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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

1人1枚、1円玉お寄付しよう!

2014-03-01 16:36:51 | 日記

 机の引き出しのすみから1円玉が何個か飛び出した。いつからここにあったのか思い出さない。それを見ていると、以前、毎日のようにラジオから流れてきたNHKのラジオ歌謡“1円玉の旅ガラス”を思い出し知らぬ間に口ずさんでいたではないか。 
   
  一円玉の旅がらす
  ひとりぼっちで どこへゆく
  一円玉の旅がらす
  あすは湯の町 港町
  一円だって一円だって
  恋(こい)もしたけりゃ夢もある
  ああ 出世街道(しゅっせかいどう)どこへゆく

 価値を落とした1円玉だが、来月からの消費増税。1円玉が復権しそうだ。

 4月から17年ぶりに消費税が8%に変わる。この増税、わずかな年金で暮らす私たちにどのような影響が出るのだろうか。生活費など毎月の負担が増えるのは明白だが。
 
 いま、小売店の店頭価格表示は原則「税込」の総額を表示することが法律で義務づけられている。ところが増税後の価格表示は特例で「税抜き」「税込み」「総額」の3種類に変わる。

 1989年(平成元年)4月1日に日本では初めて3%の消費税が導入された。その時も店頭の表示価格は3種類だった。小売店が独自に店頭価格を表示するため、店頭ではお客との間にいろいろと混乱があったように記憶している。

 今もそうだがガソリン価格、毎日のように価格が変動する。「税込」と「税抜き」では価格が全く違う。大きな看板を見てこのスタンドは安いと喜んで飛び込むと「税抜き価格」。「税込」のスタンドより高買いとなったこともたびたび。今回は特例で「税込」価格で統一するそうだ。

 当時スーパーや小売店ではほとんどが「税抜き」表示。税率3%ではどの商品を買っても1円の端数がつく。ところがお客は10円以上の硬貨または紙幣で支払う。結果としてお釣りとなった1円玉、お客の財布の底に沈むか、引き出しなど部屋の隅に追いやられることとなる。

 なぜなら、当時でも1円玉の貨幣価値は非常に低い。小さな子供でも1円玉には興味を示さない。この1円玉、大方は2度と使われることはないだろう。

 ところがスーパーなどの小売店では大変な異変が起きていた。買い物に来たお客のほとんどの方に何枚かの1円玉のお釣りを渡さなければならない。国の1円玉発行枚数には限度がある。1円玉が大量に不足したのだ。お店の担当者はその確保に四苦八苦。毎日欠かさず銀行通いを続けた経営者もいたという。日銀も大量の1円玉を大増発したとある。

 今回の増税、同様な事が起こらないとは言えないだろう。1円玉の復活だ。1円玉はアルミでできている。アルミの値段は最近の円安で高騰している。1円玉を1枚作るには2円~3円かかるという。その差額、増発すればするほど国民の税金が使われることとなる。

そこで提案。

 日本総人口は約1億2千万人、机の引き出しや家の片隅に眠ったままの1円玉。1人1枚でよい。どこかに集めることができないだろうか。1人1円。総額は1億2千万円。飢えや病に苦しむ多くの国の人達を助けることが出来る。

 1円玉を集めそしてそれを配分するNPO法人。どこかにないものだろうか。

 “1人1枚、1円玉を贈りましょう”と大きな声で呼びかけよう。