1/48 Hobby Craft Polikarpov I-16 Type24 続き
Yak-7 DI は何とか完成しましたので、I-16を仕上げてしまいます。
主脚の取り付けがまた厄介なことに。
説明書を見ながらいろいろ試行錯誤を繰り返していましたが、どうにもうまく収まりません。
だいたいこのキット、大事なところで説明不足でして、細かいパーツの取り付け用のほぞ穴なんぞもありません。
なんとなくこの辺、というところで妥協しながら作るしかないのです。
結局カバーは取り外して支柱だけ取り付けてみることに。
説明書はこんな感じなので、仮組しながらほとんど想像で取り付けていきます。
いろいろな写真や作例を見ながら、多分こんな感じだろうと
おかげでせっかく塗装してあったカバーと支柱がひどいことになってます。
多分こんな感じで良いはず。
デカールもこの前に貼ってしまいましたが、これも厄介な代物でした。
とにかく年代物の古いデカール、国籍マークは分厚くて糊が付いてはいるものの貼るとクルクルっと反ってしまいます。
タミヤのデカールのりで何回塗って押さえてみても端がめくれて、しばらく爪楊枝の先で押さえてじっとしてました。
機体横のスローガンはさらに酷くて、元々台紙が白で文字も白なので余白がどこまでなのかさっぱりわからないため、大きめに切り出して貼り付けていたのですが、透明な余白部分が大きすぎて、これが反りあがって中に空気が入って白く浮き上がるという最悪の状態。
何とか余白を切り取ったり、のりで付けてみたり、浮き上がったままマークフィットで柔らかくして押さえてみたりと、半日がかりでようやく落ち着いてくれました。
所々汚く浮いたり剥がれかかったりしてますが、これで十分でしょう。
この後、油彩を使ってフィルタリング。
ホルベインの油絵具を、オドレス ペトロールという揮発油で9対1くらいに薄く溶いて、適当に塗ってみます。
何色か試してみましたが、結局グリーン系の塗装なので、ビリジャン ヒュー(グリーン)とパーマネント イエローライト(イエロー)を適当に混ぜてサーっと全体に塗って乾かして終了。
なんとなく煤けたような埃をかぶったような汚らしさが出ています。
これにつや消しクリアーを吹いて、完成です。
と言いたいところでしたが、マスキングを外したところ、キャノピーの中が機体内部色のまま、Light Greyなのです。
さすがにこれは目立つでしょう、ということで折角取り付けてあったキャノピーを外して部分的に塗り直しです。
こういう修正の時間が多くてだんだんうんざりしてきますが、直さないと終わりません。
アップにするとデカールの浮きがわかります。
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