昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

ジュライ

2008-07-25 10:06:41 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは、July 「スーパー・サイケデリック・ジュライ」。

英国サイケバンド「ジュライ」の唯一作となる
67年発表作品です。
原題はバンド名と同名の「July」ですが
再発CDの邦題は上記の邦題です。


爬虫類系のジャケに度肝を抜いてしまいますが
サウンドのほうも超ド級のサイケサウンド!
これでもか!といわんばかりのサイケっぷりに
思わず涙目になってしまうほど・・・!

歪みまくりのギターに気だるいボーカル、
全体的を覆うサイケな雰囲気、
なのに曲はけっこうポップで親しみやすい・・・・
そんな絶妙なバランスに思わず陶酔という感じです。

ところでライナーに書いてあったんですが
こんなカルトサイケな作品が、あの当時この日本でも
コロムビアから発売されていたということに驚かされました!

あの当時、一体どんな人が買っていったのだろう?
あの当時でこんなカルトサイケを買った人なんて
相当なマニアくらいしか居なさそうだと思うのですが
日本盤のオリジナルアナログ盤、今もあるとしたら物凄く高そう…!

なんせこの作品はCD化されるまで
レアコレクターの間ではオリジナル盤が
超高値で取引されていた一品だという話ですからね…!


Art - Supernatural Fairy Tales (英サイケ)

2008-07-18 09:55:04 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは、
Art 「Supernatural Fairy Tales」

67年発表作品です。
このバンドは英R&B「The V.I.P.'s」が後期にやった変名バンド。
その後、「スプーキー・トゥース」へと続くことになります。

Vipsのときは渋さの光るR&Bバンドでしたが
こちらのアートではニューロック的な感じになり
ヘヴィでアッシドサイケなサウンドに。
アングラな雰囲気が漂いまくりの曲が多くて
キケンなニオイがプンプンしまくりです。

なんせ裏ジャケからして危ないんですよ。
    ↓

なんだか心霊写真モドキという感じですよね(^^ゞ


また、アフロビートというのでしょうか、
曲の大半がアフロビートのリズムばかりの曲もあるんです。

「African Thing」という曲なんですが
約4分のうち最初の1分位までが歌モノの部分、
そして残りの約3分は
メロディ無しでアフロビートのパーカッション音だけという曲です。

最初聴いたときはビックリしました!
それと同時に、他にもこんな曲がやたら多かったら
どうしようかとも思ったり…(^^ゞ

まぁ、そんなアフロビートな曲は
コレしかなかったので安心したんですけどね(爆)

殆んどの曲はニューロック的なアシッドサイケ!
ボーカルもやさぐれてて素敵です♪
サイケ好きの私にとっては大満足の1枚です。

なんせこのジャケを眺めてるだけでも満足度大な
美しくてサイケなジャケットです。
これをLP大のジャケで見たら圧巻だろうな、と思います。


Come On Up



Brothers, Dads And Mothers








ラヴ・スカルプチャー

2008-07-11 10:19:12 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは
Love Sculpture 「Forms and Feelings」

英国バンド「ラヴ・スカルプチャー」の
2ndとなる69年作品です。

私はこれはサイケコンピのナゲッツⅡで知りました。
ナゲⅡには「In The Land Of The Few」という曲が収録されてますが
ナゲⅡの中でも個人的に特に好きな曲でした。

この曲が収録された彼らのアルバムをいつか聴いてみたいと思ってたんですが
そのとき探してみたものの、ぜんぜん探せませんでした。

これはいつかCD再販してくれるのを気長に待つしかないか…と
思っていたんですが、偶然にもこれを新宿のとある店で見つけたのでソッコー購入。
ようやく入手できて嬉しさもひとしおでした・・・!

さてそんなこんなで入手に手間取った本作でしたが
冒頭に紹介した曲「In The Land Of The Few」も1曲目にバッチリ収録!
この曲、哀愁のメロディがとても魅力的なんです。
曲の間奏部分では曲展開して激しく鋭いギターソロが。
どことなくプログレ的な要素を持ち合わせた曲だと思います。

それ以外の曲も聴かせてくれます。
哀愁路線の曲もありますが殆んどの曲はハード路線だったりします。

最後のほうの8曲目と9曲目は連曲になってますが
8曲目のデンジャラスなギターインストから間髪入れずに次の9曲目へ。
この9曲目は11分以上もある曲でギターインストナンバーです。

しかもこの曲、バレエの楽曲「剣の舞」がベースとなってます。
彼らはギターでアレンジしてやってますが11分以上もある曲で
とても聴きごたえあります。

どうやら彼らは3ピースバンドだったみたいですが
たったの3人でやってるなんて思えないほど
畳み掛けるような演奏に圧巻という感じです。
(ちなみに「剣の舞」のオケ演奏をご参考までにリンク(^^ゞ)

とまぁ本作は、ナゲⅡに収録された曲や哀愁路線の曲からは
ちょっと違った感じの骨太なロックを展開しています。
「In The Land Of The Few」から知って聴いてみたら
ハード路線が意外でビックリでしたが
どの曲もシッカリとした良い曲ばかり。
クオリティの高い曲ばかりで満足です。

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・海外某所から「Sabre Dance(剣の舞)

・米アマゾンの試聴ページ


タック神父と彼のサイケデリック・ギター

2008-07-04 10:25:30 | 60sジャケ絵日記

今日のジャケは、
Friar Tuck and His Psychedelic Guitar

67年発表作品。

LAのトップ・セッション・ギターリスト、マイク・ディージーが
ロビンフッドに出てくるキャラクターの
「タック神父(Friar Tuck)」に扮しての作品だそうです。

この作品にはミレニウムのカート・ベッチャーが
コーラスアレンジのプロデューサーとして参加してます。
そしてサンディー・サルスベリーらミレニウム関係者も参加しています。

そんな本作はコミカルな雰囲気の楽しい作品ですね。
ロビンフッドのタック神父に扮しただけあって(?)、
どこか演劇的なアレンジも多々あります。

メロディは少しユルめな感じがしないでもないですが
サイケなアレンジに満足です♪
そしてベッチャーが手がけた重なり合ったハーモニーが
所々に印象的に使われたりして独特な世界観を描き出してます。

ベッチャーの関係した作品の中でも
けっこうサイケ寄りな作品かと思いますね。

なんせこのタック神父に扮したマイク・ディージーが最高!
なんて役者なんでしょう!
この写真もかなりキテますね(笑)最高です!




ちなみにこれを見かけたショップでは、ポップ書きに
「タック神父と彼のサイケデリック・ギター」と
直訳的な邦題をつけて飾ってました(^^ゞ

これは輸入盤なので邦題はついてないんですけれど
ショップでの邦題がすごく気に入ったので
私もこの記事のタイトルにそれを使わせていただきました(^^ゞ