
今日のジャケ画は
Johnny Marr + The Healers 「Boomslang」
元スミスのギターリスト、ジョニー・マー率いるバンドの
03年発表作品、1stです。
ドラムにはリンゴ・スターの息子、ザック・スターキーが入ってます。
ジョニーはスミス解散後、
いろんなアーティストのレコーディングやセッション等に参加、
多方面で活躍してましたが自身のバンドはコレが始めてでした。
ジョニーはザックとひょんなところから知り合ったそうで
二人ともマーク・ボランが好きということで話に華が咲き、
意気投合したというようなことがライナーに書いてありました(^^ゞ
ライナーによるとジョニーは、
ザックがマークの映画セットの現場に行ったことある、と云ったとき、
ただひたすら「すっげー!」と驚いたそうです(^^ゞ
これだけ後の時代の若手アーティストに
影響を与えたギターリストの一人であるジョニーなのに
ザックの話にひたすら驚くなんてなんだか可愛いですよね(^^)
サウンドのほうはというと、ヒーラーズという言葉が使われている通り、
なんだか妖しげなオーラを放つような、気だるく妖しい空気が漂ってます。
妖しげなアレンジによってダークでサイケな雰囲気を放ってます。
曲のバックにひたすら流れている効果音のような流れる音が妙に妖しげで
ヒーリングという言葉からは程遠いような気もするんですが
ある意味、呪術的とでもいいましょうか(爆)、
とにかく妖しいオーラ放ちまくりなんです(^^ゞ
一番最初にこの盤を聴いたときは正直「?」だったんですが
何度か聴くうちにこの妖しげな感じがクセになっちゃいました(^^ゞ
ジョニーの歌声も、曲の最初から最後まで丸ごと聴くというのは
この盤が初めてだったんですけれど、
良い意味で力の抜けたルージーな感じが曲にピッタリと合ってました。
しかし、ザックの持ち味であるボコボコ鳴りまくりのドラムは
このような曲だと充分には活かされてないような気もします。
(実際、抑え気味だったりします)
やっぱフーのライヴを見てしまったから尚更そう思うのでしょうか(^^ゞ
でもワタシ的にはこの盤はなかなかクセになる1枚でした。