隊長曰く/RFC名古屋

釣れた日には釣りのハナシでも(笑)

喜多の湯 山王温泉

2010年12月29日 11時31分54秒 | ビバ♪温泉
101229 年末年始はもうバッタバタです。名古屋都心部を行ったり来たりしていたある日、アポイントとアポイントの間が3時間近く空いてしまったので、気分転換に「喜多の湯 山王温泉」で時間をつぶしました。ここは江川線・山王橋のすぐ西側(中川閘門すぐ西と言った方が分かりやすいかな?)にあるスーパー銭湯。名駅からも目と鼻の先っていう都心立地が最大の魅力で、仕事の合間にちょくちょく寄らせてもらっています。
 温泉と名付けられていますが、天然温泉はありません。でも炭酸泉とナトリウムー炭酸水素・塩化物泉、2種類の人工温泉が露天にあって、これがなかなか快適。寝湯やらジェットバスやらアイテム浴槽も豊富です。浴室や更衣室もゆったり広々。エステ系のいろいろも揃っています。湯上がりにのんびり寛ぐスペースがあまりない点だけは改善を望みたいですね。入浴料は大人平日650円、土日祝日750円と高めですが、立地を考えれば妥当でしょう。駐車場も無料ですし。
 同じ系列の「喜多の湯 六条温泉」が岐阜にありますが、浴室の作りは山王温泉の方が好きですよ、僕は。



海津温泉

2010年12月22日 10時12分17秒 | ビバ♪温泉

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*2018.09.26注 海津温泉は現在、源泉の不調により真湯(水道水を沸かしたもの)で営業しています*

 最近は毎週のように通っているのに、まだ採点記事載せてなかった(笑)
 海津市南部にある公営立ち寄り温泉&宿泊施設。以前は海津苑という名のかなり古くさい施設だったのですが、大幅に増改築して名前も変え、また民間企業を指定管理者にして2007年末にリニューアルしました。露天風呂やアイテム浴槽等が揃った現代風の「癒しの湯」、内湯ひとつにタイル絵という銭湯的な「長寿の湯」、2つの浴場スペース(各男女別で計4つ)があり、入浴料は各大人500円。長寿の湯のみ、海津市在住の高齢者なら200円(海津苑時代は100円だった)で入浴できます。
 泉質はナトリウム・カルシウム塩化物温泉(中性等張性高温泉)。薄緑や薄褐色に濁っています。濁り具合はその時により異なりますが、たぶん湧きたてのお湯は薄緑で、だんだん鉄分が酸化して褐色に変化していくのだと思います(このあたりの温泉はそういうお湯が多い)。口に含むと(飲用は認められていませんが)ほどよい塩味。磯の香りも感じられます。また柑橘類のような爽やかな香りもほのかに漂います(柚子香料のソープ類を置いてあるからだけではなさそう)。毎分1050リットルと湧出量が多いため、うれしいことに「癒しの湯」「長寿の湯」共に内湯大浴槽(と一部壺湯)は源泉掛け流し。他の浴槽も水風呂以外すべて温泉ですが、こちらは循環・濾過・消毒しており塩素臭が漂い、お湯の色も薄くなっています。
 というわけで内湯大浴槽に浸かっている限りは、ザ・温泉という極楽気分が味わえます。よく温まり、肌もしっとり。疲れも取れて、ほんと、イイ湯ダナ♪。その結果、平日休日問わず大盛況。海津苑時代からの伝統(?)で、客の平均年齢が異様に高いのが笑えますが。
 注文をつけるとすれば、サイコーに気分良い壺湯が「癒しの湯」の片方(男女週替わり)の浴場にしかないので、ぜひ両方に設けてほしいこと。食堂メニューをもっと安く、オリジナリティ豊かにしてほしいことの2点かな。

