みなさん、良いお年を!
岐阜市は今季初の積雪を観測だそうです。朝のうちで止むかと思った雪ですが午後になっても降り続き、金華山は15時頃でもこんな感じ。寒いですねぇ。
まぁ北海道では灯台が消えてなくなったりしているそうですから、それに比べればぜんぜんたいしたことないですけれど。
そばきり助六のご主人・小林さんに「今年は僕達の落語仲間で行燈船出すので見に来て」と誘われ、昨日は長良川の「こよみのよぶね」へ。これは冬至の夜に1〜12の数字(とその他)を形どった行燈を船に掲げ、長良川に浮かべるという行事。日比野克彦氏が中心となって進められるイベントで、今年で12回めになりました。日比野氏曰く「1300年続けて神事にしたい」そうです(笑)
小林さんたちが作ったのは「5」実のところそれしか数字が残っていなかったそうなのですが、オフィシャルには「落語のご、ということで」だそうです。色合いは笑点の垂れ幕をイメージしているのだとか。参加の皆さん、ただ数字を作るだけでなく、鵜飼の鵜とか刀とか魚とか、いろいろなモチーフを取り入れています。アクア・トトのチームが作ったアロワナとアユ(串焼き状に2尾並べて11)が出色の出来でした。これ作っていたら楽しいだろうなぁ。
写真は出船前の様子、あたりが真っ暗になった頃、船は長良川本流へと向かいます。トン、トンと鳴る太鼓の音も相まって、なかなかイイ感じ。ただね、鵜飼いの時も同じだけれど、川のまわりのホテルやマンションの灯りが邪魔!1〜2時間だけでも照明を落としてもらうとか、できないものなんですかね。
ともあれ楽しい夜でした。小林さんたち、お疲れさま。
金園町4丁目交差点(梅林公園の南西)のすぐ南側に、面白い店がこの秋できました。写真のようなステンレスプレート、もしくは熱々の鉄板に乗った昔風スパゲティの専門店「スパゲッティー食堂 ポパイ」です。今の時代この店名はまずいと思うんですが(味じゃなく・笑)
僕がいただいたのはミートスパ。店の方にうかがうと「標準の300g/550円は女性でも問題なく食べられます」とのことだったのでちょっと大盛りの500g/700円にしてみました。乾麺の状態で500gだったら無理だけれど、これは茹で上げた状態の重さのようで、まぁなんとか完食できました。でも300gで良かったかも。
麺はヨコスパ級の太麺、2mm前後ですかね。茹で置き麺だとは思うけれど、茹で上げかと一瞬勘違いするほどコシがしっかりしており、表面もつるんとなめらかです。ミートソースは肉や野菜たっぷり、店できちんと手作りしているんでしょうね。ただこのしっかりした麺に対しては、ソースの味がちょっと弱い気がします。もっと田舎臭くなってもいいから、塩気とか酸味とか強めた方が合うんじゃないかな。個人的な好みですけれどね。
何はともあれ、安くてボリュームあって、良い店ができました。ランチメニューはワンプレートにスパやらオカズやら盛り込んであって、こちらも魅力的。釧路名物スパカツがあったので、そちらも気になります。
昨日は「第18回 せきまちなか寄席 柳家三三 独演会」へ。この日の三三師匠はいつにもましてキレキレで、会場を爆笑の渦に巻き込んでくれました。ちなみに何年後になるか分からないけれど第33回は「ぜひ私が」と立候補したそうです。
次の第19回は2018年4月8日(日)春風亭一之輔 独演会の予定です。これも楽しみだ!
さて会場では司会進行の小林さん(そばきり助六ご主人)が「寝床の会」を盛んにPRしていました。これは有志によるアマチュア落語会で、木戸銭無料、お茶にお菓子付きというユニークな催しです。2ヶ月に1回ペースで既に4回を終え、次回は2018年1月の予定。会場が狭くいつも満員だもので(寿司屋の2階とか呉服屋の2階とか)僕は遠慮してまだ行っていないのだけれど、名人の話芸とはまた別の次元で、面白おかしい会だそうです。出演者も募集中。興味のある方はどうぞ。
どちらもお問合わせは「そばきり助六 TEL0575-22-2526」まで。