masaring

自己チューの進行形日記でshow。

紀の川柿の収穫。

2015年10月11日 | 農業は、スゴイ!



紀の川柿の収穫が始まった。ビニル袋の半分が見えるでしょう。

紀の川柿は、刀根早生や平核無などの渋柿を

樹上で渋を抜いた柿の(品種ではなく)品名である。

固形アルコールをビニル袋に入れ、柿に被せ、
48時間後にビニル袋の下をカットし

樹に成ったまま完熟させたので、一般的な
刀根早生、平核無柿と比べて表皮の色が濃くなるのである。



【紀の川柿を剥くと、このような色である。】

この様に樹上で渋を抜くと、果肉は黒くなり、
糖度が上がってとても甘くなっている。

果肉に水溶性タンニンが不溶性となり、
黒い模様が斑に入る。
このマーブル模様は綺麗だし、
サクサクした食感と甘さが美味しい柿の証拠である。

刀根早生柿の収穫が終了し、本日から、
刀根早生を紀の川柿にしたのを収穫している。
平核無柿収穫後に、
平核無を紀の川柿にしたのを収穫することになる。

【コンテナに一段ごと新聞紙を敷き特に丁寧に扱う。集荷場へ出荷だ。】



【昼ご飯を食べに帰ると、裏庭で「ダルマギク」が咲き始めていた。】

ダルマギクの薄い紫の花色は、独特な美しさをもっている。
特別な管理をしなくても、背丈が低く保たれるのも魅力的だ。
ただ花のない間は、やや野性味ある姿なのでアレンジでは注意が必要だ。

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 僕のガーデニング。 | トップ | 真っ赤な秋、夏の残照。 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (龍山)
2015-10-12 10:07:19
お邪魔します。

紀の川柿、収穫前に袋をかぶせ固形アルコールで渋抜きをするのですね。・・・・ビックリです。
大変な手間ですね。
手間をかけた分、価格は高く出荷出来るのですか?
黒ゴマが入って甘く美味しそうですね。
綺麗なダルマ菊を眺めながらの食事美味しかったでしょうね。
返信する
Unknown (kazuyoo60)
2015-10-12 11:33:00
綺麗な柿です。手間暇かけられた大きな柿ですね。
紀の川柿は黒ゴマですか。渋柿を渋抜きしても黒ゴマにならないと勝手に思っていました。
ダルマギク沢山咲きましたね。我が家でも可愛く咲いています。
返信する
龍山様へ (まっちゃん。)
2015-10-13 19:54:41
龍山様、本記事へも
コメントありがとうございます。

紀の川柿、確かに大変な手間です。
果樹栽培は年中、かかりっきりで
世話が必要です。
木だけでなく、雑草を取り除く作業も含めると
収支は勿論赤字。
だから、紀の川柿、高く売れるといいなと
願望はつよいです。
しかし、小売店では1個600円には
びっくりです、、、。

ダルマ菊、日本海の海岸に
沢山、生えているそうです。
これもまた、ビックリです。
ご訪問ありがとうございました。
返信する
kazuyoo60様へ (まっちゃん。)
2015-10-13 20:01:06
kazuyoo60様、本記事へも
コメントありがとうございます。

手間ひまかけて、果実はとても
大きくなりました。
でも、紀の川柿は大きすぎても
商品価値が無いのです。
とても不思議なことです。
普通の柿は4Lが最高なのにネ、、、。

この黒ゴマが紀の川柿の命。
でも皮をむかないと
分かりませんよね、、、。

ダルマ菊、今年も綺麗に
可愛く咲いています。
この苗、kazuyoo60様に
いただいたものです。
ご訪問ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

農業は、スゴイ!」カテゴリの最新記事