やっと雨が上がった。青空がのぞいている。1月下旬の気温、少し寒いが気分は爽快。
天気はよいし、冬の衣料品などをそろそろ準備しようと、 買い物をかねて散歩しょうと、我が家の奥さまに話すとすぐに意見がまとまった。一緒に散歩するのは久しぶり。
途中、近くのレストランでちゃんぽんを食べ、ユニクロで少しばかりの買い物をする。
朝の散歩と違い、いつも見慣れた町の風景が、今日はすこし変わって見える。
真っ赤な鶏頭の花が咲いていた。そうだ、今は大学生となって京都にいる孫に「脳みその花がきれいだったよ」とメールしよう。
孫がまだ幼いころ、連れだって近くの公園を散歩した。公園には真っ赤な鶏頭の花が咲いていた。
この花、鶏の頭に似てるだろう、だから花の名は”鶏頭”だよと説明した。
それを聞いた小さかった孫、「頭の中には脳みそがあるよね」といい、「だったらこの花、脳みその花だよね」といった。いい得て妙。子どもの発想。今日の散歩が古い昔のことを思い出させてくれた。
通りかかった家の前。玄関脇の狭い庭に、黄色い実が鈴なりになったミカンの木が1本。よく見ると1本の木に小さなミカンと大きなミカンがなっている。不思議、早速1枚カメラに収める。
熊本市は水の町、市の水道はすべて地下水で賄われている。その水源の1つとなっている公園に立ち寄った。咲きこぼれるようにサザンカの花が咲いていた。流れている水がとてもきれい。そのまま手にすくい飲めそうな感がする。水草の間を小魚が泳ぎまわっている。これも1枚。
楽しい散歩だった。また、散歩しようと奥さまに話しかけた。