自粛一辺倒では気が滅入ってしまうので、iPhoneの画像だけれど川の写真でも。皆様、心身ともにご自愛ください。
自然と共生するという事の意味を教えてもらいました。歌や小説も大好きでした。天国でも、思いのままに遊んでください。
合掌。
僕の住む岐阜県も、遂に知事から「4月4日から19日までの外出自粛」要請が出されてしまいました。米国でもアウトドアアクティビティは推奨されているように(テキサス在住の浦嶋君情報)、屋外での釣り(特に周囲に人のいない渓流釣りとか)は問題ないと思うし、僕自身やめる気はないけれど、世の流れに合わせて釣りの報告はしばらく掲載見合わせしたいと思います。コロナが落ち着いたら、溜まった分(溜まるのか?)を一気に公開していきますので乞うご期待。
昨年5月に高原川漁協が発行したリーフレット「渓流魚の増殖 その常識と非常識」を、先日ようやく入手しました。個人的には既知の情報ばかりではありますが「渓流魚の稚魚放流の問題点」に、これまでそれを推進してきた漁協が言及したことは評価に値しますし、大いに賛同します。
内容を端折れば「稚魚放流は経済的に非常に効率が悪く、しかも河川での再生産も期待できない。最終的に目指すべきは、やはり天然魚の自然繁殖だ」ということ。しかも元となるデータは水産庁が公表しているものです。実際に高原川漁協ではヤマメ・イワナの成魚放流は数年前にやめましたし、親魚放流や発眼卵放流、産卵床造成に力を入れています。蒲田川C&R区間も釣り人を呼び込むためというよりは、自然繁殖を助けるためのものです。
ただこの取り組みには釣り人の理解や協力も欠かせません。すべてリリースとは言わないまでも、必要以上は持ち帰らないよう心がけたいですし、産卵準備に入った個体(特に良型のメス)は必ず逃したいところです。個人的にはキープの尾数制限を設けるか、いっそ全川C&Rとしてもいいと思っています。みなさんもぜひ、このリーフレットを手にして、考えてみてください。リーフレットは漁協事務所で無料配布しています。
つまらない用事続きでぜんぜん釣りに行けません。来週は頑張る(笑)