主にブタクサだと思うけれど、この秋の花粉の飛散量、岐阜県美濃地方ではかなり多いようですね。特に先週から今週にかけて。僕も1日1回服用の抗ヒスタミン剤を2回にしたり(自己責任)、さらに即効性がある第一世代抗ヒスタミン剤まで併用したり(自己責任)していますが、それでも症状が止まりません。痰が絡んで咳き込んでを繰り返していたら喉に来ちゃって、この一週間はえらく低くハスキーな声に(笑)。抗ヒスタミン剤は血小板を減らすため鼻血も頻繁にたらーり。知人の中には目の粘膜をやられたのか、瞼がパンパンに腫れ上がった人もいます。この最悪の状態、いつまで続くんだろう?
コロナ対策もあって今年はロングラン開催となった美濃和紙あかりアート展。10月9日〜22日は新規出展作品を展示する第一部、10月23日〜11月30日は歴代優秀作品を展示する第二部となっています。昨日の第一部最終日(今回最も展示が充実しコロナ前の雰囲気を再現したと主催者が胸を張る特別な日)に友人と行ってきました。うん、やっぱりこうでなくっちゃ。作品も素敵だし、あかりに浮かび上がる美濃の「うだつの上がる町並み」がまた幻想的。いい夜を過ごせました。
現地についたとき、思わず目を疑ってしまいました。そこにはアサギマダラが乱舞していたのですから。
アサギマダラは大型のチョウで、秋になると日本本土から南西諸島や台湾へ、越冬のため移動することで知られています。10月頃になると日本各地で、移動中の群れや個体が見られ、特に蜜を好んで吸うフジバカマ(秋の七草の一つ)の花が咲く場所は観察に適していると言われています。いつでもどこでも見られるわけでなく、飛んでも止まっても美しい姿で、愛好家には人気のチョウです。
岐阜県の関ケ原古戦場環境整備事業として、今春、関ケ原古戦場開戦地すぐ北の休耕田に、フジバカマの花畑が整備されました。事業は見事に成功、秋、薄紫と白のフジバカマが咲き誇ります。すると目ざといアサギマダラがやってきて、徐々に話題となっていきました。
本日実際に訪れてみると、アサギマダラの数が尋常ではありませんでした。過去に僕はこんな乱舞は見たことありませんし、話を聞きつけてきた手練のカメラマンたちもみな「今年すでに何か所も撮影に行ったが、数はここが一番だ」と感心していました。写真ではなかなか乱舞の凄さを伝えにくいのが残念。動画を撮ってくればよかった。
アサギマダラが見られるのはおそらく10月いっぱいくらいだろうと言われています。これは絶対見に行くべきですよ。古戦場巡りや古戦場記念館の観光を兼ねてもいいかも。入場料とかは不要。マイカーは開戦地や島津義弘陣跡に停められますが、週末などは駐車場が不足しそうなので、関ヶ原駅や古戦場記念館でレンタサイクルを借りて行くといいでしょう。
僕が4回目ワクチンを接種予約した時は「BA.5対応ワクチン接種は年末くらいから」なんて言われていたのですが、早いところではすでに接種が始まったそうですね。だったらもう少し待てばよかったかも。今さら文句垂れても仕方ないのですが、釈然としない気持ちは残ります。
写真は岐阜市畜産センターにいたツマグロヒョウモン(メス)。このチョウはメスの方が派手な柄をしてます。
10月7日にグランドオープンするイオンモール土岐の敷地内(隣接地?)に同日「とき温泉KAMABA」がグランドオープンします。これは「武芸川温泉」「ぬくい温泉」「ぎなん温泉」等と同じく、岐南町の大丸開発傘下にある「いずみの湯グループ」の日帰り温泉施設。プレオープン等で伝え聞く情報によれば、岩盤浴利用も通常料金に含まれる点、休憩スペースやコミックが充実している点など、営業スタイルは先行施設とほぼ同じみたい。料金だけは大人平日800円と他より50円高いけれど、このご時世にあっては仕方ないですかね。僕も超お気に入りの「いずみの湯グループ」だけに、機会を見つけて行ってみないとね。