「本日もオレンジカフェぽらんにいらしていただき、ありがとうございます。
9月末からの全5回と短い間でしたが、こうしてみなさんとお会いして、介護のこと、認知症のこと、あるいは地域の気になる高齢者の方のことなどを、毎回忌憚なくお話しできたことは、とても貴重な経験になりましたし、それにより計らずも地域の抱える問題点が、ぼんやりとではありますが浮かび上がってきたかのようにも感じております。
認知症カフェの形につきましては、すでに全国各地で行われている先駆的事業もありますが、このオレンジカフェぽらんは当法人の持つ優しく丁寧なホスピタリティとサービスをメインに組み立ててみました。
参加されてみて、いかがでしたでしょう?
新しいことに取り組むには、冒険心と好奇心、それに批判や批評を受けとめる小さな勇気が必要です。
それが当法人にはあり、そんな我々へ今回この事業を委託して下さった宮城県さん、気仙沼市さんに、この場をお借りして、改めて感謝申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。
来年度は、当市のあちこちにさまざまな色・形のカフェが花咲くことを願ってやみません。」
各 位
寒冷の候、時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、平成22年2月より営業を続けてまいりましたケアプランセンターポラーノにつきまして、平成28年1月末日をもちまして廃止することとなりました。
今後はケアプランセンターポラーノ職員が新規開設する「合同会社上舟ポラーノ在宅介護ケアプランセンター事業所」にて引き続き同様のサービスを提供させていただきます。
現在ご利用いただいております利用者様はじめ、みなさまにはできる限りご不便をおかけすることがないよう心掛けながら進めてまいりますので、なにとぞご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、合同会社上舟ポラーノ在宅介護ケアプランセンター事業所につきましては、平成28年2月1日より下記のとおり営業してまいりますので、これまで以上のご指導とご鞭撻を賜りますよう、併せてお願い申し上げます。
名称 合同会社上舟ポラーノ在宅介護ケアプランセンター事業所
事業所番号 現在申請中
住所 〒987-0511
宮城県登米市迫町佐沼字上舟丁33番地8
連絡先
TEL 0220-22-3958
FAX 0220―23-9540(いずれも現事業所と変わりません)
津波で流失した活動車や職員の自車、それに事業所の備品を調達するため、いち早く岩手内陸部へ行き、安価な中古車や家具を大量に購入した。
どのお店の方々も別段足元を見るわけでもなく、非常に同情的で、値引きしてくれたり、中古のノーマルタイヤセットや、米や肉を励ましの言葉とともに積んでくれたりした。
あのとき、ひとの情けに触れたと思っている。
その方々とは今でもお付き合いしていて、先日も活動車を買い付けに行ってきた。
あっという間に商談が成立し、とんぼ返りで事務所に戻ると、電話が鳴った。
販売店からだった。
「ナンバーはいつも通りですよね?(なぜか笑い)」
僕も吹き出しながら、そうです、そうです、言い忘れましたね、と答えた。
映画「東京物語」に描かれた、戦争未亡人になった次男の嫁(原節子)の、はるばる尾道から上京してきた義父母(笠智衆・東山千栄子)への気遣いともてなしは、いつ観ても丁寧で優しく、行き届いていて、泣けてくる。
日本人の美しさ、というやや手垢のついた表現は、本来こういう時に使うものだと思う。
特に写真のエピソード。
下だと1時間21分50秒からだ。
驚いたことに、昨年これに近いことが我が身に起こった。
ただし相手は家族ではなく、状況ももっとフォーマルだったが。
たぶんもう、そんなことは二度とないだろう。
ありがと(尾道弁で)。
これが最後の試合と決めていたが、その相手は戦歴中最大・最強で、冷徹に分析してみるに形勢は不利だった。
孫子にも、勝算無きは戦うなかれ、と記されている。
それでも今回だけはあえてリングに上り、結果、素手でマンモスを倒した。
もちろん、いつも通り入念に準備はしたものの、最後の最後は運、だったのかもしれない。
ならば運はこれで使い果たした。
先に決めていたように、もうリングに上るのはやめよう。
ベルトを胴に着けたまま、引退する。
「レイジング・ブル」(1980年)