<勝手に通信簿 C to AAA>
泉質 掛け流し浴槽は素晴らしい AA
施設 広く清潔、管理も行き届いている A
立地 木曽三川公園やお千代保稲荷にも近い A


【改訂版】上之保温泉 ほほえみの湯

2010年12月14日 12時05分18秒 | ビバ♪温泉
101212b 採点方法も変えたことだし、過去の温泉紹介を徐々に手直ししていきます。
 「ほほえみの湯」は関市上之保町、津保川沿いの高台にある公営立ち寄り温泉。入浴料は大人600円。泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性温泉)で、ナトリウムイオン、炭酸水素イオンがやや多めに含まれています。源泉温度が低いので加温あり、そして循環濾過消毒もしています。
 お湯は若干のとろみを感じる程度で、あまり特徴はありません。露天風呂では塩素臭が強いのも気になります。内湯の湯口から出るお湯(たぶん新鮮な源泉)はとろんと滑らかでいい感じなので、循環濾過によってかなり劣化しているのでしょう、残念。湧出量が少ないのかもしれませんね。
 施設はさほど大きくありませんが、客入りから考えれば適性かな。丘の上にあるだけに露天風呂の開放感は抜群です。露天風呂にはきれいで広々とした庭も造られていますし。食堂・休憩室や売店は別棟になっていて、行ったり来たりはやや面倒です。
 ここの最大の魅力が、秋冬(だいたい9~12月)の柚子湯。上之保地区特産の柚子を週に何回か内湯に入れてくれます。香りが良く、体の芯まで温まり、お肌もすべすべ。温泉を使わなくてもいいから、365日、柚子湯にしてほしいくらいです!
<勝手に通信簿 C to AAA>
泉質 個性に乏しい。塩素臭が気になる B
施設 露天風呂の開放感は素晴らしい A
柚子湯 サイコーです! AAA+




南濃温泉 水晶の湯

2010年12月01日 01時12分23秒 | ビバ♪温泉
101128b 岐阜県海津市南濃町、養老山系の山腹を利用した「月見の森」という自然公園の一角にある立ち寄り温泉。公園内のためクルマで行く時は麓の駐車場に停め、無料シャトルバスに乗り込むか、徒歩で5~10分ほど山を登ってアクセスします。「水晶の湯」という名前は、養老山系で水晶が多く産出されることから。養老公園で水晶拾いした経験ある人も多いのでは?
 泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉(中性高張性低温泉)。源泉は30度強しかないため加温し、循環・濾過・消毒を行っています。入浴すればすぐ気がつくのは塩分の濃さ。口に含んでみれば(ただし飲用は禁止)ミネラル分やら有機質やらも混ざり込んだような磯の味。そのせいでしょうか、とても良く温まるお湯です。ただし僕のような乾燥肌の人間が冬場に入浴すると、体のあちらこちらが刺激でむずがゆくなりますが(笑)。また塩素臭は、最近はほとんど気になりません。
 泉質以上にここの魅力は眺望の良さ。なにせ立地は濃尾平野を見下ろす東向き山腹ですから。足元の揖斐川はもちろん、名駅ツインタワーもはっきり見えます。天気が良ければ御嶽や日本アルプスも、運が良ければ富士山だって見ることができます。田舎にあるくせに夜景も予想外に美しく感動的。露天風呂からもレストランからもバス待合スペースからも、この眺望を楽しめます。
 入浴料は大人500円。施設がさほど大きくない割に人気が高く、いつも混み合っていますが、それさえ気にしなければなかなか良い温泉です。麓の国道258号線沿いには道の駅「月見の里 南濃」もあります。なお2011年元旦は朝6時半より営業(シャトルバス運行は7時より)とのこと。温泉に浸かりながら初日の出なんて、最高じゃないですか!
<勝手に通信簿 C to AAA>
泉質 塩茹で気分が味わえる A
眺望 殿様気分の絶景なり AA+
シャトルバス 面倒。湯冷めしそう。でも特別な雰囲気あり C+