の彼の作品を
ざっと書いていきますよ~。

まずはミレニウム前に結成してたこちらを!

The Goldebriars - s/t



64年、1stです。
ドッティ&シェリーのホルムバーグ姉妹を
メインボーカルにしたコーラスグループ。
とても透明感あって美しい。

しかも64年当時にこのソフトなポップ感というのは
なかなか他では見当たらないと思います。
数年先を行っているような洗練された音楽性ですね。


そして彼らの2ndがこちら

The Goldebriars - Straight Ahead



こちらも同年、64年作品です。

こちらのほうはアコースティックな曲調が多いかも。
ドリーミーポップな雰囲気と
透明感溢れる姉妹のボーカルが美しくて大満足。

ハイレベル&ハイセンスなハーモニーポップ!

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そしてミレニウム後、73年のソロ作品を。

Curt Boetcher - There's an innocent face



姓名の綴りもTの字がひとつ減った綴りに。
曲のほうもミレ&サジから比べてとてもシンプルな
ウエストコースト・フォークやカントリーロックの路線。

でも彼ならではのポップセンス炸裂で
フォーキーサウンドでもキラキラしたサンシャインポップ!
とても透明感あってポップで素敵です。

正直、そんなに期待してなかったので
これを最初聴いたときはビックリでした!
素晴らしい作品です…!

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そしてこの1stを発表後、2ndの録音作業に入ったものの
諸事情から未完成のままお蔵入りとなったのがこちらの音源集。

Curt Boettcher - Chicken Little Was Right



録音日時の詳しいことは書いてませんが
1st発表後と書いてあるので73年以降の音源ということでしょう。

こちらも1stのフォーキー&カントリーロック路線。
キラキラした木漏れ日フォークです。

曲によっては少々ポップな曲や、ファンキーな曲もあったりして
その後のファンキー&ディスコなプロジェクトグループ、
「カリフォルニア」を彷彿とするようなものを少し感じます。

なにしろ驚きなのが、このライナーノート!
この時期、何故カートが録音作業を中止してしまったかというと
カートは奥さんとの離婚問題があって
録音作業を中止してしまったようだと書かれてるのです!

…女性と結婚してた時期があったなんて
今までライナーを丁寧に読んでなかったので知りませんでした(汗)
そっか、そういう時代があったのね…

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さて、最後に登場は、
69年前後に録音していた未発表音源集です。

Curt Boettcher - Misty Mirage



69年という時代なので
ミレニウム、サジタリアス的な
ドリーミーな重厚アレンジの曲が満載!

なんでこれが未発表だったのか不思議に思うほど
ミレ&サジの延長線あるドリーミーポップな音源集です。
大満足の1枚。


The Goldebriars - Railroad Boy



The Goldebriars - I've Got to Love Somebody



Curt Boetcher - Such a Lady



Curt Boettcher - I Call You My Rainbow



Curt Boettcher - Baby It's Real






The American Dream ( US Psyche Folk Rock)

2012-07-19 17:45:48 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
The American Dream - s/t



米サイケ・フォークロック、70年発表作品です。

彼らはフィラデルフィア出身のバンド。

この作品はトッド・ラングレンが手がけました。
彼の最初期のプロデュース作品だったそうです。

曲のほうはバッファロースプリングフィールド的な
サイケ感のあるフォークロックが多いんですが
Nazz的なサイケビートの曲もあったりして楽しい1枚。

どちらの曲もトッドのポップセンスがキラリと光ってます。


Store



Credamphels






Modulo 1000(ブラジル・プログレ/アシッドサイケ)

2012-07-16 22:38:21 | モノクロジャケ
今日のジャケは
Modulo 1000 - Nao Fale Com Paredes



ブラジルのプログレ/アシッドサイケ、70年作品です。

ヘヴィサイケで暗黒でプログレ的なサウンド!
惚れ惚れするくらいのドラッギーなアシッドサイケ!

ドタドタ&バタバタなリズムが印象的なアングラ・ヘヴィサイケ!
オルガンが良い味出してます。

この暗黒&ヘヴィなサウンド、
なんとなくオカルティックな雰囲気も。。
ずっと聴いてると密教の儀式っぽい感じがしてきます…(笑)

リイシューCDのほうでは、アルバム未収録シングルや
後身バンド「ラブ・マシーン」の曲などがボートラ収録。
とてもお得です(笑)

Nao Fale Com Paredes



Salve-se Quem Puder