昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

イエス 「1st」

2006-01-31 17:48:46 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Yes 「(同名)」

まだまだ全面的にプログレ的ではなかった頃のイエスの1stです。
69年に発表された盤なだけに(?)サイケ感が漂ってます☆彡
演奏力の高さも素晴らしいです。

他のアーティストのカヴァー曲も収録されてますが、
The Byrdsの「I See You」や、
The Beatlesの「Every Little Thing」を
意外な展開でアレンジしています♪

また「Looking Around」では
オルガンの音が印象的でとてもサイケだったりします♪

他の曲もこのオルガンの音が特徴的で、
アレンジも「後のプログレ」を予感させます。
でもあくまでサイケなんですけどね(* ̄∇ ̄*)

「Sweetness」では哀愁あるメロディが楽しめます。
コーラスも美しくてステキです。

「Survival」では冒頭の部分がとてもサイケでポップなのですが
急に翳りのあるサウンドになったりして、
全体的な構成としては後のプログレを予感させます。

プログレサウンドが確立する前の、
初々しい一面が楽しめる1枚です♪


キング・クリムゾン 「クリムゾン・キングの宮殿」

2006-01-28 18:15:28 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
King Crimson 「In The Court Of The Crimson King」

邦題「クリムゾン・キングの宮殿」

これによってプログレ・シーンが拡がったとされる1枚だそうですね。
ビートルズの名盤にして実質上最後の盤「アビーロード」を
1位からひきずり下ろした盤としても有名ですよね。

ワタシはプログレ系はそんなに聴かないのですが(汗)、
キングクリムゾンの初期2枚やピンクフロイドに共通する、
「サイケな浮遊感」があるプログレは大好きです(^^ゞ

この「宮殿」のイチバン最初に収録されてる
「21世紀のスキッツォイド・マン」は
冒頭の部分からインパクト大ですが、
ジャジーな展開となって混沌とした空気を放出しまくってますね。

メロトロンの音を活かした「風に語りて」もステキです♪

「エピタフ」も心にグッとくる哀愁感がたまりません。
叙情的な世界にひきずりこまれます。

そして「ムーンチャイルド」。
出だし部分の哀愁あるメロディからして涙ものです。
ワタシはこの曲が大好きですね。
幻想的なメロトロンの音に応えるかのように、
所々にドラムやギターが少しずつ入るというのもステキです。

そして最後の「クリムゾンキングの宮殿」。
とても荘厳な雰囲気ですよね。
哀愁あるメロディと相まって、
力強いコーラスと、独特のリズムを刻むドラムが印象的で
深い感動がおしよせてきます☆彡

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【↓以下はジャケットを描いたBarry Godberについてです↓】

それにしてもこのジャケットは強力なインパクトを感じますね!
これを描いたのはBarry Godberというアーティスト。

バリー・ゴッドバーはプログラマーとして
コンピューター会社に勤める傍ら、
アートスクールで勉強していた無名のアーティストでした。

このジャケットを描くにあたって、アルバムのテープを聴き、
イメージした世界をジャケ画として描いたそうです。
また、彼が描いたジャケットはこのアルバムが唯一のものだったそうです。

そしてこのアルバムが発売された約4ヵ月後、
70年2月に24歳の若さで急逝。。。
このジャケの元絵は、ロバート・フリップが所有しているそうです。
参考サイトはコチラ

ちなみに2ndも彼が描くことに決まっていたそうですが、
急逝してしまったので、幻想的な画風の画家を
急遽探さねばならなかったとか…。

バリー・ゴッドバーの他の絵も見てみたかったと思うので、
早すぎる死が悔やまれてなりません。

ザ・ビートルズ 「アビー・ロード」

2006-01-24 01:38:10 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
The Beatles 「Abbey Road」

ビートルズ事実上最後のスタジオ録音盤です。

映画「レット・イット・ビー」で垣間見られる個々のすれ違いや対立は
ファンとしては驚きと悲しみでイッパイになります。。。

そんな中、この素晴らしいアルバムが作られたことは奇跡的だと思います。
どうやってこの作業を進めたのか、
あの映画を見てしまってるワタシとしては想像もつきません。。。

