1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 完成
主脚格納部でまたトラブルです!
シルバーを塗った後グロスバーニッシュを吹かずにウォッシングをかけてしまいました。
エナメル溶剤で拭き取ったら、写真のようにシルバーの塗装が剥がれてなんとも見苦しい状態に。
ぼやいていてもしょうがないので、さっそくリカバリに入ります。
この後、シルバーをそのまま塗ってみましたが気持ち悪さは変わらず。
結局ペイントリムーバーで落としてやり直しです。
シルバーを落とし、主翼下面の識別帯のはみ出し部分から塗装し直し。
ブラックを塗り、マスキングしてホワイトを塗り、マスキングし直して下面色のMedium Sea Greyを塗り、最後にもう一度マスキングしてシルバーを塗り、グロスバーニッシュを吹いて表面を保護してからやっとウェザリング。
最初から省略しないでちゃんとやっていれば、と後悔しても遅いのです。
うんざりしながらやっていたので途中の写真は無し。
というわけで、やっと完成しました。
塗装は、キット指定のイギリス空軍第198戦闘中隊 ノルマンディー上陸作戦前の敵味方識別帯塗装機です。
大きな水滴型キャノピーが目立ちます。
今まで日本機やソ連機の枠の多いキャノピーばかりだったのでどうも違和感があります。
問題の下面も何とか綺麗に復活しました。
墨入れは、凹モールドの動翼の部分のみ、AKインタラクティブのPANELINER AK2072 Grey And Blue Camouflage を軽く、全体のウォッシングは、ファレホの Model WASH for Grey Vehicles 76.515をかなり薄めて筆で大雑把に塗ってそのままつや消しクリアー(マットバーニッシュ)をかけて終了。
排気管の汚れは、ピグメントを軽くこすりつけています。
コードレターとラウンデルはつや消しクリアーを厚めに吹いているのですが、それでもすこし目立ちます。
胴体のラウンデルは、3枚のデカールを重ね合わせて貼るようになっているので、相当に時間がかかっています。古いデカールなので一枚貼っては乾燥させて、次の一枚をデカールのりを使って慎重に位置合わせしながら、マークフィットは使わずに貼っていきました。
主翼下面のロケット弾の尾部は開口していますが、この写真では残念ながら見えません。
ウェザリングは控えめにしたつもりですが、なんとなく汚い機体になってます。
イギリス機はハゲチョロより汚れが目立つ、という記事を何かで読んだので、全体的に汚してみました。
もう少し汚くてもよかったかもしれません。
プロペラがかなり歪んでいて、直しきれませんでした。
主脚カバーの厚みが気になります。
凸モールドのリベットラインを残したくてほとんど削りませんでした。
以上、Hawker Typhoon 完成です。
大戦後半は飛行機もミサイルを搭載しているのですね。重装備のホーカータイフーン、迫力満点です。