与謝野氏、谷垣総裁辞任を要求…新党結成も視野
自民党の与謝野馨・元財務相が、「文芸春秋」4月号に寄稿した論文で、谷垣総裁のままでは今夏の参院選を戦えないとして辞任を要求し、実現しなければ新党結成も視野に行動する考えを表明していることが、6日わかった。
与謝野氏は同日、都内で記者団に、すぐには行動せず、当面は執行部の対応を見極める姿勢を示したが、党総裁選に出た経験を持つ有力者の与謝野氏が、谷垣氏の辞任が望ましいとする意向を明確にしたことで、党内の「谷垣降ろし」の動きを誘発する可能性もある。
与謝野氏は論文で、「この半年間、本気で鳩山政権を倒そうという気概が見えなかった」と執行部を批判。そのうえで、「谷垣総裁では党の再生はおぼつかない。このままでは夏の参院選も戦えない」として、谷垣氏の辞任を求めている。
また、「現執行部を刷新して新生自民党で出直す道もある。それがだめなら新党を含め新しい道を歩む決断をせざるを得ない」とし、執行部が交代しない場合、離党して新党結成に踏み切る可能性にも言及している。
[Twitterの評価] (記述は注記部分は除いて文章のままです)
Twitterの「自民党」で検索して自民党批判(賛否は別にして)の「つぶやき」を拾って見ました。
・与謝野氏、谷垣総裁辞任…自民党が終わっている一つの原因がまさにこれ。◯◯おろし病。病だね
・過去三十年間に自民党がやってきた政策を再検討すること。 その過ちを指摘して是正、つまり元に戻すことが必要でしょう。
・ほんと民主党も自民党も爆散してくれないかな。。。国会議員こそ60歳で定年にしてくれガチで。
・谷垣総裁には鳩山内閣を倒そうなんて気はありませんよ。倒れて自民党にもたれかかってきたら下敷きになるでしょ。皆ペチャンコになりますよ与謝野さん。だいたい去年の夏に体力の限界で…
・長崎入りした谷垣禎一総裁に“手荒い歓迎” 知事選勝利「自民党の力ではない」「自民の支持率は上がっていない」
・民主党も自民党と変わらない。小沢さん以外の有望政治家の出現を切望する
・また「麻生降ろし」みたいなことやってる いっそ自民党総裁の任期を1年にしたらどうか
・(小沢さんが)田村耕太郎入閣を出汁にして今後は自民党若手に手を突っ込むでしょうね
・民主党のすごいところは何だと思いますか?twitterもそうですけど、国民の話を総理大臣以下、大臣、政務官が直接聞いてくれるところ。これは何を意味するのか?(繰り返し部分省略) 。自民党政権にはありえなかった事
・自民党の崩壊: 民主党に対する不満も高まっているが、自民党はその上を行く崩壊ぶりだ。一体どうなっているのか。 田村耕太郎氏が自民党から民主党に移籍したのは、例外事象として、また、舛添氏が新党というのも驚きはないが、なんと、つい
・自民党は昔の体質が残っている限り、復権は有り得ない。
・今自民党を壊さないと日本は駄目になる
・自民党政権時代にしてきたこと、全く反省がない。
・自民党は今まで自民党政権時代に借金をしていたのに、反省がない、やはり自民党は潰すべきだと思う。
・自民党も谷垣総裁選出で目が醒めていないことをやっと自覚したか いまさら遅い
・要は信用なんだと思う。信用というのはなくす時はあっという間だけれど、一度信用をなくすと再び信用を取り戻すためには何倍もの時間がかかるのだ。マスゴミしかり、自民党しかり、検察しかり。例えば自民党の馬鹿、民主を金で叩いていればおのれに支持が再び戻ると勘違いしているのが実に見ていて痛い
[私の意見]
上記の自民党内の動きと、無責任な「つぶやき」かも知れないけれどTwitter上の批判を併記してみると、いかにもかけ離れていることに気付きます。
自民党の体質が飽きられて、または不満を持たれたのが衆院選大敗の一因となっているのに、 (国民の要望が高いことが民主党政権成立ではっきりした)麻生さんの公務員制度改革や出先機関の統合などて足を引っ張ってきた悪名の高い族議員や、福田さん、麻生さんをリモートコントロールしようとした派閥の領袖ともどもに「みんなでやろうぜ」をモットーにした谷垣さんを選んだこと、谷垣さんが前に書いた旧来の自民党の陋習を正そうとしなかったのも一般の国民の意識を良く掴んでないことの現れような気がします。
私は与謝野さん、石破さんや舛添さんが、何故総裁選に出馬しなかったのか、そして何故、頭の良い筈の与謝野さんや舛添さんが、始めて気が付いたように、谷垣降ろしを始めようとしているのかも良く判りません。
唯一考えられるのは、総裁選のときは大敗を後にして党の分裂を避けたい気持ちが働いたのだろう位しか考えられません。
そして参院選が近づいたいま、分裂の危険性を冒してでも谷垣降ろしを始めるのでしょうか。
私が寝言のように何時も書く自民党ホームページの意見欄の字数制限が800字が象徴するように、「一般国民は何も判らないので、政治のことは俺達に任せろ。」
「何か意見があれば読みやすいように書けば読んでやる」と言う姿勢が党本部の意識と地方支部や国民の意識の遊離を招いているような気がします。
私は何度も民主党や政府のホームページと同じ様に字数制限を2000字にするように、投書したりTwitterに参加している自民党員に書いたのですが。
それは小さいことですが、自民党は何時になったら、国民の方に顔を向けるのでしょうか?
自分達を選んでくれる一番大切なお客さんなのに。
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