毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

今年は最後のリンゴが着いた

2013-11-25 15:06:43 | 日記

  今朝早く玄関のチャイムが鳴った。いつも配達に来る宅急便やさんが「リンゴです」と立っていた。待ちに待った、今年最後のリンゴ。「ふじ」が2ケース。高山村のリンゴ農家、山嵜さまから送られてきた。

  山嵜さまのリンゴ園で収穫されるリンゴは「信濃スイーツ」「千秋」「王林」「ふじ」の4種類。毎年、その4種類全部のリンゴを2箱ずつ送っていただいている。1箱は近くに住む娘の分だ。もう20年は続いているだろう。

  箱を開く、リンゴの甘酸っぱい臭いが部屋中に広がる。早速、1つを仏壇に供え、完熟の新鮮なリンゴを、おいしいねと夫婦でいただく。

  今年最後のだと思うとその味はまた格別。今度のリンゴは特に甘い。甘酸っぱいリンゴの味はまた心地よい。

  娘に「リンゴがついたよ、すぐに取りにおいで」とメールを入れた。京都の大学にいる孫にも送ることとする。

  孫は小さな時に喘息とアトピーに苦しんだ。食事制限を受け、食べられるのはさつまイモだけだった。不憫でならなかった。

  山嵜さまのリンゴを知ったのはその時。ドクターに相談すると食べてみてはとの許可をいただいた。その時から孫の食事は、「さつまいもとりんご」に変わった。1年くらいは続いただろうか。

  山嵜さまとははリンゴを通じての長いお付き合い。美味しいリンゴをいつもありがとうございます。感謝しながら美味しくいただいています。

  来年もまたよろしくお願いします。娘と孫、ともども感謝しています。

  


礼文の昆布がやってきた

2013-11-24 16:37:41 | 日記

   冬の熊本の風物詩となった鶴屋デパートの「大道産子市」に出かけた。

  その人気、開催から2週間がたつというのに、会場は超満員。立錐の余地もない混みようだ。

  人気のお弁当屋さんの前には長蛇の列ができている。著名なお菓子、六花亭のバターサンドを手に入れるまで約10分。普段はひっそりと暮らしている老夫婦、あまりの人混みに身がすくむ。

  「大道産子市」の人気は抜群。地元のテレビも、北海道まで出かけ大々的に取材報道する。その中に、礼文の網元、宇佐美さん親子の元気な姿が写っていた。

  宇佐美さんご夫婦とは「大道産子市」を通じてお知り合いになった。メールなどのお付き合いではあるが、年に1度は再開できる「大道産子市」。

  いつも心待ちしている。七夕さまの彦星、織姫ではあるまいが、今年もご夫婦の元気なお姿に接することができた。感無量。

  料理が大好きな我が家のおくさま。だしは北海道の昆布に限ると、毎年、お会いするたびに、礼文香深の昆布を1年分まとめ買いする。利尻の昆布が礼文の昆布に変わったのはこの「大道産子市」。宇佐美さんご夫婦とお知り合いになったのもこの「大道産子市」。

  おかげ様でまた1年、おいしい料理がいただけると、感謝、感謝。

  テレビで報道された北海道礼文島は青空が広がるよい天気。いつ取材されましたとお尋ねすると10月だったと仰る。今は大変だそうだ。雪と氷に閉ざされているという。

  2週間にわた物産展、熊本でのホテル生活、さぞ、お疲れになったことでしょう。今年は、帰りにレンタカーを借りて天草の海や島を見られるそうだ。ゆっくりと南国熊本の冬を堪能して下さい。

  また、来年、お互いに元気でお会いしましょう。


勤労感謝の日は父の命日

2013-11-23 11:07:28 | 日記

   11月23日は勤労感謝の日。祝日法では「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨とするとある。今日の天気は、この日を祝うかのような小春日和。青空の広がる雲1つないすがすがしいよい天気。気分も晴れ晴れとなる。

  だが、私にとってこの日は、忘れられない暗い思い出の日でもある。67回目の父の立ち命日。昭和21年の今日、心臓麻痺で一晩だけ苦しみあっけなくこの世を去っていった父。亨年37歳。

  太平洋戦争が終わり1年が経過し、猛烈なインフレが襲ってきた。食糧は不足し、お金の価値は日に日に下がる時代。

 残されたのは母と、当時13歳、工業学校2年生だった兄を筆頭に4人の兄弟、それに父の母の6人。途方に暮れる長い苦労の生活の始まりだった。  

  当時、新円切り替えが施行されており、それに伴い預金は封鎖されていた。封鎖預金からの新円での引き出し可能な月額は、世帯主で300円、世帯員は1人各100円となっており、葬儀のお金が工面できない。

  幸い、父の勤めていた会社からの弔慰金が3千円。それと合わせて葬儀は社葬としていただいた。葬儀には会社関係者など沢山の人が出席された。

  まだ戦後の混乱期。今のように葬儀社はない。葬儀はすべて手作り、霊柩車の手配もできない。そこで考えられたのが会社のトラックの荷台に遺体を載せ、参列者もその荷台に乗れるだけ乗り、火葬場に向かうことだった。