元A面は各メンバーの個性溢れる楽曲が続きますが、
どの曲もメンバーの成熟したアーティスト性を感じます。

その中でもワタシの特にお気に入りは「アイ・ウォント・ユー」。
これはジョンがヨーコへの愛を歌った曲ですが
とてもダークでヘヴィーなところがすごく好きです。

感情をヘヴィーに吐き出してるところが
後にソロ作品として発表する「ジョンの魂」の世界を
予感させると思います。

そしてこの曲の次の曲、ジョージの「ヒア・カム・ザ・サン」に
すごく癒される感じがします。

ダークでヘヴィーな「アイ・ウォント・ユー」から
アコースティックで優しげな雰囲気の「ヒア・カム・ザ・サン」を
次に配置することにより、ヘヴィーな世界から一転し、
救われたような気がしちゃうんですよね(ワタシ的にはw)

また、「ビコーズ」はコーラス主体の曲ですが、
とても浮遊感のあるコーラスで、サイケ愛好家のワタシとしては
とても好みな曲だったりします(* ̄∇ ̄*)

そしてポールの「ユー・ネバー・ギブ・ミー・ユア・マネー」。
出だしのAメロからしてとても哀愁満ちたメロディで心にグッときます。
そして次から次へと展開する曲調にどんどん引きずりこまれます。

そしてメドレー曲はというと、
曲の流れ的も非常に素晴らしく完成度が高いと思います。

このメドレー曲の中では「ゴールデン・スランバー」にグッときちゃいますね。
Aメロがとても哀愁満ちていて、
この当時のポールの心境を反映してるのではないかとも思います。

そして次のメドレー曲「キャリー・ザット・ウェイト」の出だし部分で
力強く歌うところにこれまたグッときてしまいます。
「ユー・ネバー…」のフレーズが所々使われてるあたりも
より一層「こみあげてくるモノ」を感じてしまいますね…☆彡


CCR 「スージーQ」

2006-01-21 18:29:17 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケ画は
Creedence Clearwater Revival 「同名」

クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの1st、
邦題は「スージーQ」です。

ブルージーでR&B色も濃く、とても味わい深いと思います☆彡

ジョン・フォガティーの熱いボーカルがとても力強く、
アメリカ南部への想いが感じられ、
大地の香りが漂ってくるようです。

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ちなみに彼らはCCRとして活動する以前(というか直前まで)、
違うバンド名で活動してシングルも何枚か出していたそうですね。

ワタシの持っている「60sサイケロック・オムニバス」の中に、
彼らの前身バンド「The Golliwogs」の音源が1曲だけ入ってて、
「Fight Fire」って曲が入ってるんですが、
ソウルフルな女性(?)ボーカルでR&B的ながらも
とってもサイケな曲だったりするんです(・∀・)

後にブルージーでR&Rな「CCR」になるなんて
この曲からは想像もできなかったり…w

このゴリウォッグス名義の音源は、CCRのボックスセット
多数収録されてるようですね。。。

その値段、12600円也…Σ( ̄□ ̄;)

ゴリウォッグスのCDって他には出てないみたいなんですよね。。。
この記事を書いている今の時点では「Golliwogs」とアマゾンで検索すると
このボックスセットしかヒットしないんです(^^ゞ

早くゴリウォッグス名義のCD出てくれないかな…(^^ゞ


クーラ・シェイカー 「ハッシュ」

2006-01-16 00:10:48 | 90sジャケ絵日記

今日のジャケ画は、Kula Shaker 「Hush」。

全6曲入りとなるマキシシングル盤です。

タイトル曲の「ハッシュ」がシングル、
あとはアルバム未収録曲とライヴ音源です。

この「ハッシュ」はディープ・パープル盤が有名ですよね。
(パープルのデヴューシングル「ハッシュ」は全米チャート、
68年9/21付&9/28付の4位が最高位となりました)

この「ハッシュ」の元々のオリジナル・シンガーは
アメリカのシンガー、Billy Joe Royalが
67年にシングルとして発表したものでした。

でもこの曲を作曲したのはビリー・ジョー・ロイヤルではなくて、
当時セッション・ミュージシャンや作曲提供などで活動していた、
裏方的ミュージシャン「Joe South」が作ったものでした。

(04年に車のCMで使われた「ハッシュ」は
このジョー・サウスが歌ったものでしたね♪)

ビリー・ジョー・ロイヤルの「ハッシュ」は
カントリーロックっぽい音でしたが、
ディープ・パープルは重厚かつサイケデリックにアレンジ。

クーラ・シェイカーもサイケデリックかつディープにアレンジ。

どのバージョンもそれぞれの個性が光っている曲です(⌒∇⌒*)

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ということで!ここ最近忙しくて、
毎日、ネットの音楽ニュースをチェックできないのですが(汗)、
ちょっとビックリなニュースを見つけてしまいました~!

クーラ・シェイカー、復活するみたいですね!!
嬉しすぎます!!(≧∀≦)ノ