3月にリニューアルオープンした「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」へ行ってきました。愛称は「空宙博」と書いて「そらはく」だそうです。各務原市単独から、岐阜県と各務原市の共同へと経営主体が変わり、広さも展示も大幅パワーアップしていました。屋外には写真のYS-11や救難飛空艇US-1A、屋内には世界唯一の飛燕や旧ブルーインパルス機やSTOL実験機飛鳥など、航空機ファンなら感涙するほどの実機をずらり展示。実機じゃなくとも試験機や実物大レプリカも多数。「実物・実物大」ってのはやっぱり説得力が違いますね。
また人工衛星の実機・試験機やISSきぼうのレプリカ(中に入れる)、各種フライトシミュレータなんかもあって退屈させません。ショップにもマニアが喜びそうなものがたくさん。宇宙食も売っていて「さるふつのホタテ刺し身」なんて不思議なものまでありました。
正直言って以前は閑古鳥泣きまくりの施設だったんですが、リニューアル後は順調に客を集めているようです。今日は平日だったせいもあるけれど、60歳超な感じのシニアが大勢いて、熱心に展示を見ていました。僕もえらく気に入りましたよ。これで大人800円の入館料は安いと思います。最低でも2時間、好きな人ならまる1日過ごせますね。
立地が航空自衛隊岐阜基地に隣接しているだけあって、屋外にいると自衛隊機やら、まそたん(笑)やらが、がんがん飛んでいきます。現役の実機を見たい放題なのもここの魅力です。屋上の展望デッキには航空写真愛好家がなが〜いレンズを付けてずらり並んでいました。