今日のジャケは
Love Sculpture 「Forms and Feelings」
英国バンド「ラヴ・スカルプチャー」の
2ndとなる69年作品です。
私はこれはサイケコンピのナゲッツⅡで知りました。
ナゲⅡには「In The Land Of The Few」という曲が収録されてますが
ナゲⅡの中でも個人的に特に好きな曲でした。
この曲が収録された彼らのアルバムをいつか聴いてみたいと思ってたんですが
そのとき探してみたものの、ぜんぜん探せませんでした。
これはいつかCD再販してくれるのを気長に待つしかないか…と
思っていたんですが、偶然にもこれを新宿のとある店で見つけたのでソッコー購入。
ようやく入手できて嬉しさもひとしおでした・・・!
さてそんなこんなで入手に手間取った本作でしたが
冒頭に紹介した曲「In The Land Of The Few」も1曲目にバッチリ収録!
この曲、哀愁のメロディがとても魅力的なんです。
曲の間奏部分では曲展開して激しく鋭いギターソロが。
どことなくプログレ的な要素を持ち合わせた曲だと思います。
それ以外の曲も聴かせてくれます。
哀愁路線の曲もありますが殆んどの曲はハード路線だったりします。
最後のほうの8曲目と9曲目は連曲になってますが
8曲目のデンジャラスなギターインストから間髪入れずに次の9曲目へ。
この9曲目は11分以上もある曲でギターインストナンバーです。
しかもこの曲、バレエの楽曲「剣の舞」がベースとなってます。
彼らはギターでアレンジしてやってますが11分以上もある曲で
とても聴きごたえあります。
どうやら彼らは3ピースバンドだったみたいですが
たったの3人でやってるなんて思えないほど
畳み掛けるような演奏に圧巻という感じです。
(ちなみに「
剣の舞」のオケ演奏をご参考までにリンク(^^ゞ)
とまぁ本作は、ナゲⅡに収録された曲や哀愁路線の曲からは
ちょっと違った感じの骨太なロックを展開しています。
「In The Land Of The Few」から知って聴いてみたら
ハード路線が意外でビックリでしたが
どの曲もシッカリとした良い曲ばかり。
クオリティの高い曲ばかりで満足です。
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・海外某所から「
Sabre Dance(剣の舞)」
・米アマゾンの
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