隊長曰く/RFC名古屋

釣れた日には釣りのハナシでも(笑)

川原町ぶらぶら

2013年12月30日 10時32分21秒 | 遊びに行こう
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 先週のことですが、岐阜の川原町界隈を仕事でぶらぶらしていました。戦火を免れた古い町並みが残る、岐阜城の城下町にして長良川水運の拠点、そして長良川温泉の中心街ですね。写真は川原町を代表する町家カフェ「川原町屋」と近隣の家々。この店、岐阜提灯の製造元として有名な「安藤商店」が経営しており、建物はかつての店舗や紙蔵を利用しています。
 僕にとっては慣れ親しんだ場所ですから「いい町並みだけれど規模が小さいよね、観光資源とするにはちと弱いな」なんて常々思っていたのですが、同行した名古屋在住のデザイナー女史は「岐阜にこんなステキな場所があるなんて知らなかった!川原町屋、川原町泉屋、ナガラガワフレーバーなどのお店も素晴らしい!」とえらく感激していました。へ~そうなんだ?灯台下暗しってやつですかね。



高遠そば@ますや

2013年12月25日 00時30分06秒 | 食のネタ帳
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 高遠には何百年も前から食べられてきたご当地そばがあります。しかし、そこに商品価値を見出したのは17世紀半ば(江戸時代初期)の会津の人々。高遠で育ち藩主でもあった保科正之が会津藩に移封された際に持ち込み、それが人気を博したのだとか。高遠の人々には長らく~平成の世になるまで!~農山村の家庭料理という認識しかなく、店で売ろうとか観光資源にしようとかいう発想はまったくなかったそうです。二十年ほど前にようやく、会津で「高遠そば」という名で定着しているのを知り、ネーミングを逆輸入する形で店で供するようになったという、嘘のような史実なのでした。

 さて本家高遠にある、高遠そばの名店のひとつが「ますや」。焼き味噌を薄口甘めのつゆに溶き、おろした辛味大根をたっぷり入れていただく冷たいそばです(他店ではつゆは使わず、辛味大根の絞り汁で溶く場合が多いらしい)。ますやではそばが伸びないように半量ずつ分けて出してくれるのも嬉しい。
 お味の方は、これが予想外にGOOD。もっと味の濃い田舎臭い料理かと思いきや、ぜんぜんそんなことはありません。大根の爽やかな辛味、焼き味噌のほどよいコクと香り、そして地元産の実をちょい粗挽きして二八で打ったそばが、不思議だけれど美しいハーモニーを奏でています。これはクセになりそう。1200円~。



季節はずれの高遠

2013年12月24日 16時47分01秒 | 遊びに行こう
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 昨日、仕事で高遠(長野県伊那市)まで行ってきました。高遠といえば高遠城址公園の桜です。いや~絶景だった...わけもなく、雪が積もって寒かったです。でも城址公園は一面が桜(コヒガンザクラ)の樹で、ぜひとも開花の時期に訪れてみたいと思わせてくれました。地元の方によれば紅葉も見事らしいのですが、みんな丸坊主でした。
 写真は城址公園の一角にある高遠閣という建物。国の登録有形文化財ですが、城の名残とかではなく、昭和初期に花見客のために設けられたという、由緒正しき休憩所です。桜の時期しか一般客は使えないのが残念ですが。



円山動物園白クマラーメン

2013年12月12日 18時47分48秒 | 食のネタ帳
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 北海道土産として人気の白クマラーメンですが、最近は我が家のまわりのイオンやバローでも買えるようになりました。1食178円と、インストタントラーメンとしてはかなりお高めですが、売上の一部が札幌市円山動物園のホッキョクグマの繁殖に使われるので、お布施気分でいかがでしょう(笑)・・・僕は小さいころ円山動物園のそばに住んでいたことがあって、何度も遊びに行ったので余計に思い入れが深いんです。
 味の方はあっさりながらも奥深い塩味スープと、ノンフライ細麺の調和がいい感じ。僕個人としてはサッポロ一番塩ラーメンと肩を並べるほどに評価が高いです。札幌ラーメンというよりも、函館や釧路の塩ラーメンに近いかな?なのでこってり派の方にはお薦めしません。

 北海道では醤油味のピンククマラーメンも出回っているのですが、こちらは岐阜では見たことありません。



最後の巨星

2013年12月08日 11時27分00秒 | つぶやKING
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 アップルのサイトを開いたらネルソン・マンデラ南アフリカ共和国元大統領がトップに掲載されていました。創業者ジョブスが亡くなった時と同じ扱いじゃないか!ブラジルW杯の組み合わせ抽選会でも黙祷が捧げられていたし、世界のさまざまな場所で氏への追悼が繰り返されています。ニュース映像を見ると彼国の人々は泣き悲しむばかりでなく、歌い踊って氏を送ろうという気持ちが見て取れます。おそらく20世紀政治家として最後の巨星だったのだろうし、第一線を離れても国民に愛され続けてきたその事実が素晴らしいと思います。 合掌

 振り返って我が国の政治家に、そのような存在はかつていたのか?現在いるのか?ちょっと嘆かわしい気分になってしまいます。圧倒的支持率を得ていたはずの安倍首相も、世論を無視して暴走し始めた感があるし。「国栄えて人枯れる」なんて故事成句を作りたくなりますよ。