昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ジミ・ヘンドリックス「ヴァリーズ・オブ・ネプチューン」

2010-08-30 23:12:45 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Jimi Hendrix 「Valleys Of Neptune」



2010年発売のジミの未発表曲集です♪

このジャケのジミを撮影したのはリンダ・マッカートニー。
その写真の上にジミの絵を乗せたのだそうです。
なんともカッコいいジャケになってますね!


この音源集は68年エレクトリック・レディーランドの発表後から
69年夏ウッドストックへ出演するまでの間に
録音された音源だそうです。

ライナーノーツを読んでまとめてみると
69年1月~5月、9月に録音した音源がメインですね。

5曲目「Mr. Bad Luck」だけは67年5月の録音ですが
「アクシス:ボールド・アズ・ラヴ」用に録音されたけれど
結局、未発表になった曲だったそうです。


そしてこの録音された時期というのは
ベースのノエルの脱退があった時期でもあり
バンドとしては緊張感ただよう時期だったと思うんですが
演奏のほうもそれが反映してるのかとてもスリリング!

スタジオ録音なのに
ライヴ音源を聴いてるような気になってきます。

未発表音源集というのを忘れてしまいそうです。
かといって、ひとつの作品のように思えるかと言ったら
そうは思えないんですが・・・

同じ未発表曲集だったら数年前に発表された
「First Rays Of The New Rising Sun」のほうが
まとまりあって私は好きなんですが(汗)、
まぁ、あれは「もしジミが生きてて発表されてたとしたら」という前提で
ミキシングやらで手を加えて発表した作品でしたからねぇ。
やっぱりまとまり感はあるわけです。

一方こちらのヴァリーズのほうはというと
「ファースト・レイズ・・・」ほど手を加えていない分、
その当時の空気がギュっと詰まって
ライヴ感があるんですよね。

ライナーノーツの録音説明を読むと
連続した時期に録音をバーっとやってるみたいなんですよね。
それだけこの時期のジミは
アイデアがどんどん湧き出てたのだろうというのが分かります。

そんなジミとメンバーたちとの
スリリングな演奏が聴きごたえある1枚です。

http://www.youtube.com/watch?v=pHdrjth2ZZA

クリームのサンシャイン・オブ・ユア・ラヴのカバー!
元曲より速い演奏でグルーヴィー!
カッコイイの一言に尽きますね~!

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マイケル・ヨンカース「グリムウッド」

2010-08-16 23:21:44 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Michael Yonkers 「Grimwood」を。



サイケ界の奇才で鬼才な御方、
マイケル・ヨンカースの74年発表作品です。
録音のほうは69年にしていたようですが
発表したのは74年だったようです。

前回、当ブログに投稿したほうのは
60年代の音源でガレージ色の濃い作品でしたが
今回こちらのほうはアシッドフォークな作品となりました。

ギターの弾き語りがメインですが
ゆらゆらとゆらめくような危うさを感じます。

このテのモノを聴いてきている私でさえ
思わず怖くなってしまうほどの
超カルトっぷり!(^^ゞ
なんだか魔女か貞子が出てきそう~(爆)

たぶん音のレベルが一定じゃない曲があるからかも。
なんだか戦前のレコードみたいに
音が一定じゃないんですよ~
ゆらめいちゃってるんです!
だから貞子をイメージしちゃったのかも(爆)

でも温かみも感じられるんですよ。
曲によってはSEみたいな音も入れててサイケ感だしてますが
基本は弾き語りなので温かみがあります。

そして!
相変わらずの不協和音は健在です!
この不協和音が余計に不安にさせるんですよね~(^^ゞ
でも何度も聴いてると不思議と癒されるんですよね・・・!

アシッドフォークの作品なのに
前作のガレージな作品と同様に衝撃を覚えます。。
独特の世界観をもった作品です。

http://www.youtube.com/watch?v=QPjJne378co


ところでDユニオンのヨン様ページで
ビックリな事実を発見!

該当ページはコチラ

脊髄の病気って・・・(゚ー゚;Aアセアセ
74年当時のことですが。
今はもう大丈夫なのでしょうか・・・

それにしてもなんでヨン様のリイシューモノって
LPばかりなんでしょうか・・・
CDで出してほしいよ・・・(゚Д゚)

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★「Grimwood」の試聴はコチラでも聴けます♪

カルトな音源を取り揃えている販売サイト、
「メディテーション」のページです☆
いつもステキなラインナップなので
ページを見るたびに魅せられてます☆

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エリック・バードン&ジ・アニマルズの3rd

2010-08-03 23:32:37 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Eric Burdon & The Animals 「Twain Shall Meet」



彼らの3rdとなる68年発表作品です。

60年代イギリスを代表するバンドのひとつアニマルズ。
そのアニマルズのフロントマン、エリック・バードンが
アニマルズ解散後、アメリカ西海岸に拠点を移して
自分以外のメンバーを一新して結成させたのがこのバンド。
ニューアニマルズとも呼ばれてますよね。

そしてこちらの作品はそのニューアニマルズの3rd作品。

実は私、2ndのほうを先に聴いてみたんですけれど
ちょっと私好みじゃなかったので
この3rdも手がなかなか伸びにくくて
ようやく入手したのでしたが
聴いてみたらば、なんと!

2ndよりも格段にサイケデリック!
このサイケなジャケはダテではありませんでした!

2ndのほうは「サンフランシスコの夜」という
当時のヒット曲もあるし
ストーンズの「ペイント・イット・ブラック」も
カバーしてて面白いとは思うんですけれど
朗読だけの曲があったりしてテンション下がり気味(爆)。
アルバム全体的に散漫としたように感じられました。

でもこの3rdでは、当時の米西海岸のヒッピームーヴメントに
強く影響された、当時の空気が感じられる作品に♪

最初から最後までサイケな空気に満ちてます!

イギリス時代のアニマルズから比べたら
なんという胡散臭さ!(^^ゞ

以前のアニマルズよりも黒くないサウンドだし
こんなにサイケな曲ばかりになっちゃたし
当時のファンは戸惑ったかもしれませんね~(゚Д゚)

でもサイケファンにとっては
最高にサイケでステキな作品だと思います。

カルトサイケっぽい胡散臭さが
私としてはとても気に入りました!

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本作、1曲目「モントレー」。
このエリックの堂々とした貫禄っぷり!
カッコよすぎます~!
所々入る「キララララーーン」って音が
胡散臭さを増幅させてて最高です~!(^^ゞ

http://www.youtube.com/watch?v=iLo8GJJLUhE
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