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昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」では三宅久之、森本 敏、桂ざこば、勝谷誠彦、宮崎哲弥さん達のレギュラーの他に小泉さん時代の首相補佐官の飯島 勲さんに、元経済産業省の岸 博幸さんなどが加わって「菅さんは無能でも仕方がないが、それを自分で認めてないのが問題」だなど、菅内閣や民主党のボロカスの批判の後、頼もしいリーダーは誰かと言う話しなりました。
そこで出たのは小泉さん、石原さん、安陪さん、平沼さん、桜井南相馬市市長でしたが、飯島さんの推した安陪さんに話題が集中しました。
飯島さん:短期間で多く業績を上げた。
官僚組織を良く知っている。
森本さん:しっかりした理念を持っている。
勝谷さん:自民党内で一番求心力がある。
岸さん:現役の政治家では最高の人だ。
三宅さん:今考えられるのは安陪さんしかいない。
教育基本法、(憲法改正に必要な)国民投票法など成立させ、防衛庁を省に昇格させたた。
但し国会答弁をする前に辞めたのは拙かった。
取り巻きを悪かった。
そんなこともあってもっと時間を置いてからの登場の意見もあるが、今はそれを待てない時期だ。
飯島さん:安陪さんは前の失敗の経験を良く学んでいる。
勝谷さん:安陪さんは前と違った種類の優秀な若い人達を持っている。
[私の意見]
私は安倍さんの再研究(ビジョンを持った首相待望論) 始め何回となく安陪さんの良い所と悪いところを書いて来ましたのでその概要を纏めて見ました。 (参照:カテゴリー→安陪内閣)
安倍さんの考えと実績( 先の番組で言われたことは省略)
・主張する外交への転換のための情報機関の整備(を言ったが残念ながら成果なし)
私は安陪さんの言った情報機関の設置の卓見が実現しておれば、民主党政権の米国と対等の外交にツールとして使えるし(米国から殆どの情報を貰っておいて対等な付き合いなど考えられません)、原発事故の国内外での風評被害に防止にも大いに役立っている筈だと思うのですが。
・小泉さんの時ぎくしゃくしていた中国、韓国の関係改善
・社会保険庁解体法
・攻めの農政(中国へコメ輸出開始)
など他の首相なら何年もかかる仕事を僅か1年足らずでやってきた。
安倍さん失敗の原因
・年金問題。地方や社会格差、医療崩壊など小泉改革の負の遺産が出始めた(私は施政方針の小泉改革の継承でなくて、見直しまたは脱却にすべしと書いたいたのですが。)
・下記のような対応の拙さや政治手法の幼さがマイナスになって作用した。
・問題閣僚を異常に弁護し、安倍政権のクリーンなイメージを悪くし、マスコミに自民党打倒のキャンペーン(参院選中の赤城さんの絆創膏報道などの)の材料を与えた。
これは安陪さんの責任ではありませんが、NHKの慰安婦模擬裁判報道に関しての朝日新聞の誤報への安陪さんと中川さんからの批判で、二人から痛めつけられていると思っている朝日新聞が安陪さんの天敵となったこと
・国民投票法案などの強行裁決の目立つ国会運営
参院選に彼が通した法案の数の多さを自慢して、国民に強行採決の多さを思いださせた。
・選挙では小沢さんを取るか自分を取るかと言って、敗戦→続投宣言で攻撃のまととなった。
以上を総括して言えば安倍さんが、
・(三宅さんが指摘した)所謂お友達内閣で裸の王様状態になったこと(私は安陪さんが孤立しないように、自分の言う情報機関の考え方を内閣にも取り入れるべきと何度も書いたのですが。)
・慌て過ぎ急ぎ過ぎたこと。
・前に書いたように政治手法が幼かったこと。
・人が良すぎて小泉さんのような必要な時の同志を切る冷酷さ がなかったこと。
などの処理のしようによってはどうでもなる問題で失脚して仕舞ったような気がします。 そして最初に書いたエントリーで、
私は彼が在任中に、一度首相を経験したあと、一度(円満に)下野して再度より大物の首相として、再起すべきだとブログに何回か書いたが、あのような辞め方ではもう完全に政治生命を断たれたのだろうか。
私としては、自民、民主に適当な人が出ない場合、彼のように政治家として人柄が善くてビジョンを持つ人が、雌伏何年の後に再起することを願っているのだが。と書きました。
文藝春秋の官僚が選んだ現在までの5人の首相の中で、安陪さんは麻生さんとトップに選ばれましたが、三宅さんも言った辞め方が影響して麻生に継ぐ評価になっています。
私も三宅さんの言うように、今こそ安陪さんの出番それも麻生さんの自民党の要職と言う強力なタッグを組んでの表舞台の出現を期待しているのですが、彼を前面に押し出す出すフィクサーは居ないのですかね。
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