職場に私を指名する電話。
この時期、投資勧誘が多い。不安、、。
よく声を聴くと、懐かしいなまり。
父方の従兄弟からの電話。
「今、H駅。会えないかネ。」
急遽、休みをもらって車で走った。
私が小学生の時、
亡くなった父は、熊本県出身。
縁あって和歌山県に来て
跡継ぎのいない我が家に
養女で来た母と結婚。
私達が生まれた。
父方のいとこが何人いるかも詳しく分からない。
しかし、彼とは年齢も近いことから
こどもの頃から親近感があった。
新婚旅行の時も彼の家に泊めてもらった。
伯父さんの葬儀の時も色々世話になった。
そういえば、もっと昔、
高校の修学旅行で九州へいった時
私だけ、一日の別行動が許され
彼の家に泊めてもらったこともあった、、、。
H駅で彼をみつけたら、
横に奥さんもいた。
「アレ、出張ですか?」
「イエイエ、そうじゃない。」
私と、彼ら夫婦は同じ職種なんです。
とりあえず、我が家に向った。
車の中で話しをしてると
私達と同じだった。
息子さんが、関西の大学で学んでいて
所属するクラブの大きな大会の応援にいらしたらしい。
私の「おいでませの山口へ。」の記事でも書いたが
「私達は、こどものおかげで色んな所へいける。」
それと同じだった。
でも、私を思い出して
急に帰る前に来てくれたのだ。
突然の訪問は、びっくりだが、
突然が何倍もの喜びになった。
普段、無口な私が饒舌になった。
空白の時間はすぐに埋まった。
近所の最近人気のスポットで昼食を共にし
帰宅したら、昨日から外出していた母も帰宅。
熊本県と和歌山県の話で花が咲いた。
今日、飛行機で帰るというので、
K駅まで送って、お別れした。
滞在時間、わずか3時間。
しかし、充実した3時間。
仏壇の父もお線香をあげてもらって
さぞかし、喜んでいることだろう。
「遠くの親戚」より「近くの他人」と
いう言葉がある。
でも、「遠くの親戚」も、とってもいいもんだ。
私の心には、熊本の風景が広がったもの。
それに、彼と私の顔は
似ていると昔から言われていた。
体育系と思い切りスポーツ音痴の違いはあるが、、、。
来年は、世界遺産の
高野山を案内しますので、
もう少しゆっくり来てくださいナ。
私もまた、熊本にお邪魔します。
そのときは、ヨロシクお願いします。