昨日の読売新聞に気になる解説記事が乗っていました。
「政党・民主の試練・対公明攻勢から一変]です。(web資料なし)
その概略と特に気になる部(青字)分と私の考え(黒字)を纏めて見ました。
なお緑字は省略したぶんしょうの概略です。
[深まる公明党と創価学会の関係の疑惑]
週刊誌の記事で名誉を傷つけられたとして、公明党の元国会議員3人が矢野元同党委員長らに賠償を求めた訴訟で、東京高裁の判決は一審判決をとり消し、逆に元議員側に矢野氏への賠償を命じた。
当然のように公明党側は最高裁に上告しました。
それによると公明党は矢野宅での議員OB3氏と矢野とのやりとりを録音した音声データなどを証拠を提出したそうですが、彼らが言う様に友好的な手帳の変換交渉に、なぜわざわざ録音したのでしょうか。
矢野さん側が主張する電話や側面からの脅しなどの証拠はないようですが、色々とてをまわして脅した後、凄味を匂わせながらやんわりと矢野さんと話したのかも知れません。
そして何故公明党が脅迫まがいのことをしてでも、この手帳返還に拘ったのかを考えると、公明党と創価学会の密接な関係と言うよりも、創価学会の指示で公明党が動いていることの発覚を恐れたとしか思えません。
[小沢さんと公明党]
民主党は今国会で矢野氏の参考人招致を求めていた。「政治と宗教」の問題を絡めて公明党とその支持団体、創価学会を揺さぶり早期解散を狙っていた。
逆転敗訴で公明党は民主党が攻勢を強めてくるものと思ったが、参考人招致を求めることは殆ど聞かれない。
民主党内で参考人招致に積極的なのは小沢代表だった。
(然し小沢さんの政治と金の問題が出て情勢は一変)、民主党幹部は「矢野さんの国会招致どころか小沢さんが国会に呼ばれて追求されかねないと」と懸念する。
(小沢さんと公明党・創価学会と接近と離反の歴史)
小沢氏はこれまでも公明党の頭越しに何度も創価学会と直接交渉し、公明党をピリピリさせてきた。
小沢さんの振り回されていると思いは公明党にとって「トラウマ」のとして色濃く残っているようだ。
私は今までの小沢さんの創価学会との直接の関わり合いや今までの戦術から見て、矢野さんの国会招致の動きは、純粋に(と言う表現もおかしいですが)早期解散への揺さぶりだけで、公明党に致命的な打撃を与えて敵に回する積もりは無かった様な気がします。
私の勘繰りかも知れませんが、政権を取るためには政策も価値観も違う社民党とも組む小沢さんは、将来の(少なくとも表向きの政策は似た所も多い)公明党との提携を心の中で考えていたと思います。
だが小沢氏の進退問題が浮上したことで、「公明党の民主党に対するスタンスが変わるのでは」とみる向きがある。
創価学会幹部はこう漏らす。
「公明党は小沢さんと組む可能性はない。だがこの先、「民主党政権」と組む可能性がないわけではない」。
小沢氏の進退問題の行方は、衆院選後の政界再編の枠組みにも影響を与えそうだ。
[やはり野に置け公明党]
公明党は今までも定額給付金の提案のお蔭で、マスコミによる麻生さんの景気対策全体の評価を下げ、これに関する麻生さんの発言の振れなどから麻生内閣の支持率低下に貢献してきました。
それと心配性の私が心配しているように、発足してから不評を買った後期高齢者制度のように、公明党が提唱した不評や疑念の多い裁判員制度も、実施してから改めて政府批判の声が巻き起こるかもしれません。
私は自民党もなるべく早い内に貧乏神のような公明党と縁を切るべきと思っていますが、同党の幹部が言う様に、民主党が政権を取ったら、選挙のほとぼりが冷めたころ、また公明党が民主党にすり寄ってくるのでしょうか。
そして民主と協力して外国人参政権を成立させ、ネット上で言われている在日の韓国・北朝鮮の創価学会信者増大に貢献するのでしょうか。
勿論、宗教が自由の国の日本ですから、創価学会がいくら宗教活動をしても良いが、公明党を支配下もしくは強い影響下に置くのは反対です。
そして、公明党が創価学会と縁を切れないのなら、やはり野党として活動するのは歓迎ですが、政権与党に入るのも反対です。
私は民主党が仮に小沢さんが代表を辞任しても、その後任者は特定の宗教団体の大きな影響下ににある公明党とは一線を画して貰いたいと思っているのですが。
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