ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

4月1日

2025年04月03日 | なごみ

 年度末から嬉しいことが続きました。

大震災後に建設した建物で指定を受けた小規模多機能ホームぽらん気仙沼は3月25日に9周年を迎えています。

お茶の時間に若い職員お手製のガトーショコラと紅茶でささやかに祝いました。

 

 大震災の大津波で流失し、再建したGHポラーノの杜からは、以前ボランティアさんが植えてくださった河津桜が咲き始めたとの報告がありました。

(3月31日撮影)

 

 加えて個人的に祝い事があったのですが、事業所管理者たちがサプライズで特注の紅白さくらパンを届けてくれました。

デザインもさることながら、花びら一つ一つにあんやクリームが入った手の込んだ作りで、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

 

 大震災の翌年4月1日に開設したGHポラーノは13周年を迎えています。

祝いの会ではO管理者が立派にスピーチしてくれました。

「本日はグループホームポラーノ13周年、おめでとうございます。

利用者様9名と揃って開所記念日を迎えられたことを、とても嬉しく思っています。

こうして13周年を祝うことができたのも、理事長をはじめ、歴代管理者やご家族様、職員のみなさんのご支援とご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。

近年、感染症や災害などで落ち着かない日々を送っていますが、姉妹施設の協力もあり、利用者様がたへは変わらずポラーノのサービスを提供できていると思っています。

この13周年を一つの節目として心新たに、利用者様お一人お一人が安心して笑顔で過ごしていただけるよう、これからさらに、職員一丸となって尽力する所存です。

本日は誠におめでとうございました。」

 

 

 

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ホワイトデイ

2025年03月13日 | なごみ

 

「昨年に続いてオリジナルデザインのパン、可愛いでしょ?

当職の長年のモットーは『お金がないならアイディアで勝負』、です。

みなのリアクションはとても嬉しいものでした。

お金だの空々しいお世辞なんか要らなくて、相手の笑顔や喜びの声が聞きたいだけなのですよね。

材料費高騰の折、お店のご厚意により、お値段据え置きで若干小ぶりになりましたが、昨年より可愛さが増したような気もしています。

自画自賛?

すでに職員の約半数に届けました。

パーッと配って、はなさかじいさん並みですね。

週末にはセンダード市にいる娘にも渡します。

きみには見破られてしまいましたが、たしかにこのパンのデザインは女の子のパパでないと考えつかないでしょう。

キャロライン・ケネディ元駐日大使が父の日に寄せた文章が、当職はとても好きです。

『これまでに女性の役割について、重要で好ましい影響を与えた男性の多くには娘がいるが、それは偶然ではないと思う。』

カワイイと素敵で割り切れる、女性たちが生きやすい時代を作って行きたいですね。」

 

 

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離設

2025年02月17日 | なごみ

 市外在住の知人の母親が週に二回、火曜と金曜に通っているデイサービスで、たまたまその火曜日に利用者様の離設があり、次の利用日の金曜日に行ったところがまだ見つかっていない、とのことでした。
その話の中で、当法人の捜索体制や手順などを尋ねられた僕は、やはり初動が大事、とにかく私が見つけるのだ、という強い意志が一人一人にないと、と話しています。
そのうえで、30分を過ぎたらためらわずに警察へ報告すること。
体面などを考えている場合ではありません。
実際、通報により発見につながったケースが当法人にはあります。
入居系の施設ばかりでなく、離設はデイサービスでも起こりうるのだということを、来月の各事業所の全体ミーティングの際に心構えや、マニュアルの再読などを含めて話し合おうと考えています。

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企業広告

2025年01月10日 | なごみ

 地元紙が企画した介護サービス法人特集の年始広告へ、当法人はまた本市出身で在京のプロの女流漫画家に依頼したイラストを掲載しました。

初春らしい図案でありながら、モダンな色使いが新鮮で、とても素敵です。

 

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外部評価

2024年12月23日 | なごみ

 認知症高齢者グループホームは原則として毎年度、外部機関による「外部評価」を受審することが義務付けられています。
事前に提出する自己評価書の冒頭に、ホーム管理者が書く「事業所が特に力を入れている点・アピールしたい点」という欄があるのですが、これが限られた字数の中で四者四様に自施設を表したとてもいい文章なので、転載しておきます。

〇グループホームぽらん気仙沼
 利用者一人ひとりの個性をすべて受け入れ、各人の自己実現に向けて支援できるよう職員が不断の努力を続けている。
利用者と職員の関係性が近く、お互いを尊重しながら自立支援を行っている。また、職員間も同様で、お互いを認め、大切に思い合いながら共働している。
認知症キャラバンメイト研修受講者が複数名おり、認知症サポーター養成講座を開催して認知症に関する情報を地域に対して発信している。
代表者は妊娠中、産休、育休等職員の勤務時間や内容等について、様々な条件を受容するための職場環境の整備と意欲向上への支援に努めている。また、職員のキャリア形成にも力を入れている。

〇グループホームぽらん(社会福祉法人千香会)
 同一敷地内に姉妹法人の小規模多機能型居宅介護施設とグループホームが併設している。普段から行き来しており、交流を深めている。災害時においても協力・連携体制が整っている。
当施設では利用者様ができることに対して、役割を分担し活躍できる場の提供と実現を常に意識している。食事の準備や後片付け、洗濯物干しや洗濯物たたみ、縫物では雑巾縫い等の機会を作り、それを職員の見守りや共に行うことで、アットホームな雰囲気の中での生き生きとした生活につなげている。

〇グループホームポラーノ
 「穏やかな時間を共に過ごし、その人らしく、ありのままを受け入れます」をホーム理念に掲げ、職員全員が利用者様一人ひとりの気持ちに寄り添うことによって信頼関係を築き、お互いを尊重できる関係性の維持に努めています。自宅で過ごしていた頃と同じような生活環境の提供を心がけ、利用者様がやりたい事、達成感を得られる活動を考えて取り組んでいます。
ホームの近くに川が流れており、桜並木があって散歩するには最適の立地条件であり、また、散歩を通して近隣の方々との関係を築くことができています。家族様や、馴染みの方々との関係が途切れないよう、できる限りの支援を行っています。

〇グループホームポラーノの杜
 利用者様が、入居前の生活と変わらない安心した生活が送れるよう、職員は要望にお応えしながら支援に努めている。家族様には離れて暮らしていても安心していただこうと、毎月、写真付きで日常の様子を伝えるお便りや電話連絡を行っている。
日々の生活の中では、ホーム内の清掃や食事の準備、後片づけ、洗濯などを利用者様と職員が一緒に行い、残存機能の維持向上や達成感、やりがいを感じていただけるよう工夫と努力を重ねている。小正月のまゆだま飾りや七夕、クリスマスツリーなどを季節ごとに食堂ホールへ飾り、それを通して利用者様が過去の体験などを話し職員と共有することで、一層交流が深まり、アットホームな雰囲気が醸成されている。

 

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