昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ドレイトーンズの1st&ミニ

2008-10-31 10:19:31 | 00s以降~ジャケ絵日記
今日のジャケは、「The Draytones」の2枚を。
UKの若手インディーズバンドです。

なんたって60年代ブリティッシュロックに
モロに影響受けたサウンドなので
60sロック好きの私としては
見逃せない若手バンドという感じです。

そんな彼らは2007年に
インディーレーベル「1965レコーズ」からデビュー。
デビュー・ミニアルバム「Forever On」を発表。



そして1stアルバム「Up In My Head」を2008年に発表。




私は最初彼らを知ったのは
デビューミニアルバムのほうに収録された
「Keep Loving Me」のPVを見たのがキッカケでした。

そしてあまりの60sぶりに目がクギヅケ!

これは一体ナンなの!?と
60sロックマニアな集団による
60sロックのオマージュ的ロックナンバーに
テンション大盛り上がり!

そして日本盤も出てることを知り、
レーベルの解説を読んでみたらばなななんと!

フロントマンのカッコイイ彼はアルゼンチン人で
キンクスが大好きなあまり、デイビス兄弟の生まれ育った町=
ロンドン郊外のマスウェル地区に
アルゼンチンから移住してきてしまったという
真性キンキーマニアなお方だったんです!
なんて素晴らしい行動力!

そんな彼を中心に、他のメンバーも曲を書いたり
ボーカルパートを2つに分けて歌ったりしています。

そしてサウンドの特徴はというと、
初期ビートルズ+初期キンクスからの影響大なサウンドをベースに
曲によってはフーやクリームのハードっぽさをプラスしたり、
はたまたビートルズのポールが書きそうな
ボードビルっぽい曲までも演ってしまうといった、
そんな多彩な面が楽しめるバンドです。

ミニアルバムのほうも1stのほうも曲自体は良い曲が多いですが
演奏のほうは少し地味目…?というか、もしかしてこのCD、音圧弱い?
もうちょっと音圧上げたサウンドで聴きたかったなぁ。。。
音響の良いオーディオだったらきっとベース音とか
ファズもギンギンに聴こえるのかも…ですが。。。

今現在彼らはメンバーも増やしてキーボードも入れたりして
音楽的に日々成長していってるらしく、
あのモッドファーザー、ポール・ウェラーも気に入り、
自身のライヴのサポートに彼らを呼んだそうです。
今後の彼らの飛躍を楽しみにしたいです。

(ちなみに当ブログの次週投稿予定のバンドは
トルバドールズという若手バンドです。
彼らのこともウェラーは大変気に入り、
ライヴサポートバンドに呼んだそうです。
ウェラーと私の趣味、なにげに一致!?(^^ゞ)

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マイスペースの彼らのページです
(試聴あり。PVも見れます)



ヴァインズの4th

2008-10-24 10:07:13 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケは、The Vines 「Melodia」

2008年夏、待望の4thが発表されました。

いつものように起承転結のハッキリした、
ガレージナンバーがベースですが
今までのアルバムよりもギター音がハードで重たくなってます。
でもハードロックという感じではなくて
あくまでもサイケでガレージなヴァインズならではの音になってます。

かと思えば、アコースティックな穏やかなナンバーも
今までの作品と同じく今作にもバッチリ収録。
個人的には彼らのアコースティック系ナンバーがすごく好みで
どの曲もすごくお気に入りなんです。
それこそ「クレイグ、本当に天才!」と唸りながら
毎回、各作品のアコースティック系ナンバーを聴いてるほど…(^^ゞ

今回の中では「カーラ・ジェイン」という曲がすごく気に入りました。
愛しい女性に想いをはせる切ないラヴソングです。
でも何気にサイケな色合いを感じさせているのが
ヴァインズ流のラヴソングって感じですかね(^^ゞ


それにしてもスゴイと思ったのは
クレイグの回復のすごさ…!
クレイグは自閉症の一種のアスペルガー症候群になっていたことが
数年前に判明し、それ以来治療を続けているそうですが
この秋に放送したベストヒットUSAのインタビューでは
「今まで5つあった神経症が
2つに減ったような感じ」にまで回復してきてるそうです。

バンドメンバーとも上手くやれてるようで
こんな傑作を作れて、しかも体調も良くなってきてるようだし
クレイグ、よかったねぇ…!と
まるで母の如く、嬉し涙になってしまう私です(^^ゞ

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マイスペースの彼らのページです(試聴あり)



オアシスの7作目

2008-10-17 10:31:25 | 00s以降~ジャケ絵日記

今日のジャケは、Oasis 「Dig Out Your Soul」

オアシス、3年ぶりとなる待望の08年新作。
通算7枚目となる今作からは
オアシスが立ち上げたレーベルから出しました。
その名も「ビッグ・ブラザー・レコーディングス」!
ちょっと直球すぎ!?(^^ゞ

さてそんな今作ですが
音楽ジャケットが大好きな私としては今作のジャケに衝撃です!
オアシスらしくない…!

