今朝の熊本の気温は零下２℃。６時半のラジオ体操を終えてから、団地を一周した。久しぶりの散歩。
寒いのには驚いた。団地の家の屋根は霜で真っ白、門扉も塀も、路上に止めてある自動車の屋根も、また真っ白。庭の椿の木の葉も白く光っている。雪国の白い景色とは少し趣はことなるが、まだら模様の白の世界。
陽が昇るまえの東の空は茜色にそまり、遠くに見える阿蘇の外輪山は白い雪をかぶっている。３月に入ってからは連日、寒い日が続いていた。北海道や東北などでは大雪、瞬間風速２０メートルを超す風も吹いたとニュースにあった。
１月は住（い）ぬる、２月は逃げる、３月は去るとあるが、今年の厳しい２月の寒さは逃げず、３月の寒さも去らぬ。しかし、自然の営みは知らぬ顔の半兵衛。梅の花は散ってしまった。
団地の中では春が着々と進行中。
白い花を細い身にまとった糸柳が風に揺れいる。
白蓮の白い大きな蕾は今にも開きそう。
サンシュユの木は黄色い花で一杯。
散歩の途中でいただくことのあったサクランボのなる桜にもつぼみが一杯。
今にも開きそうな雰囲気。花見も近いぞ。熊本の桜の開花は３月３１日頃と発表された。
３月も半ば近くとなったのに、気温のおとない（訪ない）だけが遅々として進まない。
暖かくなれば冬の間休んでいた散歩をまた始めよう。朝の日課だ。ラジオ体操を済ませてからの約１時間。 家の近くにある周囲約５キロの遊水公園など、他にもコースはいくつか準備し、気の向くままに散歩する。
水辺の渡り鳥、鴨の北帰行が始まる。シベリアに帰る日ももう間近。
朝の散歩、これも「毎日が日曜日・でも多忙！」の中の一仕事。健康が第一、がんばるぞ。