撮り鉄路線・樽見鉄道

　桜の季節の樽見鉄道は、撮り鉄に大人気。本巣市内の沿線は豊かな自然の中を走っており、駅や線路のまわりには桜がたくさん咲いているから。中でも一番人気の撮影スポットが写真の日当（ひなた）駅。小さな小さな無人駅、鉄橋、車両、そして桜の取り合わせが素晴らしいですね。このときも外国の方を含め多くのカメラマンがいました。他にも沿線いたる所にカメラマンが。人気の谷汲口駅なんか、駅前駐車場がカメラマンで満杯でした。

　またこの時期は「桜ダイヤ」と称して運行本数が増えるのも、普段は1時間に片道1本程度（本巣〜樽見駅間）の路線なだけにありがたいです。もちろん鉄道会社としては淡墨桜目当ての観光客がターゲットなのだけれど。

　その淡墨桜ですが、今日はこんな感じ。満開、大賑わいです。週末あたりには淡墨色に変わった花びらの桜吹雪が見られるかもしれません。道（国道157号）は平日でも渋滞するので、樽見鉄道利用がお薦めですよ。終点の樽見駅から歩いて10分くらい。モレラ岐阜駅から乗ると、帰りにショッピングや食事もできて便利じゃないかな。車だったら国道418号（武儀川沿いに走り樽見まで行ける。峠越えだが道は走りやすい）利用もご検討を。樽見市街までは渋滞知らず、157号に合流してから淡墨桜駐車場までの100〜200m程度だけは渋滞を我慢しなくちゃだけれど。

1軒だけ営業中

　谷汲山へ行った折、帰り際に小腹が空いたので参道の松屋（牛丼チェーンでも、加納のとんかつ屋でもないよ）という食事処へ寄り、田楽をいただきました。500円。なかなか美味かったですよ。

　実はこの時、参道ではここ1軒しか営業していませんでした。平日なんて昼間でも休みの店が多いのに、夜19時頃でしたから、こんなものですよ。ハズレの店じゃなくてよかった（笑）僕と同じように小腹が空いた人はいるらしく、お客さんはぽつりぽつりと入っていました。独占的商売ですね。

　イルミネーションの規模をもう少し大きくすれば、お客さんももっと来るだろうし、多くの店が営業して儲かるような気がしますが、どうなんだろう？

竹のぬくもりイルミネーション 2023

　昨日、昨春に引き続き谷汲山華厳寺 仁王門周辺で開催されている「竹のぬくもりイルミネーション 2023」へ行ってきました。今年は仁王門前に地元有志や児童の作品（2枚目の写真）が展示されるなど、地域のイベントとして定着させていこうという思いが感じられます。参道の桜もちらほら咲き始めており、ロマンチックなひとときを過ごすことができました。4月9日まで、18時〜21時、入場無料。夜も暖かくなってきたし、皆さんもどうぞ。

まだ早かったみたい

　昨日、遅ればせながら今季初のトラウト釣行。昨春通った郡上の長良川本流を探ります。数日前の雨でほどよい増水、悪くない雰囲気なのですが...反応がありません。昨春よく釣れたのは4月半ばからだし、その時と比べても水温は遥かに低く（雨が雪代の呼び水になったのかも）、いくら暖かい日が続いているとはいえ、さすがにルアーではまだ早かったようです。一度だけ谷に入り12〜13cmの幼魚は釣りましたけれど。高鷲エリアや吉田川あたりで放流魚の残り物を狙えばなんとかなったかもしれませんが、やっぱりヒレピンが釣りたいので（笑）

　釣っているうちに風が強くなり、花粉症もどんどんひどくなり、3時間弱で釣りを終了しました。長良川本流は4月に入ってからのお楽しみとしましょう。

さよなら大江健三郎

　小説はあまり読まない僕ですが、現代作家の中で最も多く読んでいるのが大江健三郎氏の作品です。その大江氏が亡くなったとの一報が。88歳ですか、老衰だというし、大往生であったのでしょうか。素晴らしい作品をありがとう。ご冥福を心よりお祈りいたします。

　明日からは図書館で大江作品をじっくり読み返すとしましょうか。