ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

ハロー・グッドバイ

2018年03月31日 | Fab4

きみは強いな、と月に言った。

そうでしょうか、と月が答えた。

僕は弱い、と僕は嘆いた。

 

ハロー・グッドバイ(レノン/マッカートニー)

 

きみはイエスと言い

僕はノーと言う

きみはストップ

僕はゴー、ゴー、ゴー 

なんてこった

きみはグッドバイ

僕はハロー

ハロー ハロー
(ハロー・グッドバイ)
きみがどうしてグッドバイというのか分からない

僕はハローと言うよ

ハロー ハロー
きみがどうしてグッドバイというのか分からない

僕はハローと言うよ


僕はハイで

きみは不機嫌

きみがなぜ?と尋ね

僕はさあね、と答える

なんてこった

きみはグッドバイ

僕はハロー


ハロー ハロー
きみがどうしてグッドバイというのか分からない

僕はハローと言うよ

ハロー ハロー
きみがどうしてグッドバイというのか分からない

僕はハローと言うよ


きみはイエスと言い(僕はイエスと答え)

僕はノーと言う(本気でノーじゃないかも知れない)


きみがストップ(僕はとどまれるかも)

僕はゴー、ゴー、ゴー(行くべき時が来るまで)

なんてこった

 

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不忍人之心

2018年03月30日 | 珠玉

「NPO法人なごやかが初めて県外に設置するグループホームカムパネルラ岩手のオープンまで1ヶ月を切ったある日のこと、グループホーム虔十のY管理者が僕の事務所へ前ぶれもなく現れた。

この時期に来ているというのにいまだ主要な人事について決めかねていた僕の顔は相当憔悴していたに違いない。

大丈夫ですか、理事長。

う~ん、なんとかなりますよ。大丈夫。

その実、なんともならないでいた。

私が管理者を務めましょうか?

ひどく驚きながら僕は思った、このひとは、孟子が言うところの「人に忍びざるの心」(他人の不幸を見過ごせない心)をもって僕を訪ねてきたのだ。

自身の損得や、これから待ち構えている辛苦などまるで考えることなく。

手を差し伸べられた僕はさながら、井戸に落ちそうな幼児なのかもしれない。

僕は恥を忍んで、その思いやりに甘えることにした。」

「あの日のことを思い返すたび、」理事長は続けた、「僕は涙が出る。恥ずかしいのか、申し訳ないのか、ありがたいのか、嬉しいのか、分からないけれど、ひとのまごころに触れた特別な日だったことだけは確かだ。あれからちょうど八年がたつ。」

※ 

「孟子曰はく『人皆人に忍びざるの心有り。先王人に忍びざるの心有りて、斯(ここ)に人に忍びざるの政(まつりごと)有り。人に忍びざるの心を以て、人に忍びざるの政を行はば、天下を治むること之を掌上に運(めぐ)らすべし。

人皆人に忍びざるの心有りと謂ふ所以(ゆゑん)は、いま人たちまち孺子(じゅし)のまさに井(せい)に入らんとするを見れば、皆怵惕(じゅつてき)惻隠の心有り。(後略)』」

 

訳「孟子が言った、『人には皆、他人の不幸を見過ごせない心がある。古代の聖王は、人の不幸を見過ごせない心があったから、人の不幸を見過ごせない政治が行われた。人の不幸を見過ごせない心で、人の不幸を見過ごせない政治を行えば、天下を治めることは、手のひらにのせてころがすようにたやすくできる。

人には皆、他人の不幸を見過ごせない心があるというその理由は、もし人が今にも幼児が井戸に落ちそうになっているのを見たなら、皆はっと驚いて痛ましいと思い、助けようとするだろうから。(後略)』」

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逆立ち④

2018年03月29日 | 珠玉

 新年度に向けて、新しい活動車を導入しました。

よく見ると、ある意味、通し番号です。

新年度も、末広がりの良い一年になりますように。

 

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エレベーター

2018年03月27日 | 日記

 自分の老いを最も感じるのは、新しめのエレベーターに乗った時だ。

行き先ボタンの上に組み込まれた室内モニターに、初老の男性の頭頂部が映し出されているのを見て愕然としてしまう。

これはホントに自分なのか、と振り向いてきょろきょろするのだが、モニター画面にはやはりきょろきょろしている男が一人映っているだけ。

どうにも現実を受け入れるしかないようだ。

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桜餅

2018年03月24日 | 日記

 桜おはぎというものを初めて食べたのですが、名称から受ける豊かなイメージとはちょっと違い、葉のない(桜の花の塩漬けは載っていたけれど)大きめの道明寺、といったカンジで、いま一つでした。

 ところで、桜餅に巻かれた桜の葉の塩漬けは食べるのか、食べないのか。

答えは、食べない方がいい、です。

あれは味と香りづけのためと、乾燥防止のためのもので、そこを手で持って食べるからではありません。

茶席での食べ方を紹介すると、まず皿に載った桜餅の葉を折り返して餅の下に敷き込み、黒文字(楊枝)を使って一口大に切り分けながら食べる。

葉は、小さくまとめて皿の奥へ置く。

葉が柔らかい場合は、包まれたままの形で餅と一緒に食べ、残った葉や軸は、懐紙に包んで持ち帰る。

書いただけでなにかもう、きれいですね。

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