北の大地で鮭鱒獲り放題、羨ましいぞ(笑)。写真は鶴雅のロビーに展示してあった木彫。
遠征最後の宿、鶴雅ウィングス飛翔館。あのエメラルドを改装したとは思えないほど立派な宿になっていました。特に1階のロビーや、鶴雅館との通路を利用したギャラリー。アイヌの伝統的な意匠をベースにしながらも、現代的な感覚も採り入れた独自の世界観で包まれていました。写真はロビー中央奥に鎮座する彫像。アイヌ男性が何か神事を行っている模様でしょうか?強い眼差しに神々しささえ感じましたよ。これは泊まる価値のある宿です。
釧路の人に言わせると「帯広の豚丼よりこっちの方が断然美味い!」んだそうです。白糠町発祥、今は釧路市内にも店舗のあるレストラン「むーんらいと」の豚丼。なぜか「この豚丼」という商品名が名付けられています。岐阜産のたまりを使っているとかで、僕らにも無縁の品ではありません?
豚丼に限らず北海道の丼物はだいたい本州の人間には甘すぎるんだけれど、この豚丼もそう。でも、それを除けば上質で味わい深い品ですよ。豚は赤身のしっかりしたロース肉、その薄切り(トンカツ用肉の半分くらいの厚み)を炭焼きして甘辛いタレに絡めてご飯の上に。ツヤツヤとしたビジュアルに食欲がそそられます。写真は脇田さんが「ご飯半分で」と注文したので少なめですが、普通に頼めばボリュームもけっこうなもの。肉は写真の4枚と、6枚から選べます。ただし値段はちょっと高くて、4枚で1,100円だったかな。800円前後で食べられる店も多いですから、そこをどう受け取るかですね。
岐阜のつりびとさんのコメントにおこたえして、浦嶋君が釣ったニジマスの写真です。70cmのアメマスを余裕ですくえるネットだもんで、あまり大きく見えない(笑)。体高はさほどありませんが、筋肉質で肉厚な魚でしたよ。それと、こちらの魚と違ってピンピンの尾ビレが格好いい!
今回の遠征こぼれネタをこちらで出していきます。まずはいつも立ち寄る白糠町レストランはまなすの「白いチーズカレー」。オーナーシェフの谷口さんによれば現在グランドメニューのリニューアル中とかで(客観的に見ても魔界のごとく増えすぎでしたからね)いつもよりずいぶん選択肢は少なかったのですが、それでも生き残っている人気メニューです。白いルーはクリーミーだけれど、カレーの香りやスパイシーさもきちんとあって不思議な感覚。トッピングのモッツァレラチーズは地元の酪恵舎のもので、ルーにとろんと溶けこんでこれが抜群に美味。ライスはほんのりトマト風味。初めて食べた脇田さんも気に入っていたようです。
谷口シェフ、新しいグランドメニュー期待していますよ!