少し前になりますが、仕事で土岐まで行ったついでに、多治見市セラミックパークMINO内にある「岐阜県現代陶芸美術館」に寄ってきました。そもそもセラミックパークMINOというのは多治見市の産業団地内に設けられた公園で、他にもイベント会場、作陶館、ギャラリー、ショップ、レストラン、散策路などが設けられています。岐阜県現代陶芸美術館はその中核となる存在。写真は駐車場からギャラリーウォーク(空中歩道)を通って入ったメインエントランス(?)付近で、手前に広がるテラスは建物の屋上になります。
敷地は広いし、建物もかなり立派なのですが、美術館の規模は控えめ(なんとなくハコモノ行政を感じますね~)。ですから入場料は一般330円(特別展によっては別料金の場合あり)とリーズナブルです。僕が行った際には「20世紀の陶芸 人間国宝のわざ」「荒川豊蔵・武夫展」という小規模な企画展示をやっていてました。展示作品こそ少なかったけれど、僕でも名前を知っている大陶芸家の作品ばかり並んでいて、けっこう見ごたえありましたよ。先日開催されていた特別展「古田織部四〇〇年忌 大織部展」に行きたかったけれど機を逃してしまったのが残念です。