今朝早く玄関のチャイムが鳴った。いつも配達に来る宅急便やさんが「リンゴです」と立っていた。待ちに待った、今年最後のリンゴ。「ふじ」が2ケース。高山村のリンゴ農家、山嵜さまから送られてきた。
山嵜さまのリンゴ園で収穫されるリンゴは「信濃スイーツ」「千秋」「王林」「ふじ」の4種類。毎年、その4種類全部のリンゴを2箱ずつ送っていただいている。1箱は近くに住む娘の分だ。もう20年は続いているだろう。
箱を開く、リンゴの甘酸っぱい臭いが部屋中に広がる。早速、1つを仏壇に供え、完熟の新鮮なリンゴを、おいしいねと夫婦でいただく。
今年最後のだと思うとその味はまた格別。今度のリンゴは特に甘い。甘酸っぱいリンゴの味はまた心地よい。
娘に「リンゴがついたよ、すぐに取りにおいで」とメールを入れた。京都の大学にいる孫にも送ることとする。
孫は小さな時に喘息とアトピーに苦しんだ。食事制限を受け、食べられるのはさつまイモだけだった。不憫でならなかった。
山嵜さまのリンゴを知ったのはその時。ドクターに相談すると食べてみてはとの許可をいただいた。その時から孫の食事は、「さつまいもとりんご」に変わった。1年くらいは続いただろうか。
山嵜さまとははリンゴを通じての長いお付き合い。美味しいリンゴをいつもありがとうございます。感謝しながら美味しくいただいています。
来年もまたよろしくお願いします。娘と孫、ともども感謝しています。