今までオアシスのアルバムジャケはというと、
絵画のような遠近法や縦横の比率を考えたような構図の
アート的な写真をジャケットに使ってました。
それが一種のトレードマーク的存在にもなってたと思います。

が、今作は一連の写真アートじゃなくて
このようなサイケなコラージュになり、ある意味ビックリでした。


そんな今作はサウンド的にもビックリで
今までのオアシスっぽいストレートなロックではなく、
ジャケの通りにサイケっぽい味付けが…!

オアシスがこんな風にサイケにアレンジしてたり
疾走感溢れるガレージロックっぽい曲をやるなんて
今まで想像もしてなかったのでビックリでしたが
このサイケっぷり、私好みなので満足の1枚でした♪


ノエルのインタビューによると、
リスナーに飽きられないように色んなアイデアを詰め込んだら
たまたまこのようなサイケな味付けになったとのこと。

なのでこのサイケ寄りなアレンジは今作限りかもしれませんね。
サイケが好きな私としては今後のアルバムでも1,2曲くらいは
このような曲をやってくれたらなぁ、とも思うんですがね…(^^ゞ

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海外某所から
The Shock Of The Lightning

ジャケの通り、コラージュを多用したサイケな映像がグー!
一部、ジョンレノンの写真もウッスラと登場してます。
そして!
このPVのしょっぱなの映像にビックリなのでした!
なんと、ストーンズの初期ベスト「ホット・ロックス」の
サイケなジャケット=シルエットを重ねた横顔写真に
超ソックリな画から始まるPVだったんです(^^ゞ

今までのオアシスからは考えられないくらいのサイケ映像に
サイケ大好きニンゲンの私としては超好みな映像でした。
(サイケ、サイケと、同じ言葉を立て続けに
書いてしまって恐縮ですw)



スティーヴ・ミラー・バンド 「ナンバー5」

2008-10-10 10:18:22 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケは
Steve Miller Band 「Number 5」

70年発表作品、5thです。

前作ではブルース寄りの渋いサウンドでしたが
今作ではブルースをベースにしつつ
スティーヴならではのポップさがプラスされたように思います。

また4曲目収録の「Hot Chili」では
スパニッシュギターやブラスセクションを取り入れて、
彼らとしてはこれまでとは違った魅力のサウンドとなってます。

また5曲目の「Tokin's」では
カントリーロックっぽい雰囲気で、のどかな素朴さが良い感じです。

6曲目の「Going To Mexico」では
スティーヴ・ミラー・バンドの1st~2nd時代に在籍した、
ボズ・スキャッグスも曲作りに参加してる模様。。。
PCにこのCDを入れてみたらボズの名が出てました(^^ゞ
ワイルドな感じのロックナンバーですが
スティーヴならではのポップ加減もプラスされ、絶妙なバランスです。

また7曲目の「Steve Miller's Midnight Tango」では
後の「鷲の爪」で見られたような
都会的な雰囲気を見せてます。

前作での渋さ加減と比べてグっとポップになった本作は、
一段とバラエティに富んだ作品になったと思います。
気負いなく聴けれる1枚です♪



ドアーズ 「LAウーマン」

2008-10-03 10:24:22 | 70sジャケ絵日記

今日のジャケは、Doors 「L.A.Woman」

71年発表作品、彼らの7作目。
ジム存命中最後の作品、ジムの遺作となってしまいました。

後期の彼らの代表作・名盤として知られる作品ですが
前作で見られたブルージーなサウンドをベースに
ジャジーな雰囲気やドアーズならではのサイケなポップ感も見え隠れ。
凛とした空気を感じます。

この作品ではタイトル曲の「LAウーマン」と
最後の曲「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」が
2大名曲として語られることが多いですけれど
個人的には「ヒヤシンスの家」も外せません。
ちょっぴり哀愁のあるサウンドが泣かせますね。

もちろん「ライダーズ・オン・ザ・ストーム」も大好きですが
これを聴くと胸が熱くなるというか、、、
その後のジムの不幸を予感してるような曲のように思えてきて
胸が苦しくなる思いがします。

曲の始まりからずっと鳴っている嵐の音が
そういう気分にさせるんでしょうか。

ジャジーな演奏に嵐のSEが乗り、とても情景的な曲です。
個人的にはドアーズの中で一番好きな曲です。

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●海外某所から
ライダーズ・オン・ザ・ストーム