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政治にまどわぬパラリンピックを

2014-03-08 16:15:29 | 日記

パラリンピックが7日(日本時間8日深夜)開幕した。

パラリンピックは肢体不自由の身体障害者(視覚障害者を含む)を対象とした競技大会の中では世界最高の障害者スポーツ大会。オリンピックと同じ年に同じ場所で開催される。

オリンピックに比べ少し簡素な感のある開会式ではあったが、ソチオリンピックの聖火台に再び聖火が灯され感激は一入。日本選手の活躍を期待したい。

「パラリンピック」は、パラプレジア(Paraplegia、脊髄損傷等による下半身麻痺者)+オリンピック(Olympic Games)の造語で、日本人(個人名は不詳)の発案で作られた語呂合わせであることを初めて知った。1988年ソウルオリンピックから正式に使われている。

オリンピックはアマチュアリズムを基本とし、古代の平和の祭典の復興を目指したものであるが、オリンピックが世界的大イベントに成長するに従って政治に左右されることが多くなった。

チ五輪オリンピックの開会式には、意見の対立から米国と欧州の主要国は代表を送らなかった。主催国ロシヤは事前に予告されてきたテロ攻撃の対策として、平和の祭典にはそぐわない厳重な警備体制を敷いた。幸い、何事もなく、盛会理にオリンピックは閉会したが、今回のパラリンピックは、ロシヤのクリミヤ半島進攻で思わぬ波紋を広げている。

ウクライナはロシヤに厳重な抗議を行い、開会式には旗手だけを参加させた。米国と欧州各国は代表を派遣しなかった。クリミヤ問題をかかえロシヤと米国及び欧州との間には緊張が深まっている。まさに、過去の冷戦時代に本家帰りしたかのような情勢だとある。

クリミヤ問題は今後どのような経緯をたどるのか。世界中の人達がこの一点を注視していることだろう。戦争を望む人はいない。平和裏にこの問題が解決されることをこころから願う。

パラリンピックは世界最高の障害者スポーツ大会。スポーツと政治は何としても区別しなければならない。政治に惑わされることなく、各国の選手が平和の祭典にふさわしい、最高の演技を披露されることを祈っています。