【この世に生あるもの。命の重さに変わりはない。同じ命だ。】
現在の我が家の家族構成。私と妻。25歳の末っ子。そして
私の母の4人である。長男と長女は大都会で暮らしている。
それにプラス。犬と猫が5人(匹)であった。
しかし昨年10月末から、犬がもう1人(匹)増えた。
その理由に関しては⇒『新しい家族。』の記事で紹介した。
この犬はもうすっかり我が家の一員だ。
「キャバリエ・キング・チャールズ・スパニエル」純粋種だ。
年齢は不祥、我が家の犬と同じ位の老犬だと思っていた。
前の家で飼われていた時の名前はもちろん知る由も無し。
だから我が家では、「スリー」と命名した。
理由は簡単。もう二匹の犬は同じ時に生まれた兄弟。
名前は「ワン」と「ツー」である。
誰もが自然と「スリー」と呼び出したのだ。
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老犬と思っていた「スリー」。
1月頃からお腹が大きくなってきた。
当然、父親は分からないが、そう妊娠していたのだ。
「赤ちゃんが生まれたらどうしよう、、、。」
我が家の生活は毎日色々あって、話し合う暇もなかった。
2月5日大安の夜、我がパソコン部屋の横でスリーの
苦しそうな声が聞こえた。
母のひと言、「犬は大安の日に子どもを産むことが多い。」
奥さん、「犬は安産の守り神とも言うのよね。」
10分位で出産は終わった。産んだのは一匹だけだった。
私は密かに「眼が開かない内に処分したら」と考えていたが
奥さんの「家には、これから赤ちゃんを産まなければ
ならない適齢期の子どもが三人いるからね。」の言葉。
奥さんの、命に対する考えは昔から一貫している。
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さて、ここで私の実の妹が登場する。大の動物好きである。
携帯でスリーの写真も撮って持ち歩いていたらしい。
赤ちゃんが産まれたことを仕事場の同僚に話したらしい。
スリーの写真も、当然見せたらしい。
同僚の旦那さんがちょうど、犬を欲しがっていて
親の顔だけで、スリーの子どもを引き取ってくれると言う。
「捨てる人間。」「拾う人間。」「世話する人間。」
実にこの世はマンダラの世界そのものである。
犬も人間も植物も、その命は尊い。
だから命の最期までみとるのも命あるものの務めだ。
スリーがこの犬も育て、その方に貰っていただいたら
避妊手術を、信頼のおける獣医さんにしてもらおう。
それも、命あるものの務めだ。
命はいつの世も実に重いものだから。
【我が家の古木のアセビ。老犬スリーも今は子育てという花だ。】
葉の色も綺麗なアセビです。スリーちゃん、けなげに親をしているでしょう。可愛いでしょう。
最近の新聞記事で、骨肉腫のため
14歳、中学2年生でこの世を去った
女の子の記事がすごく脳裏に焼き付いています。
「みなさん、本当の幸せって何だと思いますか」
「それは『今、生きている』ということなんです」
「生き続けることが、これほど困難で、これほど偉 大かと思い知らされました」
「家族や友達と当たり前のように、毎日を過ごせる ということが、どれほど幸せか」
と、弁論大会でその少女は語りかけたそうです。
その2カ月半後、少女は亡くなりました。
今から4年前の出来事だそうです。
この話に感銘した、音楽講師の女性が
彼女の作文に曲をつけるとゆうことです。
命の大切さ。
まっちゃんの記事と照らし合わせ
もっと、考えてみるべきと思う次第です。
我が家は、まるで「動物園」です。
人間の食費より、犬や猫の方が
良いものを食べているような気がします。
妹の家も同じです。
妹の旦那は動物嫌いでしたが、今は
動物に癒されてるみたいです。
世の中に不必要なものは無いのだ。と
思った次第です。
ご訪問ありがとうございました。[E:club][E:eye][E:ear]
その話。この前テレビで見ました。
感動しました。
感動がいつも心にあると、人間正直でいられるのですが、
人間は忘れやすい生き物。
つい現実の、目の前の生き方を見てしまいます。
最近、近くにある3つのセレモニーホール。
毎日、お葬式を執り行っています。
亡くなる人が多い、この季節です。
死を厳粛に受け止め、おくる人に
精一杯の感謝の気持ちで
旅立たせてあげていると信じたいです。
「命」。一体何なんでしょう。
生あるものの命題ですよね。
ご訪問ありがとうございました。[E:bell][E:eye][E:cherryblossom][E:shadow][E:rain][E:house]