[小沢さんの功績?]
小沢さんの国に対する最大の功績は、彼の秘書の逮捕で、国民の眼を初めて民主党に引きつけくれた事だと思います。
それまではマスコミは麻生内閣成立のさいの自民党内の裏を見透かしたような報道から今まで、麻生内閣の政策、自民党の内情や考え方に就いては嫌と言うほど国民に報道して呉れたお蔭で政府や自民党の方ばかり向いていました。
国の政治を担う内閣や政権与党の報道に集中するのは、当然のことですが、次期政権を取る可能性のある、民主党のことは、正義の味方のように政府を攻撃する民主党として報道しても、その内情については自民党の報道に比べれば、何十分の1位しか報道されませんでした。
まして民主党の基本的な考え方、国民新党と組むのは判るとしても、社民党と組んで将来どのように、政権を運営するのか殆ど国民には良く知らないまま、国民は政権交代の選択を迫られる、衆院選に臨まねばならないことになっていました。
然し小沢さんの秘書の逮捕で、国民は初めて民主党の体質とか、考え方や政策に就いて関心を持ち始めました。
その現れが、以前と何も変わったことをしていない、自民党や麻生さんの支持率の増加と、改めて注目された民主党の支持率の低下です。
今、国民は民主党のことをもっと知りたいと思っています。
あとはマスコミが国民の民主党のことをもっと知りたいと言うニーズにどれだけ応えられるかですが、今までの自民党政府攻撃一本槍のマスコミがどのように対応するかですが、どうでしょうか。
[小沢さんの失敗?]
小沢さん在任中の責任については何度も書いてきましたので、省略しますが、引退の理由として民主党の挙党一致の体制強化と言いましたが、代表を辞任した後の幹部会議で、候補者やサポーターの人達の、の選挙運動の期間も、彼らの政策決定や公約作成の時間も殆どない、17日の投票を強引に決めたそうです。
マスコミはその理由として、選挙運動が長くなるほど、小沢さんが推す鳩山さんが不利になるからだと言っています。
それが当たっているかどうかは判りませんが、党内の若手からのこの決定に就いての反発があるようです。
挙党一致を目指すのなら、選挙期間も皆の満足が行く時間を取って、許されるだけ候補者の意見を纏めあげ、正々堂々と選挙が行われれば、今の情勢ですから、その結果に関わらず反対派の人も、挙党一致で新代表を支えると思うのですが、小沢さんと鳩山さんの強引な決定が後々党内にしこりを残すことにならなければ良いのですが。
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