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今日のジャケ画は
Jethro Tull 「Too Old to Rock 'N' Roll: Too Young to Die!」
76年発表作品、
邦題「ロックン・ロールにゃ老(とし)だけど死ぬにはチョイト若すぎる」
ジャケのイアン・アンダーソンのガッツポーズがインパクト大ですよね♪
この作品はロック・オペラのコンセプト・アルバムで、
歳をとって落ちぶれてしまった「かつてのロックスター」が
また栄光を取り戻していく、というコンセプトです。
CD帯には「最後のオールド・ロッカー」をモチーフ、
と書いてありました。
コンセプトと云っても、1曲1曲が独立したような曲が多いので
とても聴きやすいです。
ワタシのようなジェスロ・タル初心者にはとても聴きやすいです(^^ゞ
トラッドやブルースなどが絶妙に融合されたロックナンバーあり、
心に染みるトラッドフォークあり、という感じで
サウンドも物語に沿って次々と変わっていきます。
ワタシ的にはホッとひといきつけられて、
しかも楽しく聴けれる1枚だったりします♪
ちなみにライナーノーツによると、
この物語の主人公「レイ・ローマス」は
なんと、実在する同姓同名の人物からヒントを得たそうです(^^ゞ
この人はキーボードの人の知り合いだったそうで、
この76年当時でも50年代のロックンローラーな格好で
バリバリにキメていた人物だったそうです♪
時代に流されずに自分の好きなモノを貫くってスゴいパワーだと思います。
そんなところにイアンも惹かれたのでしょうか。
そしてライナーには、この物語を舞台化する案もあった、と書かれてます。
しかしイアンが「この人に是非演じてもらいたい」と依頼した
ハマリ役の50年代の人気スター、
「アダム・フェイス」のスケジュールが合わず、
この舞台化は諦めたとのことです。。。
もし実現できていたら・・・と思うと、とても残念です。
ちなみにライナーにはこの物語の漫画が付いてます(^^ゞ
しかもご丁寧に?国内盤は日本語の噴出しです(笑)
劇画タッチのアメリカンコミックみたいな絵柄がイイ感じです♪
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海外某所から
「
Too Old To Rock n' Roll, Too Young To Die」