  葬儀の日は、今日のように暖かい、小春日和。山の上にある火葬場に向かってトラックは這うように山を登って行く。そのトラック、ガソリンで走るのではなく木炭車。木炭を燃やして走る車だ。力は弱い。その時まだ10歳だった私、父の死の実感は薄く、なんとなく楽しかったような気でいた。 

  遠い昔のこと、だが忘れることのない出来事。昨日のことのように思い出す。

  今年のお盆、体調を崩しお墓参りが出来なかった。その分を含め一生懸命のお参りができた。お花と一緒に、生前、父が大好きだったお酒をお墓に供えた。

  11月3日の文化の日(当時は明治節)に新憲法が公布され、記念行事が盛大に行われた。その1つ、仮装行列に着飾った花嫁姿の父がいた。その写真がまだ若い父の最後写真となっている。

  


今年の漢字/・「偽」はもう御免

2013-11-22 20:04:59 | 日記

   我が家のもみじが遅ればせながら、真っ赤にそまった。熊本にもいよいよ冬将軍の到来。

                                                 

   12月2日に発表される予定の「流行語大賞」のノミネート50が、昨日発表された。どれが決まるか興味津津。

 引き続いてもう一つ、今年の日本を反映する行事の1つが「今年の漢字」(ことしのかんじ)。

  今年の漢字は、日本語の漢字一字を選びその年の世相を表す字であるとして決定、公表する日本漢字能力検定協会のキャンペーン。

  1995年(平成7年)に開始し、毎年12月12日「漢字の日」の午後、京都市の清水寺で、貫主の森清範により巨大な和紙に漢字一字が揮亳される 。

  また、近年では発表直前の12月上旬には、一部のニュース番組ワイドショーなどのマスメディアが予想を行うなど、マスコミ界がかまびすしくなってくる。

  これまでの「今年の漢字」を振り返ると、

  昨年は「金」

  東京スカイツリーの開業、オリンピックでの過去最多のメダル奪取、山中博士のノーベル賞受賞など数々の「金字塔」が打ち立てられた。まさに「金」はぴったり。 

  一方、2007年は「偽」

  不二家をはじめ、「白い恋人」や「赤福餅」など、食品表示偽装が次々と表面化。年金記録問題の発覚。防衛省の汚職問題の発覚。テレビ番組「発掘あるある大事典」による捏造問題など、疑惑の数々、まさに終末期を迎える日本を現すかのような年だった。

  2013年「今年の漢字」は。また「偽」となるのでしょうか。

  一流ホテルや高級デパート、老舗料理店など数々の食品偽装。ファミリーレストランや居酒屋も負けず劣らずの偽装。宅急便屋さんも負けてはいない。チルド便は名前だけ、常温での配達が状態となっている。

  さらに実質国有企業のJR北海道、安全対策に抜かりがあったにしても、安全検査結果まで偽装とは、はたまた、日展審査をめぐる不正疑惑、福島原発事故に係わる東京電力の数々の隠蔽とその疑惑。今この国は「偽」で固まってしまった感がある。

  社長や会長、取締役など責任者がずらりと並び、記者会見など公開の席で、一斉に頭は下げるが言い訳ばかり。「みんなで渡れば怖くない」の交通標語を地で行く茶番と写る。

  まさに、今年は「偽」の一字が最もふさわしいと、再登場いただくのが筋だと言えないだろうか。まさに恥ずかしいこの国。 「今年の漢字・偽」となるのはもうお断り。

 

 


流行語大賞ノミネート50語

2013-11-21 17:19:55 | 日記

  今年1年の世相を映したり、強い印象を残したりした言葉に贈られる「2013ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)のノミネート50語が20日、発表された。

   「じぇじぇじぇ」(NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の台詞内で最も多く使用される南部方言)、「倍返し」(TBS系ドラマ『半沢直樹』の主人公の台詞)、「アベノミクス」(安倍内閣が掲げた経済政策)、「お・も・て・な・し」(2020年東京オリンピック招致プレゼンテーションの滝川クリステルさんのスピーチ)など、特に評判の高かった言葉は、すべて含まれていた。

  12月2日に「トップ10と流行語大賞」が発表される。興味津津この日を待っている。マスコミの評判、最初は断然「じぇじぇじぇ」だったが、ドラマ半沢直樹がはじまるとがぜん「倍返し」が躍り出た。それもしばらく、東京オリンピックが決まったとたんに「お・も・て・な・し」。

  多分今年の流行語大賞は、この3つから選ばれるのではなかろうか。いずれにしても12月2日の発表が待ち遠しい。

  新語・流行語大賞も来月に30回目を迎える。「亭主元気で留守がいい」は、1986年にはやったフレーズであるが、今もことわざのように思っている人がいる。

  流行語は世相を映す。はやりすたりはあるものの、過去の流行語が今もなお面々と息づいているかと思えば、いつの間にか忘れ去られてしまうフレーズも多い。

  今年、発表される流行語大賞。いつまで今の世相を映し出してくれることだろう。