【我が家はスモモの受粉樹としてサンタローザとソルダムを植えている。】
上の写真の赤い実は、収穫適期のサンタローザである。
スモモは自分の花粉では結実しない品種が多く、
そのような場合は受粉樹が必要になる。
我が家は、大石早生を栽培しているが、当然受粉樹が必要で、
サンタローザとソルダムを
大石早生の畑に混植しているのだ。
【サンタローザは20kg入るコンテナに半分ほど入れて集荷場に出荷する。】
サンタローザは、アメリカの育種家ルーサー・バーバンクが
20世紀の初め頃、日本すももとアメリカすももを交雑して
育成した品種と言われている。
今では世界中で栽培され、
最もポピュラーなスモモとして知られている。
日本でも人気があり、大石早生、ソルダム、太陽に次いで
4番目に多く生産されているのだ。
サンタローザは一つが100gほどでやや大きく、
果皮は熟すと鮮やかな紅色になる。
中の果肉は黄色く、やや酸味が強い傾向であるが
甘味も十分にあり、特徴のある
フルーティーな香りが特徴である。
【一方、ソルダムはと言えば、果皮の大部分が緑色の時が収穫適期だ。】
ソルダムはアメリカで大石早生の交配種を育成されたものを
日本に導入された品種である。
一般的にまだ未熟なうちに収穫され流通するので、
果皮の大部分が緑色で、
中の果肉が赤いスモモというイメージがある。
でも、このソルダムも完熟すると表皮の色は
しっかりと赤黒く色付くのである。
【ソルダムは桃の出荷コンテナにソルダム用シートを敷き、一段で出荷。】
ソルダムの果実は100g前後のものが多く、
果皮の色は緑色の部分が多い状態で出回っていることが多いよね。
でも、表皮の色は緑でも、中の果肉は赤いのが特徴である。
完熟すると濃い鮮紅色になるんだよね。
【今回出荷するソルダムを輪切りすると、こんなに真っ赤。ジューシーだ。】
我が家は先述したとおり、大石早生が中心であり
サンタローザもソルダムも収穫量は微々たるものだが、
収穫、出荷には大石早生以上に手がかかるのである。
ちなみに、すももの生産量の日本一は我が和歌山県ということである。
これらの収穫が済むと、本当の真夏の到来である。
【アンゲロニア・セレニータのパープル色。】
本日の我が家の花は「アンゲロニア・セレニータ」。
メキシコ、ブラジル、西インド諸島に30種類が分布する植物。
その中でもセレニータは、よく枝分かれするので、
摘心しなくてもコンパクトにまとまる品種だ。
夏に強く、初夏から秋、茎の上部、
葉の付け根に次々とつぼみを付ける。
個人的に感じるのだが、今年流行の花だ!!(*^-^*)
スモモ私の大好きな果物です。
子供のころ庭に大きなスモモの木があり良く食べておりました。果実は大きく桃ぐらいで美味しかった記憶があります。
果樹は交配種が多く自家受粉のできないものが多くなりましたね。受粉樹のスモモも収穫出荷できるので一石二鳥でいいですね。
これまではミカンを購入しておりましたが、最近はソロタ゜ムに切り替えて買っております。
パープルのかわいらしい花いいですね。
混植なさった方が実が多くなるのでしょう。丁寧に収穫なさるのは重労働でしょう。この暑さの中です。
アンゲロニア・セレニータ、綺麗ですね。アンゲロニアのピンク系は何度か作りました。
コメントありがとうございます。
スモモ、大好きなんですね。
生産者は全く儲かりませんが、末端価格は
びっくりするような価格ですね。
果樹は品種改良、品種改良で
新しい品種が次々とです。
その分、自家受粉しない品種が増えました。
柿に「赤柿」と言う品種があります。
これは、富有柿の受粉樹。この赤柿の実は
見事な赤色になり、「お月見柿」として
昔は高値で販売されていましたが、
今は全く需要が無く商品価値が無くなりました。
その結果、最近は摘果で全ての実を
鋏ではち落としています。勿体ないですが、、、。
それに引き換え、スモモは有り難いです。
夏にパープルや青色の花は涼し気で良いですね。
ご訪問ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
記事にするつもりで無かったので
これは、もう取りの残しの状態です。
大石早生は、今年もあまり実らなかったのに
サンタローザは豊作、
ソルダムは不作でした。
ソルダムは少し実に力が入ると
かたが着いて、商品価値が下がるので
細心の注意が必要です。
アンゲロニア・セレニータを3色植えていますが
この色が一番好きです。
ご訪問ありがとうございました。