今朝は大雨、散歩が出来なくなってしまった。残念。遊水公園の土筆はどうなっていることだろう。
今日の気温は18℃、全国的に暖かく、3月下旬から4月中ごろの気温だという。北陸地方には”春一番”が吹いたとある。春は本番、大好きな季節、桜の花の咲くのももうまじか、花見の美酒が待ち遠しい。
12日は春闘の一斉回答日。円安もあってか、企業業績の著しい大企業は久しぶりに横並びのベア回答。政治主導の春闘といわれながらも好ましい限りだ。
消費増税まであと18日。消費増税は家計に大きな負担となることは解りきっている。その負担、社会的弱者と呼ばれる人たちほど大きくなる。
ベースアップの恩恵を受けられるのは大企業の正社員だけ。その数は全国の労働者のうちの約3割という。
残りは中小企業の労働者。大企業とならぶ賃金アップの恩恵が受けられるのだろうか。人ごとながら心配だ。また、非正社員や派遣労働者は賃金アップどころか、雇用切りの不安に晒されている。非正社員の数は年々増え約2千万人、労働者全体の38%にのぼるという。
高齢の年金生活者や雇用の不安に喘ぐ非正社員や派遣労働者、低賃金に耐える中小企業に勤める労働者などにも、政治主導で明るい希望を持たせてほしい。
増税の原点は、社会保障を維持充実させていくためというが、増税分以上の5.5兆円を超える予算が、景気対策という名目で、無駄な公共事業などにつぎ込まれている。これでは身を切る思いで毎日を過ごすものにはやりきれない。無駄な公共投資、このようなことでは、1千兆円を超える国の大きな借金も増え続けることだろう。その先が近い将来見えてくる。
集団的自衛権も武器輸出3原則も大切なことかもしれないが、この時期、社会保障の充実にもっと力を入れてほしい。