昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

モントリオール「ア・サマーズ・ナイト」

2011-08-31 23:56:51 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Montreal - A Summer's Night


逆光ジャケが美しいですね。
彼らはモントリオールの名の通り、
カナダのグループ。
70年発表の唯一作です。

アコギ中心の演奏に
控えめにベース、パーカッション、
ピアノが添えられ、
時折フルートが妖しく鳴り響いたり、
シタールと琴がアシッドで幻想的な雰囲気をプラス。

控えめで穏やかな女性ボーカルが
メランコリックで素敵です。

アコースティックで
ちょっぴりジャジーなソフトサイケ。
涼しげでオシャレな雰囲気ですが
夏の終わりを予感させるような
切ない雰囲気も感じられます。
メランコリックな世界観に陶酔の1枚です。


Circles and Lines



What About The Wind





Mu / Merrell Fankhauser

2011-08-30 00:14:03 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケはこちら

Mu - s/t


アメリカ本土からハワイに移住した
Merrell Fankhauserの移住前の作品、
71年作品です。

キャプテン・ビーフハートのMAGIC BANDに
後に加入することになる
ジェフ・コットンと共に作ったバンド。

幻の大陸、ムー大陸の名前を冠したこの作品、
その名のとおり妖しい空気に満ちてます。
ゆらゆらと揺らめくサイケサウンド。

ほんのりジャズテイスト、
変拍子でちょっぴりプログレ的、
でもミスティックな空気に包まれてて妖し度満点、
一筋縄ではいかない怪作となってます。
自分的には何度も聴けば聴くほどに味がでる
スルメ盤だったりします。


そして74年にハワイのマウイ島に
移住してからの作品がこちら。

Merrell Fankhauser - Maui


75年作です。
こちらはハワイらしい爽やかで穏やかな
アコースティックサウンドとなってます。
アコギを中心に控えめなバンド演奏というスタイル。

メレルの歌声も元々伸びやかなので
Muのときのサイケサウンドよりも
こちらのほうのが良さが出てるように思います。

爽やか&穏やかソングに癒される1枚です。


Merrell Fankhauser - On Our Way to Hana



Mu - Blue Form




カントリー・コンフォート 1st

2011-08-26 23:50:35 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Country Comfort - We Are The Children


1stとなる75年発表作品です。

レココレ・ハワイアン特集号の解説によると
彼らはセシリオ&カポノやカラパナのように
西海岸で録音することもなく
本土のほうでライヴをすることもなく、
あくまでもハワイのみにこだわって活動していたそうです。

そんな彼らの音楽は
ゆったり穏やかなアコースティックロック。
ハワイアンな雰囲気を漂わせつつ
アコースティックなロックしています。

今月の私の投稿はハワイモノが多かったですが
実は自分の中で一番好みなのはこのバンドなのでした。

ハワイの土着的な雰囲気がプラスされた
アコースティックロックというのが素朴で素敵。
特にアコギの哀愁的な音色が格別です。
シンプルでナチュラルなサウンドに心もほぐれる1枚。


Sun Lite, Moon Lite


Waimanalo Blues




These Trails

2011-08-23 23:55:46 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
These Trails - S/T


ハワイのアシッドフォークグループ73年作品です。

美しく幻想的なアコースティックサウンドの彼ら、
とてもじゃないけどハワイのバンドとは思えないほどの
湿り気帯びたアシッド感覚しています!

トレモロ気味の女性ボーカルが儚げで素敵。
アコギやダルシマー、タブラ、シタールなど
アコースティックな楽器で透明感あふれ、
幻想的でスピリチュアルな雰囲気。

また、5曲目「Psyche I & Share Your Water」では
シンセを使ってコズミックな雰囲気。
ハワイのハの字も感じられないほどのアシッド感覚!
その透明感溢れる儚げな世界観に陶酔です。


Our House In Hanalei


Psyche I & Share Your Water




クイ・リー(Hawaiian SSW)

2011-08-21 00:04:00 | 60sジャケ絵日記
今日はこちら。

Kui Lee
- The Extraordinary KUI LEE



ハワイのSSW、クイ・リーの
66年発表となる唯一作です。

クイ・リーはハワイで活動していたアーティスト。
他の歌手にも曲を提供していたようで
ハワイでは特に有名なアーティストなのだそうです。

曲のほうはアコースティックギターを中心とした
穏やかでモダンな曲。

クイ・リーの落ち着いた温かみある歌声に癒されます。
ハワイの言葉で歌っている曲もあるんですが
メランコリックな曲でなんとも幻想的です。


この作品は彼が癌を患い、
余命宣言された最中に作られた作品だそうでして
これが発売されたのは1966年11月なのですが
彼が亡くなる2週間前のことだったそうです。

彼は66年12月3日にまだ34歳で天に召されました。
ハワイでは特に有名だったミュージシャンだったので
その後、彼の名前をつけた
「クイ・リーがん基金」というのが立ち上げられたそうです。

ちなみに73年にあのエルビス・プレスリーが
ハワイから世界中に向けて衛星生中継ライヴをやったのは
このクイ・リー癌基金のチャリティーライヴだったのだそうです。
これを書くにあたって、癌基金のことを調べたら
ウィキそう書いてあってビックリでした!

しかもこのライヴのとき、クイ・リーの曲をカバーしたそうです!
「I'll Remenber You」という曲を…!
酸いも甘いも見てきたエルビスだからこその
優しさ溢れるチャリティーですね。
クイ・リーは全米で広く知られる名前なのでしょうね。


I'll Remenber You



Kamakami Ka'ili Aloha