隊長曰く/RFC名古屋

釣れた日には釣りのハナシでも(笑)

名古屋は安全?

2015年02月23日 00時12分50秒 | 釣りの過去ログ

 土曜日のザ・キープキャスト、ダイワのブースには驚かされました。展示してあるどのリールにも(高価なソルティガやイグジストにも)盗難防止用のコードやICタグが取り付けられていないんですから!どこぞのショーなんか、金属製コードをぶち切ってでも持ち去る人間が後を絶たないというのに。過去の例からダイワが名古屋はよほど安全と判断したのか?それとも単なる手違いなのか、何か別の技術を使っているのか?

 ちなみにシマノのブースではちゃんとコードが取り付けられていました。また先ほど釣りビジョンで横浜のショー報告番組を見ていたら、こちらではダイワもコードを使っていました。


けっこういけるぞガンカレー

2015年02月22日 08時31分23秒 | 釣りの過去ログ

 ザ・キープキャストのバスデイブースの向かい側には、バスフィッシングにビッグベイトブームを巻き起こしたGAN CRAFTのブースがありました。ここの会社かなり洒落が効いていて、メダカ釣り・メダカすくいコーナーがあったり、オリジナルのどら焼きやレトルトカレーを売っていたりします。しかも飲食コーナーではカレーライスの屋台まで出展していました。

 ガンカレーと名付けられたこのカレー、ルーはスパイシーながら、どこか懐かしい洋食屋風。そこに角切り牛タンがゴロゴロたっぷり添えられています。おまけに旗まで(笑)900円とお高めですが、十分な贅沢感があるし、味の方もなかなか。僕はすっかり気に入っちゃいました。

 なおブースで売られているレトルトカレーも同じルーなのかどうかは確認していません。少なくとも牛タンは入っていないらしいです。


アユの値段

2015年02月19日 10時27分44秒 | 環境クライシス

 経済の面から昨日の続きというか補足。郡上漁協の例です。郡上漁協では釣り人からアユを買い集めているのですが、その買い取り価格は魚の個体重量によって変わります。出荷日の市場相場しだいで実際の価格は変動します(なので現金支払は翌日以降)が、7月上旬あたりだと下記がおよその目安となります。

 

 特大(100g以上) 800円/100g →1尾あたり800円以上

 大(80~100g) 600円/100g →1尾あたり540円前後

 中(60~80g) 400円/100g →1尾あたり280円前後

 小(40~60g) 200円/100g →1尾あたり100円前後

 ビリ(40g未満、その他規格外) 0円 →金にはならない

 

 この数字だと50gの魚を5尾(500円)釣るよりも、100gの魚を1尾(800円)釣ったほうが、はるかに儲かることに。価格は多少異なるかもしれないけれど川漁師(漁協組合員)でも基本的な仕組みは同じ。だから郡上で稼ぎたい人は、みんな大物志向になります。僕もアユ釣りに狂っていた頃はそうでした。

 世知辛い話で嫌だという声もあるでしょうが、これが「郡上鮎」というブランドを守ってきた大きな要因なんだと思います。見た目が立派で、脂が乗って食べても美味いアユを、積極的に集荷・出荷する郡上漁協への信頼を高めてきたというわけ。

 

 そんな郡上ですから、無闇矢鱈と稚魚放流を増やして、魚の平均サイズが小型化してしまっては、漁師も釣り人も消費者も喜ばない残念な結果になります。県内他河川でも少なからず同じ理屈が当てはまるはず。簡単に言ってしまえば、量より質!なんですよ。「アユの漁獲量日本一を目指す」なんてうそぶいている県の役人は、そこをどれだけ理解しているんでしょうか?

 写真は美並あたりの長良川。

 


そんなことでアユ市場は潤わない

2015年02月18日 11時41分14秒 | 環境クライシス

 「鮎王国・岐阜」復活へ 県魚苗センター、生産力増強...だそうです。特に長良川のような天然遡上の多い水系では、稚魚放流に頼るだけではアユは増えないことなど、もう分かりきっているはずなのに。金をかけるべきは、海と川をストレス無く行き来できる環境づくり、親魚が無事に産卵できる環境づくり、そして多くのアユを健康に育てる森と川の環境づくりだと思うのですが。

 たとえばアユの生産力が乏しい河川に、今までより多くの稚魚を放流しても、小型化して金にならない個体~郡上ではビリと呼ぶ~が増えるだけで、漁師はちっとも潤わないし市場評価も下がるだけ。釣り師だってオトリにならないようなサイズの個体は願い下げ。大きく美味い個体を育ててこそ、県産アユのブランダビリティが上がるというものでしょ?