10数年ぶりに池田温泉に浸かってきました。これまでの入浴はほとんど本館だったのですが、今日は珍しく新館です。使っている源泉も湯づかいも基本的に同じですから、あとは好みで選べばいいのかと。本館は昔からある施設で、こじんまりと、どことなく鄙びた雰囲気。新館は立派なビル、それでも16周年とのことですが、先日改装したばかりで、特に浴室は清潔感たっぷりです。風呂場の造作や広さは、実は本館も新館も大差ない気がします。
池田温泉といえば「にゅるにゅる、とろりん」とした重曹泉(表記としては低張性アルカリ性単純温泉)の泉質が人気なのですが、泉質も、浴室のキャパに対して入り過ぎな感じの客入りも、昔のまま。循環ろ過消毒を盛んに行っているため湯がけっこうカルキ臭いのも昔のまま(笑)。いや今日のお湯に関して言えばとろり感は昔のほどじゃありませんでした。これなら似たような泉質の「美人の湯しろとり」の方がとろりかも。その時々の循環ろ過の程度によるんでしょうけれどね。
何はともあれ、のんびり湯に使ってお肌つるつるになって帰ってきました。お肌の曲がり角をとうに過ぎたオバサマ方にはオススメの温泉ですよ。