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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

阿蘇の神事

2014-03-15 08:38:53 | 日記

 14日の深夜、伊予灘を震源とする地震で、築30年を超える木造の我が家はギシギシと揺らいだ。大きな揺れがずいぶん続いた。熊本市では震度4を超えたところがあったという。怖かった。余震はまだ続くという。地震対策を改めて考えた。

 3月は各企業の定期人事異動の季節。熊本育ちの父も家族同伴で随分と各地を回ったようだ。私が生まれたのは阿蘇の黒川村、今は阿蘇市となっている。住んだ期間は短かったそうだ。当然、その時のことは覚えていない。だが、阿蘇は本当の意味で故郷のような気がしてならない。春を彩る数々の阿蘇の行事が気にかかる。

 歌にもあるように”肥後は火の国”。阿蘇に限らず、火にまつわる行事が多い。

 昨夜、阿蘇市一の宮町の阿蘇神社で、阿蘇に春を招く幻想的な火の祭典”火振り神事”行われた。火を付けたカヤの束を振り回す伝統の「火振り神事」、幾重にも重なるオレンジ色の炎の輪が参道や楼門を幻想的に照らし出していた。

 ”火振り神事”は国指定の重要無形民俗文化財。「阿蘇の農耕祭事」の一つ。

 そのほかにも、阿蘇の代表的ともいわれる行事、阿蘇の草原を守るための野焼きがある。各地のボランティアの協力もあり今日も草原のどこかで火が燃えていることだろう。

 阿蘇に春を呼び込む「阿蘇の火まつり」のハイライト「大火文字焼き」は3月8日に行われた。阿蘇五岳の一つ往生岳の中腹に浮かび上がる“大火文字”は地域総出の行事、まさに圧巻。観光客も感激する。

 秋には霜の害を防ぐための「火焚き神事」が八月十九日に始まる。火焚き期間は60日間、1日も欠かさず、15歳未満の選ばれた少女が火焚き小屋で絶え間なく火を焚き続ける。その忌み小屋には期間中誰も入ることはできない。

 老境に入りめっきり出る機会が少なくなったが、これらの行事ぜひ参観したいと思うのだが、お応用にはならない。

 いよいよ大好きな高校野球の本番に突入する。気分はわくわく。

第86回選抜高校野球大会(21日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が14日、大阪市の毎日新聞大阪本社で行われた。

24年ぶり3度目の出場となる地元熊本の鎮西高校は第3日第3試合(23日午後2時開始予定)の1回戦で、7年ぶり4度目出場の佐野日大(栃木)との対戦が決まった。相手は名門校であり強豪校、気後れせず頑張ってください。テレビの前の特等席から一生けん命のエールを送ります。

22日から始まる九州地区高校野球熊本大会の抽選会も、13日県下61校が参加し開かれた。やはり孫の出身校が気にかかる。対戦相手はいつも練習試合で顔を合わせる市内の強豪校。せめて1勝お願いします。孫のためにも懸命に応援するよ。