解禁釣行では新穂高温泉の水明館 佳留萱山荘（かるかやさんそう）に1泊しました。ここの目玉は広さ約250帖の巨大な混浴露天風呂（湯浴み着あり）です。実際には脱衣所側と、少しだけ高い場所にある奥のと、2ヶ所の浴槽に分かれていて、奥の浴槽からオーバーフローしたお湯が川になって手前の浴槽に流れています。他の客もいたし、この写真じゃスケール感がぜんぜん伝わりませんが、確かにその大きさは見事です。ただ広いだけじゃなく、浅いところ深いところあり、打たせ湯あり、湯の滝あり、洞窟ありと、非常に楽しめます。しかも湯量豊富なため源泉かけ流し、温泉らしい硫化水素の匂いもします（風呂が大きすぎて湯の鮮度は疑問符がつきますが、それを言うのは野暮）。うれしいじゃぁないですか。なおこの露天風呂は立ち寄り入浴も可能です。宿泊者は他に内湯や貸切露天風呂も使えます。
建物はかなり古いし、食事もそれなりだし、風呂以外は平凡な宿です。普通に泊まれば1人15,000円前後とられる（僕たちは割引券で1人10,000円）ことを考えれば、コスパは低いかな。でも蒲田川へ歩いて行けるため、釣り客の宿泊はたいへん多いようでした。